弊社ではコミュニケーション研修をお探しの企業様からのお問い合わせを頂くことが多々あります。

しかし、ひとくちにコミュニケーション研修といってもその目的や定義によって効果のある研修や手法は異なります

ここでは、コミュニケーション研修をお探しの方に向けて目的別にどのような研修を選んだら良いのかを書いていきたいと思います。

コミュニケーション研修の目的の分類

コミュニケーション研修は大きく分けて以下の3つの目的に分けて考えることができます。

1.社員間のコミュニケーション活性化が目的(例:チームビルディング)
2.社内向けのコミュニケーションスキル向上が目的(例:コーチング)
3.社外に対するコミュニケーションスキル向上が目的(例:営業力強化)

社員間のコミュニケーション活性化が目的なのか、社内で使えるコミュニケーションスキル向上が目的なのか、顧客や、外注先といった社外の方とのコミュニケーションスキルの向上なのかによって選ぶべき研修も変わってきます。

それぞれについて少し詳しく見て行きましょう。

1.社員間のコミュニケーション活性化が目的の場合

社員間のコミュニケーション活性化が目的の場合は研修を通して他部署の方や、普段の業務ではコミュニケーションをあまり取らない方とのコミュニケーションを取って欲しいという意図があると思います。

その中で目的を更に細分化すると以下の2つにまとめられます。

1-1.普段関わりのない社員とコミュニケーションを取って欲しい
1-2.普段は言えない本音を話したり、組織変革を行いたい

1-1.普段関わりのない社員とコミュニケーションを取って欲しい

このような目的の場合は、みんなで楽しめるワークを実施するのが効果的です。
具体的にはビジネスゲームを使った研修や、スポーツ、体を動かすアクティビティが効果的です。

それぞれの特徴を簡単にまとめておきましょう。

ビジネスゲーム

1-1-a.ビジネスゲーム

ビジネスゲームとは情報共有、交渉などビジネスの要素が入ったゲーム
単純なゲームよりも少し仕事を意識させながら取り組ませることができる。

コミュニケーション研修におけるビジネスゲームとしては

A.協力
B.合意形成
C.Win-Winな交渉

の大きく分けて3つの種類があります。
具体的なゲームについてはこちらを御覧ください。

3種類のコミュニケーションゲーム

バブルサッカー

1-1-b.スポーツ

仕事を離れた関係性を構築できる。仕事とは違う一面を把握することができる。
スポーツが苦手な人や、実施が天候に左右される可能性がある。

スポーツの例:バブルサッカー

ヘリウムリング
参照元:http://icebreak-iroha.jp/icebreak/helium-ring(現在は停止中)

1-1-c.体を動かすアクティビティ

やや仕事を離れた関係性を構築できる。協力することの重要さを体感できる。
年配者には少し参加しづらいワークが多い。

アクティビティの例:企業研修向け脱出ゲーム

ヘリウムリングのやり方

1-2.普段は言えない本音を話したり、組織変革を行いたい

ダイアローグでチームビルディング

このような目的の場合は、じっくり時間を取って本音を話し合い、今後のアクションについて全員が合意できる目的・目標を設定することが重要です。

具体的にはダイアログと呼ばれる「対話」が効果的です。
ダイアログにはワールドカフェと呼ばれるブレインストーミングに近い手法や、より深い話を促進するOST(オープンスペーステクノロジー)すごい会議という手法があります。

ワールドカフェのやり方

はじめてのOST(オープンスペーステクノロジー)

2.社内向けのコミュニケーションスキル向上が目的

前述の目的との違いがわかりづらいですが、大人数でのコミュニケーション活性化を目的としているのに対して、こちらは、少人数でのコミュニケーションスキルの向上を目指しています。

具体的には以下の2つの研修が効果的です。

2-1.ファシリテーション研修:会議でのコミュニケーション促進

会議で参加者の意見を引き出すためにはファシリテーション研修が効果的です。

ファシリテーション グラフィック
参考URL:http://jobstylelab.blogspot.jp/2011/05/blog-post_31.html

さらに特殊な研修ではファシリテーショングラフィックと呼ばれる議事録に変わる新しいレコーディング手法を学ぶ研修も存在します。

2-2.コーチング研修:部下とのコミュニケーション促進

コーチング研修
参考URL:http://coach-st.com/oneday

部下のモチベーションを上げたり、部下の本音を引き出したりと1対1でのコミュニケーションを取るためにはコーチング研修が効果的です。

3.社外に対するコミュニケーションスキル向上が目的

最後は社外の顧客や、外注先とのコミュニケーションスキル向上が目的の場合です。相手の要望を引き出したり、自分のコミュニケーションスタイルを知り、それが相手に与える影響を学ぶ研修が効果的です。

3-1.アサーション研修:自分のコミュニケーションスタイルを知る

アサーション
アサーションとはコミュニケーションタイプを以下の3つのタイプに分けます。
アグレッシブ(攻撃的)、ノンアサーティブ(非主張的)、アサーティブ(バランス型)
自分のコミュニケーションスタイルを知り、相手に与える影響を考えることができます。

3-2.質問力を高める研修:相手のニーズを引き出す

SPIN 研修

質問力を高める研修には営業技法としてのSPIN研修や、ヒアリング研修などが効果的です。

営業に理論を!「SPIN式」営業とは

まとめ

このようにコミュニケーション研修と言ってもその目的によって実施すべき研修は変わります。

1.社員間のコミュニケーション活性化が目的(例:チームビルディング)
 1-1.普段関わりのない社員とコミュニケーションを取って欲しい
  1-1-a.ビジネスゲーム
  1-1-b.スポーツ
  1-1-c.アクティビティ

 1-2.普段は言えない本音を話したり、組織変革を行いたい
  1-2-1.ダイアログ

2.社内向けのコミュニケーションスキル向上が目的(例:コーチング)
 2-1.ファシリテーション研修:会議でのコミュニケーション促進
 2-2.コーチング研修:部下とのコミュニケーション促進

3.社外に対するコミュニケーションスキル向上が目的(例:営業力強化)
 3-1.アサーション研修:自分のコミュニケーションスタイルを知る
 3-2.質問力を高める研修:相手のニーズを引き出す


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