貿易ゲームという経営シミュレーションゲーム
ルールがネットに公開されており社内講師でも実施できる手軽さがメリット。一方で勝者が固定されやすい・運営側の検品作業が重いなどのデメリットもあるため、より準備工数が軽く心理的安全性まで学べる弊社「ベストチーム」との比較も後段で解説します。
目次
1. ゲーム概要
2. 詳細なルール
3. 貿易ゲームでの学び
4. 貿易ゲームのメリット / デメリット
5. よくある質問
6. 貿易ゲームとベストチームの違い・共通点
7. ベストチーム|研修導入をご検討の方へ
企業経営をシミュレーションできるゲームとして貿易ゲームという有名な古典的ゲームがあります。インターネット上にルールなどが公開されているため、社内講師でも実施できる手軽さがあり、管理職研修やチームビルディング研修で利用されている企業様も多いゲームです。
本記事では、貿易ゲームの概要・ルール・学べる内容・メリット/デメリットを整理したうえで、弊社が提供する類似系ビジネスゲーム「ベストチーム」との共通点・違いを比較表で解説します。
ゲーム概要
貿易ゲームとは
各チームに与えられた紙(資源)と道具(技術)を用いて製品を製造・販売し、最も多くの利益を得たチームの勝利です。
各チームは国家をイメージされており、下記のようにチームによって最初に配布されている備品に差があります。
参考URL:http://management.main.jp/boueki_game.pdf
流れとしては下記のように、紙やハサミなどを用いて製品を作成し、ファシリテーターに提出すると売上が獲得できる、という仕掛けとなっています。

参考URL:https://www.slideshare.net/sleepycatz/syn-presentation-slides
世界銀行と呼ばれるファシリテーターが、提出された製品を検品し、要件を満たしていれば提出した企業に売上を支払います。しかしながら、インドチームには初期状態ではハサミが与えられておらず、このままでは紙をキレイに切ることができません(キレイに切れていないと検品で弾かれます)。
そこでインドチームは、ハサミを持っている別のチームにハサミを貸してもらう・買う交渉を行うことが求められます。このように、自分たちのチームに与えられた資源と交渉力を使って、売上の最大化を目指すゲームです。
詳細なルール
ルールは下記のPDFがとても良くまとまっていますのでご紹介します。
http://management.main.jp/boueki_game.pdf
運営メンバー:2〜3名必要(ファシリテーター+世界銀行)
実施時間:約2〜3時間
・ゲームの説明:20〜30分
・ゲームの実施:1時間程度
・ゲーム後の振り返り:30分〜1時間
貿易ゲームでの学び
貿易ゲームを実施することによる受講者の学びには、以下のようなものが挙げられます。
・戦略の重要性:先行投資・他チームとの提携・価格交渉など、勝ち筋を描く経営視点
・個人の強み・弱みの理解:交渉が得意なメンバー、手先が器用なメンバーなど、適材適所の体感
体験型のワークでは講師からの解説ではなく、ファシリテーターとして受講者の声を引き出しながら学びをサポートする運営が肝になります。
貿易ゲームのメリット / デメリット
貿易ゲームを実施することのメリットとデメリットを整理します。
・ルールがインターネット上に公開されている(無料で実施可能)
・紙やハサミなどの文房具を利用するため準備物の購入コストが低い
・担当する国家を変えることで何度でもゲームを実施できる
これらが大きなメリットですが、いくつかのデメリットもあります。
・先進国チームの方が勝ちやすいなど、勝利できるチームが大方決まっている
・運営側の事前準備・製品の検品作業が大変(しっかりやらないと受講者からのクレームを受けやすい)
・一発逆転できるルールが無いため、途中でモチベーションが下がるチームが出てくる
貿易ゲームとベストチームの違い・共通点
ここからは、比較対象として弊社が提供している類似系ビジネスゲーム「ベストチーム」を紹介したうえで、貿易ゲームとの共通点・違いを整理します。
ベストチームとは
ベストチームは、株式会社HEART QUAKEが提供する心理的安全性をテーマにしたチームビルディングゲームです。チームで行動カードを集めて得点を競う中で、企業業績と社員間の人間関係の質を両立する難しさを体感できる設計になっています。

青い行動カードを必要枚数集めることで得点(赤いカード)を獲得しますが、得点には業績と関係性の2種類があり、カードによってはどちらか一方の得点が下がる場合があります。自分たちが欲しい行動カードを持つチームを探し、カードの交換交渉を仕掛けて得点を獲得していく構造です。
カードだけで実施できるため運営側の準備工数が下げられ、必要枚数が揃っているかの確認だけで済むため検品作業が圧倒的に楽になります。
2026年4月現在、ベストチーム(カード版)の導入社数は約180社、受講者満足度は4.91(5点満点)となっております。

