傾聴研修で伝えたい「基本的傾聴の連鎖」
今回は傾聴研修で伝えたい「基本的傾聴の連鎖」をご紹介したいと思います。
そもそも、基本的傾聴の連鎖とは何かというと、以下のように説明されています。
信頼関係(ラポール)構築のスキル
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11800000-Shokugyounouryokukaihatsukyoku/h24text-15.pdf
説明文の中に出てくるかかわり行動については過去のブログにも記載しておりますのでそちらをご覧いただければと思います。
信頼関係を構築するための「かかわり行動」
また、基本的傾聴の連鎖の説明として、かかわり行動を土台にしてという表現がありますが、図にすると以下のようになります。
信頼関係(ラポール)構築のスキル
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11800000-Shokugyounouryokukaihatsukyoku/h24text-15.pdf
これはキャリアカウンセリングなどをはじめとするカウンセリングを学ぶとでてくるマイクロ技法を体系化した図ですが、画像下の青枠部分がかかわり行動、その上に赤枠の基本的傾聴の連鎖が乗っかっているようなピラミッド構造となっています。
ステップ化すると下図のようにも表現できますが、かかわり行動と基本的傾聴の連鎖は信頼関係の構築に有効とされ、基本的傾聴の連鎖は、相手の把握のステップにも入っていきます。
そして、基本的傾聴の連鎖には以下の4つの行動が挙げられます。
例えば、開かられた質問、閉じられた質問では、必ずしも開かられた質問が良いかというとそうでもなく、相手の言語能力や利用できる時間によっては閉じられた質問のほうが効果的な場合もあります。
まとめ&関連製品の紹介
いかがでしたでしょうか。今回は傾聴研修で伝えたい「基本的傾聴の連鎖」をご紹介しました。
参考になれば幸いです。
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