今回は個人&チームのタスクマネジメントを学ぶビジネスゲーム研修として「チームクリップ」をご紹介したいと思います。

タスクネジメントのスキルはビジネスにおいて必須ですが、実際の現場では「個人の努力」だけでは解決できないできません。なぜなら、私たちが仕事をしている環境が「チームでの協働」を前提としているからです。

タスクマネジメントというとつい、「個人の仕事のやり方の問題」とみなされがちですが、タスクマネジメントは、本来「個人の生産性」だけでなく、チーム全体の業務がスムーズに回る状態を作ることが目的です。

そこで重要になるのが、「個人のタスクマネジメント」と「チームのタスクマネジメント」という2つの視点です。

個人のタスクマネジメントとは

まず、個人のタスクマネジメントとは、自分自身が持つ業務を整理し、優先順位をつけ、効率よく進めるためのスキルです。

具体的には以下のような要素が上げられます。

・ToDoの整理
・スケジュール管理
・優先順位付け(緊急性と重要性のマトリクス)

これによって、個人の作業スピードや成果の質は確かに向上します。
ただし、ここで生まれるのはあくまで「自分自身の最適化」です。

チームのタスクマネジメントとは

一方で、チームのタスクマネジメントは「仕事をチームで回す仕組み」を整えることが目的です。

具体的には以下のような要素が上げられます。

・目標/全体像の共有
・役割分担の明確化
・進捗の報告/連絡/相談

全体像が見えていなかったり、優先順位が共有できていないと、次のようなすれ違いが起きます。

株式会社HEART QUAKE

Aさん

私はこのタスクが優先だと思っていた

お客様

Bさん

いや、全体から見たらこっちが重要でしょ

個人レベルでは正しい判断でも、全体最適から見ると非効率になることが多くあります。

つまり、タスクマネジメントは「個人最適 × チーム最適」の両方で成り立つスキルなのです。

しかし、チームタスクマネジメントは「知識だけ」では身につからない

「タスクを見える化しましょう」
「優先順位を合わせましょう」

言葉では簡単に聞こえますが、実際には

・人ごとの視座の違い
・暗黙の前提や遠慮、連絡不足
・忙しさによる判断停止

などの影響で、実行が難しい場合が多くあります。

だからこそ、必要なのは「体験を通じて学ぶこと」です。
この体験には失敗も、成功も含まれます。

個人&チームのタスクマネジメントを体験から学ぶ「チームクリップ」

「チームクリップ」は、チーム単位で仕事を進める状況を疑似的に再現するビジネスゲームです。

参加者は「映像制作会社クリップ」の社員という設定で、

個人のタスク

チームのプロジェクト

両方を時間内に達成することを目指します。

特徴的な仕組み

チームクリップの特徴的な仕組みの1つに砂時計を使うことが挙げられます。

ゲーム中、作業を行う際には砂時計をマスに置く必要があります。また、砂時計の砂が完全に落ち切るまで次の作業に取り組むことはできません

ちなみに、砂時計は1人2本所有しており、最大2つの作業まで同時並行で進められます。また、砂時計は30秒で砂が落ちるタイプを使用しており、作業1つに30秒掛かることを意味しています。

また、作業を行う際のマスには人数制限があり、マスが砂時計で埋まっていると、他の人がその作業を行うことはできません

なお、他の人の砂時計を動かすことはできません。(砂時計は人ごとに別々の色となっています)これによって、誰かの砂時計が落ち切っているが、まだそのマスを占領している場合、「XXさん、これ終わってるから砂時計動かして!」というように他の人に働きかける必要があります。

自分の作業を砂時計でタイムマネジメントしつつ、他の人の状況を踏まえて働きかけを行わないとタイムオーバーになってしまうゲームとなっています。

チームクリップでは個人としてタスクを把握し、チームとしての優先順位を正しく付けないとタスクが完了しないという事態になってしまいます。

ゲーム後の振り返り

ゲーム実施後はゲームを振り返り、チームとして協働していくために何が必要なのか?を伝えていきます。

まずはゲーム中に起こりがちな「あるある」をご紹介します。

また、プロジェクトに失敗したチームと成功したチームにインタビューを行い、両者の比較をしながら何が必要だったのか?を考えていくのもビジネスゲーム研修の特徴です。

また、トヨタの7つのムダと関連付けてチームでのタスクマネジメントについて説明ししています。

ゲーム中、自分の砂時計をうまく活用できずに手待ちになってしまうことがあります。これをトヨタの7つムダでは、「手待ちのムダ」と呼びます。

これは、個人として何をするべきなのか?が理解できていないために発生することもありますが、同時に、チームとしてのコミュニケーションの問題でもあります。

また、個人としては目の前のタスクを効率的にこなせたとしても、それがチームの成果には繋がっていないことがあります。

これは個人のタスクマネジメントはよくできていても、チームとしてのタスクマネジメントができていない良い例です。原因は様々ですが、マネージャーが機能していなかったり、メンバー1人1人が全体像が把握できていないことが要因として上げられます。

ここで導入事例をご紹介したいと思います。

FusionTradeJapan様での導入事例

株式会社HEART QUAKE

弊社

チームクリップを実施してみてどのような効果があったと思われますか?

お客様

ご担当者様

当初は複雑なルールに戸惑う様子も見られましたが、
練習や実践ケースを重ねる中でトライ&エラーを繰り返し、
短時間でルールを理解・吸収していきました。

回を重ねるごとに役割分担が明確になり、
「どうすればより効率的に進められるか」を自発的に考える姿勢
が生まれていたのが印象的
でした。

計画タイムでの議論の質が向上し、実行タイムでの失敗を次に活かすなど、
成長の手ごたえを実感できました。

株式会社HEART QUAKE

弊社

受講者の感想の中で印象的なものがあれば教えてください

お客様

ご担当者様

「最初のうちは時間制限とルールの理解に追われ、自分の作業に集中
しすぎていました。

しかし、どれだけ効率的に動いても全体の進行が思うように進んでいない
ことに気づき、チーム全体の動きを意識するようにしたところ、
成果が倍増しました。

焦ったときほど冷静に俯瞰して組み立て直すことの大切さを学びました。」
というコメントが特に印象的でした。

導入事例の詳細はこちらをご覧ください。

【導入事例】FusionTradeJapan様でチームクリップを実施いただきました

実施をご検討中の方へ

ここまでの紹介で「チームクリップ」をやってみたい、という方に向けて具体的な実施要項をご紹介します。

【対象人数】3名以上(1チーム3〜4名)
【実施時間】2時間〜4時間 ※ゲームを2回実施する場合は3時間〜
【予算】講師派遣:25万円〜

スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。

検討に当たり詳細について資料請求を希望の場合は下記よりお問い合わせください。

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その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)


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