料理を作ってチームワークを高める研修
チームワークを高める方法としてよく知られている2つの方法に
2.みんなで同じことをやる(楽しいこと)
というものがあります。(MECEではありません)
弊社ではビジネスゲームという手法を用いて2のみんなでゲームを行い楽しんでもらう(さらに役割分担や、情報共有、お互いの強み・弱みを・・・)研修をご提供しています。
多くのお客様は研修後、懇親会として食事を取られています。
これが1のみんなでご飯を食べるに該当します。
13〜17時の4時間研修、17時から会場を移して食事会
しかし、ここでは1と2を一気にやってしまう方法をご紹介したいと思います。
なお、このワークのアイデアは日本おにぎり協会の坂本 啓介さんとのブレストを通して生み出されました。
みんなでおにぎりを作ろう!
内容は比較的シンプルで
2.実際に作ってみる
3.みんなでおにぎりを食べる
という3ステップです。
1.新しいおにぎりを考える
まずは、「新しいおにぎり」を考えるというテーマでブレインストーミングを行います。
デザイン思考の要素を取り入れて研修を実施するのであれば事前にフィールドワークと称して、コンビニに行ってもいいでしょう。
「新しい」だけでなく、「美味しい」、「売れる」などの要素を明確に加えても良いと思います。
ちなみに、ブレインストーミングのルールは以下の4つです。
2.自由奔放・突飛な発想を歓迎
3.他の人のアイデアに便乗
4.批判禁止
2.実際に作ってみる
1で出てきた「新しいおにぎり」のアイデアを実際に作ってみましょう。
当然ながら、実際につくるには、具材の調達をしなければなりません。
この時点で実現可能性の低いアイデアは淘汰されます。
また、みんなで買い出しに行くことや、包丁の使い方を知っているかどうか、普段から料理からやるのかどうか、など、お互いの新たな一面も見えてくるでしょう。
特に、上司である男性社員が料理となると新人のようにしか動けないという状況は自身の「接し方」や「教え方」を振り返る機会となるでしょう。
3.みんなでおにぎりを食べる
最後は、作ったおにぎりを実際に食べてみて、評価を行ってみましょう。
「新しい」けど、「美味しくない」、「原価が高すぎてコンビニでは売れない」、「やってみたら意外と美味しい!」など、様々な声が上がってくるでしょう。
失敗する確率は高いかもしれないが、チャレンジ無しでは新しい気づきは得られないことが身を持って体験できると思います。
振り返り
ワーク後は以下の様な質問項目で振り返りを行います。
・普段は気づかなった◯◯さんの意外な1面とは?
・今回作った中で、あなたのお気に入りのおにぎりは?
・このワークから気づいたこと、学んだことはなんですか?
より研修らしさを出すのであれば、デザイン思考のミニ講義を入れるとよいでしょう。
デザイン思考についてはこちらを御覧ください。
ゲームを用いたデザイン思考の研修
まとめ
料理を使ったチームワーク向上ワークとして「新しいおにぎり」をテーマにしてアイデア出し、料理、食事を行うことで他の人の新しい一面や、チャレンジしてみることの重要性を学ぶことができると思います。