※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。
似ている点
・チーム単位で体験する研修ゲーム形式
・チーム内のコミュニケーション・役割分担を体感できる
・他チームとの交渉・取引が勝敗を左右する要素を含む
・短時間(半日〜1日)で完結する
・振り返りを通じて職場の行動変容に繋げる設計
・社員研修・新人研修・管理職研修いずれにも活用できる
違う点
テーマ・運営体制・サポート面で以下のような違いがあります。
| 項目 | 貿易ゲーム | ベストチーム |
|---|---|---|
| 開発元 | 1970年代 英国NGO クリスチャン・エイド | 株式会社HEART QUAKE |
| 学びのテーマ | 経営シミュレーション・南北格差・交渉 | 心理的安全性・業績と関係性の両立 |
| 使用備品 | 紙・ハサミ・定規等を自前で準備 | 専用カードのみ(弊社提供) |
| 運営負荷 | 事前準備・製品検品が重い | カード枚数チェックのみで軽い |
| 講師 | 社内講師でも実施可(ルール公開) | 弊社ファシリテーター派遣 |
| 料金 | 無料(自社運用) | 有料(講師派遣プラン) |
導入事例とスライド資料
ベストチームの導入事例については、こちらをご覧ください。

【導入事例】株式会社クラベス様でベストチームをご利用いただきました
スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。
よくある質問
Q. 貿易ゲームとはどのような研修ゲームですか?
貿易ゲームは、1970年代に英国のNGOが開発した経営シミュレーションゲームです。参加チームを国に見立て、与えられた資源と技術で製品を製造・販売し、他チームとの交渉を通じて利益の最大化を目指します。企業経営の疑似体験や交渉力、戦略的思考を養うことができます。詳細は記事内の「ゲーム概要」をご覧ください。
Q. 貿易ゲームを実施するメリットとデメリットは何ですか?
メリットとしては、ルールがインターネット上で公開されており、紙やハサミなどの身近な文房具で手軽に実施できる点が挙げられます。一方で、先進国チームが勝ちやすい傾向や、運営側の製品検品作業が重いといったデメリットもあります。詳しくは「貿易ゲームのメリット / デメリット」をご確認ください。
Q. 貿易ゲームを通じてどのような学びが得られますか?
貿易ゲームでは、限られた資源と時間の中でチーム内の役割分担を決定する判断力、先行投資や他チームとの提携といった戦略的な経営視点、そして交渉力や手先の器用さなど個人の強み・弱みを理解する機会が得られます。体験を通じて、チームビルディングやリーダーシップの向上に繋がります。
Q. 貿易ゲームの運営に必要な人数や時間はどのくらいですか?
貿易ゲームは、受講者15〜25名程度(1チーム3〜5名)に対し、ファシリテーターと世界銀行役として2〜3名の運営メンバーが必要です。実施時間はゲーム説明から振り返りまで含め、約2〜3時間を見込むと良いでしょう。詳細なルールや運営体制については、記事内で紹介しています。
Q. 貿易ゲームと貴社提供の「ベストチーム」にはどのような違いがありますか?
貿易ゲームが経営シミュレーションや交渉力をテーマとするのに対し、弊社の「ベストチーム」は心理的安全性や業績と関係性の両立を主なテーマとしています。また、貿易ゲームは自前での備品準備や検品作業が重いですが、「ベストチーム」は専用カードのみを使用するため運営負荷が大幅に軽減されます。詳しい比較は「貿易ゲームとベストチームの違い・共通点」をご覧ください。
Q. 貴社提供の「ベストチーム」はどのような研修ゲームですか?
「ベストチーム」は、企業業績と社員間の人間関係の質の両方を高めることを目指すビジネスゲームです。専用のカードを用いてチームで協力し、他チームとの交渉を通じて目標達成を目指します。運営側の準備工数が軽く、多くの企業で導入実績があり、高い満足度をいただいております。詳細は「ベストチーム|研修導入をご検討の方へ」をご覧ください。
Q. 「ベストチーム」はオンラインでも実施できますか?また、費用はどのくらいですか?
記事で紹介している「ベストチーム(カード版)」はオンラインでの実施には対応しておりません。費用については、講師派遣プランをご用意しており、詳細な金額はお問い合わせ時にご案内しております。まずは「資料請求」からお気軽にお問い合わせください。
ベストチーム|研修導入をご検討の方へ
ベストチームの実施をご検討の方は、下記より金額等の詳細が記載されたPDF資料の請求をお願いします。
詳細な資料、お見積りをご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

