答えがないコンセンサスゲーム「無人島SOS」|4ステップで合意形成を体験するインフォグラフィック

今回は答えがないコンセンサスゲーム「無人島SOS」についてご紹介したいと思います。

弊社ではすでにいくつかのコンセンサスゲームを提供していますが、中には答えがWEBに載っていないコンセンサスゲームはありませんか?というご質問をいただきます。
ただ、残念ながらこの時代に答えがWEBに載っていないコンセンサスゲームを探すのは難しいと思います。
あるとしたら、現時点であまり利用されていない可能性が高いと思います。

そこで、今回は、そもそも答えがないコンセンサスゲームとして、小中学校などで使われることの多い無人島SOSをご紹介したいと思います。

答えがなければ解答がWEBに載ってないというオチですね。。。。

【結論】 答えがないコンセンサスゲームの代表例が「無人島SOS」です。WEB上に正解が載っていないため、参加者は議論と合意形成プロセスそのものに集中できる利点があります。一方、ビジネス研修では答えあり版(NASAゲームなど)の方が振り返りでの納得感が高く、満足度も上がる傾向です。教育目的や対話プロセス重視なら無人島SOS、研修効果を見える化したいなら答えあり版を選ぶのがおすすめです。

目次

1. 答えがないコンセンサスゲーム「無人島SOS」
2. 無人島SOSには複数のバージョンが存在
3. 無人島SOSに関するよくある質問
4. コンセンサスゲームをご検討中の方へ

答えがないコンセンサスゲーム「無人島SOS」

無人島SOSの設定は以下のとおりです。

あなたは、世界一周の船旅を楽しんでいました。
ところがひどい嵐がやってきて、船は岩にぶつかりに壊れてしまいました。
必死で泳ぎますが、気を失ってしまいました。

何日かたって、あなたは、無人島に流れ着きました。
果てしない海と青い空。
島には、ちいさな森、果物魚などの食べ物、そして、水がありますが、
ほかには何もありません。

そこで、島で生き抜くために、何が必要でしょうか。
以下のアイテムから必要だと思うものを8つ選んでください。

・ナイフとフォーク
・マッチ
・ナベ
・斧
・ウイスキー
・ロープ
・海図(海の地図)
・テント
・毛布
・時計
・ラジオ
・薬
・裁縫セット
・カメラ
・タオル
・えんぴつと紙
・望遠鏡

参考:http://ayumu.ikora.tv/e53509.html

無人島SOSには答えがないので、実施の流れはこのようになります。

1.個人で必要なものを8つ選ぶ

2.選んだものをグループで話し合う

3.答えを発表する

4.得点を計算する

5.合意形成についての振り返り

無人島SOSには複数のバージョンが存在

無人島SOSには、出題する団体や教材によって少なくとも3種類以上のバージョンが流通しています。アイテムのリストが異なる、状況設定が異なる、選ぶ個数が異なる(8つ/5つ/1つ)など、ルールに統一規格はありません。これは「無人島SOS」が学校教育・地域教育・道徳教材など複数の現場で独立して発展してきたためです。代表的なバージョンの違いを以下にまとめます。

無人島SOSのバージョン違い例
画像引用:https://twitter.com/nurture_hearts/status/1062275050236047360

例えばアイテム違いで言えばこのような品物リストが存在します。

A 鍋
B 箸
C 毛布
D 傘
E 望遠鏡
F 包丁
G 釣り道具
H のこぎり
I 裁縫道具
J 時計
K ロープ
L 鉛筆と紙
M マッチ(100本)
N テント
O 薬
P ライト(電池 24 時間分)
Q トイレットペーパー

参考:https://www.saga-ed.jp/kenkyu/kenkyu_chousa/h25/03_doutoku/documents/wa1.pdf

上のリンク先のワークシートでは5つ選ぶということになっています。
※上画像ともチョコレートが無いなど、異なっています

他にも最も重要なものを1つ選ぶ、というやり方もあるようです。

・ナイフとフォーク
・鍋
・斧
・ウイスキー
・ロープ
・海図
・テント
・毛布
・時計
・ラジオ
・薬
・本
・裁縫道具
・カメラ
・タオル
・鉛筆と紙
・望遠鏡
・ペット

無人島SOSに関するよくある質問

Q. 無人島SOSは何人くらいで実施するのが適切ですか?

A. 一般的には1グループ4〜6人で実施され、参加者全員が発言しやすい規模が推奨されます。学級単位(30名前後)の場合は5〜6グループに分割します。

Q. 所要時間はどのくらいですか?

A. 個人選定10分、グループ議論30〜40分、振り返り10〜15分の計60〜70分が標準です。短縮版なら30分程度でも実施可能です。

Q. 答えがないコンセンサスゲームと答えがあるゲームはどう使い分けますか?

A. 答えがないゲーム(無人島SOS)は議論プロセスと多様な意見の尊重を学ぶのに向き、答えがあるゲーム(NASAゲームなど)は判断の正しさや論理的根拠の重要性を体験するのに向きます。

Q. 学校以外のビジネス研修でも使えますか?

A. 使えますが、ビジネス研修ではゴールを明確化したい場合は答えあり版(NASAゲーム等)のほうが振り返りの納得度が高い傾向があります。チームビルディング目的なら無人島SOSも有効です。

Q. 無人島SOSの正解はありますか?

A. ありません。出題ごとに「必要だと思うものを選ぶ」までがゴールであり、グループでの合意プロセスそのものが学習対象です。

コンセンサスゲームをご検討中の方へ

いかがでしょうか。今回は答えがないコンセンサスゲーム「無人島SOS」をご紹介しました。

「無人島SOS」以外にも答えがないコンセンサスゲームとして、「無人島での出来事」があります。

詳しくはこちらをご覧ください。

コンセンサスゲーム:「無人島での出来事」のやり方

ただし、個人的にはやはり答えがあったほうがワーク後のモヤモヤ感が解消されるのではないか?と思っています。
順位などもつかないのでビジネスパーソンが実施するには若干面白みにも欠けるかなと思います。

もし、どのコンセンサスゲームを実施しようか迷っているという方がいらっしゃればまずはNASAゲームをオススメします。
NASAゲーム

というのも、2026年4月現在、NASAゲームの導入社数は約560社、受講者満足度は4.81(5点満点)となっております。

最新の満足度はこちらからご覧いただけます。

弊社では講師派遣以外の選択肢として、ゲームキットの貸し出しによる社内講師での実施も可能です。

他のコンセンサスゲームについてはこちらをご覧ください。

4つのコンセンサスゲーム(NASA、砂漠、雪山等)の違いとは?


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