IT業界の新卒採用担当者は未経験者のプログラマー適性の見極めに悩まれているのではないでしょうか。

これだけIT業界、IT企業が躍進、業界全体としての採用人数も増えていく中で、エンジニア、プログラマーを育成する機関の増加が追いついていないため構造的に人材不足が起こっています。
※以下、エンジニア、プログラマーを総称してプログラマーとします。

しかし、未経験者でプログラマーとしてのポテンシャルがある人材を見極めるにはどうしたら良いのでしょうか。

プログラマー適性を見極める2つの軸

programming

「好きこそものの上手なれ」この言葉がプログラマー適性の有無をよく表しています。

できる or できない、好き or 嫌いの2軸でプログラマー適性を考えます。
好き を 楽しい、面白い、 嫌いを つまらない、面白くないと置き換えてもらっても大丈夫です。

できる×好き = プログラマー適性◯
できる×嫌い = プログラマー適性✕
できない×好き = プログラマー適性◯
できない×嫌い = プログラマー適性✕

つまり、少しプログラミングを体験してみて、「好き」「面白い」と感じた方は現在は未経験でも、プログラマーとしての適性があると思います。
逆に、「やれと言われればできる」けど「面白くない」という方は職業としてプログラマーをやっていくことは向いていないと思います。

ただし、この方法では少しプログラミング体験を行う必要があります。

数時間でプログラミングを擬似体験する方法

ここで問題なのはどのようにしてプログラミングを体験させるか、ということです。
実際にプログラミングのコードを書くには講義が必要となり、それなりの時間を要します。
それなりの時間とは、現実的には1週間以上の期間が必要となります。

新卒採用において1週間以上の期間をかけてプログラマー適性を見極めるということはなかなか難しいと思います。

そこでプログラミングを数時間で疑似体験できるツールを2つ紹介したいと思います。

1.アルゴロジック

アルゴロジック

アルゴロジックのホームページを開く

一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)が開発したソフトウェアで、ロボットをスタートからゴールまで到達するようなアルゴリズムを作成するゲームです。

1名、もしくはチームで1名のPCが必要となります。

2.フローチャートパズル

フローチャートパズル

フローチャートパズルについて詳しく知る

弊社が開発したカードゲーム型のプログラミング疑似体験ゲームです。
与えられたパズル課題を完成させるように「変数カード」「演算子カード」などを組み合わせていきます。

実施にPCが不要なので、手軽に実施することができます。

まとめ

新卒採用において未経験者のプログラマー適性を見極めるには

1.プログラミングを疑似体験してもらう
2.「できる」「できない」ではなく、「好き」かどうかを問う

というプロセスが有効です。


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