新入社員・内定者に伝えたい社会人への意識の切り替えの具体例
過去の記事でも新入社員研修の目的は社会人への意識の切り替えなのではないか?
という記事を書きました。
新入社員研修の目的と担当者の課題感
これは、HR総合調査研究所が2012年に人事担当者に対して実施した「新入社員教育」についての調査からも明らかです。
では、社会人への意識の切り替えとは具体的にはどういうことなのでしょうか?
これを説明せずに意識を切り替えろ!と呼ばれても、現代の若者は納得しないでしょう。
そこで今回は、新入社員・内定者に伝えたい社会人への意識の切り替えの具体例ということで、具体的に学生と社会人では何が、どのように違うのか、それによってどう行動すべきなのか、をまとめてみたいと思います。
新入社員・内定者に伝えたい学生と社会人との違い
まずは学生と社会人の違いを簡単にまとめてみました。
参考:https://baigie.me/sogitani/2017/04/studentandworker/
参考:人材育成ハンドブック P.246
もちろん、人による、組織によるというところはあると思いますが、7-8割ぐらいの方・組織は当てはまるのではないか、と思います。
ざっくり言えば、関わる人の人数・種類が増えることによってマインド、服装、コミュニケーションスタイルに変化が求められます。
内定者・新入社員と一緒に考えてみたい場合は、上の図を見せた上でポストイットなどを渡して他にも無いのか考えてもらっても良いでしょう。
その上で具体的にどのような行動が期待されるのかと言うと、一例として下記が挙げられると思います。
明確な答えの無い仕事では、自分なりの仮説を持って考えることが求められますし、プライベートでも会社を背負っているという責任感を持って行動することが求められます。
また、土日や夜の時間は学生の頃よりも自由な時間が手に入るという人もいると思うので、この時間をどう使っていくかというのも大事です。
まとめと弊社提供のサービス
いかがでしょうか。このようにして社会人への意識の切り替えも具体的な項目を挙げてみたり、その上での求める行動を挙げてみることでより理解度が増すのではないでしょうか。
また、上記の項目はあくまでも一例ですので、内定者・新入社員と一緒に項目をピックアップすることでより自分事に取られられるでしょう。
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