答えがないコンセンサスゲーム「無人島SOS」

今回は答えがないコンセンサスゲーム「無人島SOS」についてご紹介したいと思います。
弊社ではすでにいくつかのコンセンサスゲームを提供していますが、中には答えがWEBに載っていないコンセンサスゲームはありませんか?というご質問をいただきます。
ただ、残念ながらこの時代に答えがWEBに載っていないコンセンサスゲームを探すのは難しいと思います。
あるとしたら、現時点であまり利用されていない可能性が高いと思います。
そこで、今回は、そもそも答えがないコンセンサスゲームとして、小中学校などで使われることの多い無人島SOSをご紹介したいと思います。
答えがなければ解答がWEBに載ってないというオチですね。。。。
答えがないコンセンサスゲーム「無人島SOS」
無人島SOSの設定は以下のとおりです。
ところがひどい嵐がやってきて、船は岩にぶつかりに壊れてしまいました。
必死で泳ぎますが、気を失ってしまいました。
何日かたって、あなたは、無人島に流れ着きました。
果てしない海と青い空。
島には、ちいさな森、果物魚などの食べ物、そして、水がありますが、
ほかには何もありません。
そこで、島で生き抜くために、何が必要でしょうか。
以下のアイテムから必要だと思うものを8つ選んでください。
・ナイフとフォーク
・マッチ
・ナベ
・斧
・ウイスキー
・ロープ
・海図(海の地図)
・テント
・毛布
・時計
・ラジオ
・薬
・裁縫セット
・カメラ
・タオル
・えんぴつと紙
・望遠鏡
無人島SOSには答えがないので、実施の流れはこのようになります。
2.選んだものをグループで話し合う
3.答えを発表する
4.得点を計算する
5.合意形成についての振り返り
無人島SOSには複数のバージョンが存在
無人島SOSには、出題する団体や教材によって少なくとも3種類以上のバージョンが流通しています。アイテムのリストが異なる、状況設定が異なる、選ぶ個数が異なる(8つ/5つ/1つ)など、ルールに統一規格はありません。これは「無人島SOS」が学校教育・地域教育・道徳教材など複数の現場で独立して発展してきたためです。代表的なバージョンの違いを以下にまとめます。

画像引用:https://twitter.com/nurture_hearts/status/1062275050236047360
例えばアイテム違いで言えばこのような品物リストが存在します。
B 箸
C 毛布
D 傘
E 望遠鏡
F 包丁
G 釣り道具
H のこぎり
I 裁縫道具
J 時計
K ロープ
L 鉛筆と紙
M マッチ(100本)
N テント
O 薬
P ライト(電池 24 時間分)
Q トイレットペーパー
参考:https://www.saga-ed.jp/kenkyu/kenkyu_chousa/h25/03_doutoku/documents/wa1.pdf
上のリンク先のワークシートでは5つ選ぶということになっています。
※上画像ともチョコレートが無いなど、異なっています
他にも最も重要なものを1つ選ぶ、というやり方もあるようです。
・鍋
・斧
・ウイスキー
・ロープ
・海図
・テント
・毛布
・時計
・ラジオ
・薬
・本
・裁縫道具
・カメラ
・タオル
・鉛筆と紙
・望遠鏡
・ペット
無人島SOSに関するよくある質問
Q. 無人島SOSは何人くらいで実施するのが適切ですか?
A. 一般的には1グループ4〜6人で実施され、参加者全員が発言しやすい規模が推奨されます。学級単位(30名前後)の場合は5〜6グループに分割します。
Q. 所要時間はどのくらいですか?
A. 個人選定10分、グループ議論30〜40分、振り返り10〜15分の計60〜70分が標準です。短縮版なら30分程度でも実施可能です。
Q. 答えがないコンセンサスゲームと答えがあるゲームはどう使い分けますか?
A. 答えがないゲーム(無人島SOS)は議論プロセスと多様な意見の尊重を学ぶのに向き、答えがあるゲーム(NASAゲームなど)は判断の正しさや論理的根拠の重要性を体験するのに向きます。
Q. 学校以外のビジネス研修でも使えますか?
A. 使えますが、ビジネス研修ではゴールを明確化したい場合は答えあり版(NASAゲーム等)のほうが振り返りの納得度が高い傾向があります。チームビルディング目的なら無人島SOSも有効です。
Q. 無人島SOSの正解はありますか?
A. ありません。出題ごとに「必要だと思うものを選ぶ」までがゴールであり、グループでの合意プロセスそのものが学習対象です。
コンセンサスゲームをご検討中の方へ
いかがでしょうか。今回は答えがないコンセンサスゲーム「無人島SOS」をご紹介しました。
「無人島SOS」以外にも答えがないコンセンサスゲームとして、「無人島での出来事」があります。

詳しくはこちらをご覧ください。
コンセンサスゲーム:「無人島での出来事」のやり方
ただし、個人的にはやはり答えがあったほうがワーク後のモヤモヤ感が解消されるのではないか?と思っています。
順位などもつかないのでビジネスパーソンが実施するには若干面白みにも欠けるかなと思います。
もし、どのコンセンサスゲームを実施しようか迷っているという方がいらっしゃればまずはNASAゲームをオススメします。

というのも、2026年4月現在、NASAゲームの導入社数は約560社、受講者満足度は4.81(5点満点)となっております。

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他のコンセンサスゲームについてはこちらをご覧ください。
4つのコンセンサスゲーム(NASA、砂漠、雪山等)の違いとは?

