MITのアクティブラーニングとNASAゲームの共通点

受動的な座学では届かない理解の定着とコミュニケーション力の向上を、企業研修でも同じ仕組みで再現できます。
目次
1. MIT(マサチューセッツ工科大学)でのアクティブラーニング
2. NASAゲームでピアインストラクションを実現する
3. まとめ
4. よくある質問
5. NASAゲーム|合意形成研修導入をご検討の方へ
ご存知の方も多いと思いますが、大学教育では「アクティブラーニング」に注目が集まっています。
ここではアクティブラーニングとは何か、についての詳細は書きませんが、
となります。
アクティブラーニングのための「手法」はPBL(Project base learning)やディスカッション、演劇を用いたインプロなどさまざま存在しますが、弊社が提供している「ビジネスゲーム」もその1つと言えるでしょう。
少し前の発表にはなりますが、MIT(マサチューセッツ工科大学)でのアクティブラーニングについて、紹介している資料がありましたので紹介したいと思います。
MIT(マサチューセッツ工科大学)でのアクティブラーニング
東京大学現代教育ニーズ取 組支援プログラム『ICT を活用した新たな教養教育の実現』という資料の中に、MITのアクティブラーニングのやり方が紹介されていました。
http://www.kals.c.u-tokyo.ac.jp/gp/archives/InternationalSymposium2008.pdf
世界屈指の大学であるMIT(マサチューセッツ工科大学)の物理学の授業で「コンセプトテスト」と呼ばれる取り組みが紹介されています。
やり方はこうです。
2.生徒は個別に回答する
3.3〜9名程度の生徒グループを作り、ディスカッションさせる
4.グループで回答する
このやり方は「ピアインストラクション (Peer Instruction)」と呼ばれる手法です。
効果について前述の資料にはこのように記述がありました。
多くの学生は、全然分かっていないわけでなく、ほんの一部が分かっていないからなのですね。
そこで、仲間同士で教え合うというのが非常に素晴らしいところなんです。
NASAゲームでピアインストラクションを実現する
【要点】NASAゲームは、宇宙船で月に不時着した想定で生存に必要な15アイテムを優先順位付けする合意形成ゲームです。個人で順位を決めた後にグループで議論し再回答することで、NASA模範解答との誤差が縮まり、ピアインストラクションと同じ「個人→対話→理解の向上」サイクルを体験できます。

弊社が提供しているNASAゲームという合意形成ゲームがまさにピアインストラクションを活用しています。
2026年7月現在、NASAゲームの導入社数は約570社、受講者満足度は4.82(5点満点)となっております。

NASAゲームについて詳細を知りたい方はこちらを御覧ください。
グループワークで使えるNASAゲームのやり方
NASAゲームは「月に不時着した宇宙飛行士」というテーマ設定で、母船から320km先に不時着してしまいました。手元に残ったアイテムは15個。
・宇宙食
・ナイロン製ロープ(15m)
・落下傘の布(パラシュート)
・ソーラー発電の携帯用暖房器
・45口径ピストル(2丁)
・粉ミルク(1箱)
・酸素ボンベ45kg(2本)
・月からみた星座表
・救命いかだ(救命ボート)
・磁石コンパス
・水(19リットル)
・信号用照明弾
・注射器入りの救急箱
・ソーラー発電式FM送受信機
この15個のアイテムに1から15番までの優先順位をつけよというゲームです。
コンセプトテスト同様、まずは1人で考え、その後、グループで考えます。
結論としては、やはり、グループで考えたほうが「合意形成を行うのは大変」ですが、NASAによる模範解答(≒正解)には近づきます。
まとめ
【要点】NASAゲームは合意形成を学ぶゲームであり、物理学の理解度評価とは異なりますが、ビジネスと学校の双方で大きな効果が期待できます。ビジネスにおいては、会議で多様な意見が出ることでより良案が導き出され、学校においては、理解度の促進やコミュニケーション能力の向上に役立ちます。
NASAゲームは「合意形成」について学ぶゲームですので、物理学への理解度という評価基準とは異なりますがビジネスにおいて、会議で多様な意見が出たほうが良案がでるくこと、学校においては、理解度の促進、コミュニケーション能力の向上が期待できます。
NASAゲームについて詳細を知りたい方はこちらを御覧ください。
グループワークで使えるNASAゲームのやり方
よくある質問
Q. MITのアクティブラーニング(ピアインストラクション)とは何ですか?
A. 教員が一方的に講義するのではなく、概念質問→個別回答→グループディスカッション→再回答というサイクルで、受講者が能動的に学ぶ授業形式です。物理学者エリック・マズール氏がハーバード大学で広めた手法として知られ、MITでも積極的に採り入れられています。
Q. NASAゲームとはどのようなゲームですか?
A. 月面に不時着したという設定で、生存に必要な15のアイテムを重要度順に並べるグループワーク型のコミュニケーションゲームです。個人で順位を決定→グループで議論し合意形成→グループとして再回答というステップを踏み、合意形成とチームの意思決定を体験的に学べます。
Q. 両者の共通点はどこにありますか?
A. 「個人で考える→ピア(仲間)同士で議論する→再回答する」という能動的学習プロセスが共通しています。教え合いを挟むことで、個人回答の段階より正答率や理解度が大きく向上する点も同じです。
Q. 企業研修にどう活かせますか?
A. 講義型の研修だけでは知識が定着しにくいケースでも、個人ワーク→グループディスカッション→再回答という構造を組み込むことで、理解度の促進とチーム内コミュニケーションの向上を同時に狙えます。NASAゲームのようなゲーミフィケーション型コンテンツは、その仕組みを短時間で体験させる手段として有効です。
NASAゲーム|合意形成研修導入をご検討の方へ
【要点】NASAゲームは「月に不時着した宇宙飛行士」設定で15個のアイテムを優先順位付けするグループワーク型コミュニケーションゲームで、合意形成とチームの意思決定を体験的に学べます。講師派遣またはキットレンタル(社内講師で実施可能)の2パターンで提供しており、詳細な台本(スピーカーノート)付きの運営スライドにより準備工数を抑えて研修を内製化できます。各コンテンツの詳しい資料は無料で請求いただけますので、まずは資料請求フォームよりお問い合わせください。
弊社ではNASAゲームを講師派遣、または、キットのレンタル(社内講師で実施可能)の2パターンでご提供しております。(有料)

各スライドには社内講師の方でも進行できる詳細な台本(スピーカーノート)が付属しており、初めての方でも安心して実施いただけます。
詳細な資料、お見積りをご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

