「どうすれば利益が上がるのか?」という新入社員研修中の受講者の一言
先週、岡山県で某企業様の新入社員研修を講師派遣型で実施させていただきました。
実施したのはビジネスゲーム財務の虎を使った、会計基礎研修です。
財務の虎のイメージ画像はこちらです。
※画像は実施当日のものではありません。
財務の虎の詳しい実施の流れについては下記をご覧ください。
財務の虎実施の流れ
受講者は高卒〜大卒まで含めて16名。経理部に配属される人はいないが、会社のお金の流れを知ってほしいというご担当者様の意図があり、ご導入いただきました。
「どうすれば利益が上がるの?」という受講者の声
ルール説明+練習ラウンドを終え、本番の途中で、ある受講者が「ん?これ、どうすれば利益が上がるんだ?」とボソッと声を漏らしました。練習ラウンドでゲームルールの理解ができたため、本番でどうすれば勝てるか?を考えだしたから出てきた一言だと思います。
財務の虎では、ゲームの勝利条件は4ラウンド目終了時の利益剰余金の多いプレイヤーということになっています。
つまり1〜4ラウンドの利益の累積額が多いほうが良いということです。では、どうすれば利益額を増やすことができるのか?そんなことを考えていたのだと思います。
財務の虎ではゲーム終了後に振り返りがあり、そこで利益についての説明がありますが、ちょうどいいタイミングだったので、利益を上げるには売上を上げるか、コストを下げるかだよ、と下図の様なことを口頭で説明しました。
当然、売上を上げるには販売数を増やす、販売単価を上げるということになります。(下図)
なお、売上増加のロジックツリーについてか過去記事でもご紹介していますのでそちらもご覧ください。
売上拡大のためのロジックツリー(穴埋め形式)
財務の虎で言えば、販売数を増やすには社員の採用が必要となります。また、単価を上げるにはベッドを販売する必要があります。
※ゲーム中でしたのでここまでは説明しませんでした。
講師として嬉しかったのは、ゲームを通してどうすれば利益額を上げることができるのか?をしっかりと考えてくれたことです。
こちらの企業様では財務の虎の実施の翌日には経理部の方からの座学形式の研修が用意されているようで、ゲームで全体像を掴み、座学でより細かいところを補えるというとてもよい構成だと思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「どうすれば利益が上がるのか?」という新入社員研修中の受講者の一言というテーマで実施事例をご紹介しました。
財務の虎の概要はこちらをご覧ください。
実施をご検討頂ける場合は下記よりお問い合わせください。詳細の資料をPDFにてお送りさせていただきます。