無言語コミュニケーションという研修スタイル
今回は他社様の研修がとても興味深かったのでご紹介したいと思います。(案件などではなく、良いと思ったので勝手にご紹介しています)
それが、無言語コミュニケーションという研修のスタイルです。
私がこの無言語コミュニケーションというキーワードを知ったのはこちらの記事でした。
職場コミュニケーション、もし「言葉」を禁じたら…村田製作所の「無言語」研修の狙い
こちらの記事によれば、出雲村田製作所様にて実施されたのがこの無言語コミュニケーション研修、ということで、講師の方が聴覚障害者であるというのも我々には提供できない強みとなっていると思います。
ワークとして紹介されていたのが仲間探しというもので、下記のようなルールのようです。
他の人が何を持っているかは分からない。
「生卵」のカードを持つ人が、手で丸を作ったり、
鳥が羽ばたくまねをしたりすると、それを見てすぐに
たくさんの仲間が「自分も同じだ」と集まってくる。
「すぐに見つかって良かった」とニヤリと見やって講師を呼び、
カードを一斉に開けると、実は「ゆで卵」や「ニワトリ」のカードを持つ人ばかり。
とてもシンプルなルールながら、実際にやってみると無言語の壁にぶつかり、自分も同じような結論になってしまうことが容易にイメージできます。
ワーク後の振り返りでは講師の方からこんなフィードバックがあるようです。
と思い込んでいると、このワークはクリアできない。
相手に合わせて表現を変えられるかどうかが大事」と種明かしした。
まさにダイバーシティ&インクルージョンの本質だと思います。また、最近注目されているアサーティブコミュニケーションにも繋がる部分があると思います。そして何より楽しそうですね。
なお、こちらの研修を提供されているのが株式会社サイレントボイス様ということですので
下記にホームページへのリンクを張っておきます。
株式会社サイレントボイス NPO法人サイレントボイス 様ホームページ
弊社で提供している無言語コミュニケーション研修
なお、弊社でも無言語コミュニケーション研修という題目で提供しているわけではないのですが、ダイバーシティ&インクルージョンやアンコンシャス・バイアスの研修ワークとして、無言語コミュニケーションのワークを提供しています。
それがバーンガというワークです。
バーンガも無言語、つまり、ジェスチャーのみでワークを行いながら自分の当たり前と他の人の当たり前の違いに気づくことができます。
バーンガの説明はこちらからご覧いただけます。
異文化コミュニケーションを体験するゲーム「バーンガ」
また、概要はこちらからご覧いただけます。
また、グラマも無言語コミュニケーション研修に使えるゲームとなります。
グラマは視覚障害者の方と一緒に実施できるゲームとなっております。
詳しくはこちらをご覧ください。
視覚障害者の方と一緒にグラマの体験会を実施しました
まとめ
いかがでしょうか。今回は無言語コミュニケーションという研修スタイルについてご紹介しました。
ぜひこちらの記事もご覧いただければと思います。