今回は報連相の研修で使えるビジネスゲームをご紹介したいと思います。
報連相といえば、新入社員研修を含むコミュニケーション研修などで必ずと行っていいほど教えられるコンテンツの1つです。

しかし、報告・連絡・相談のそれぞれの意味を座学で学んだところですぐにできるようにはならないものだと思います。

そこで、研修内でロールプレイングや、ゲームを通したシミュレーションを行うことで、「知っている」から、「できる」へ近づけることが重要だと思います。

それでは報連相の研修で使えるビジネスゲームをご紹介したいと思います。

1.部課長ゲーム

部課長ゲーム
※画像は弊社で提供している部課長ゲームキット(カード、指示書など)となります。

1つめのゲームは部課長ゲームです。
報連相をテーマにしたビジネスゲームとして最も有名なゲームといえば部課長ゲームになります。

部課長ゲームは部長、課長、平社員という3つの役割に分かれて目標達成を目指すビジネスゲームです。

ただし、目標は部長役しか知らず(各役割にはシートが与えられており、部長役にしか目標が書いてありません)、かつ、他の役割とのコミュニケーションは筆談のみとなります。

部課長ゲームはゲーム中、無言での実施となりますので、いわゆるコミュニケーションの推進には向きません

ゲームのポイントは筆談での口頭によるコミュニケーションではない形で報連相を駆使して目標達成できるか、という点はもちろん、部長役が目標を他のメンバーに共有しているか、課長・平社員役は目標を理解して仕事をしているか、という仕事へのスタンスも学び・気付きとなります。

下画像はロバート・ケリーによるフォロワーシップ理論の図です。

振り返りではフォロワーシップ理論を紹介し、報連相を行うことが、少なくとも右側の貢献力につながることを説明しています。

2025年3月現在、弊社での部課長ゲームの導入社数は約120社、受講者満足度は4.74(5点満点)となっております。

※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。

三菱ガス化学株式会社様の配属後研修での導入事例はこちらからご覧いただけます。

【導入事例】三菱ガス化学株式会社様の配属後研修で部課長ゲームを導入いただきました

株式会社HEART QUAKE

弊社

部課長ゲームを実施してみてどのような効果があったと思われますか?

お客様

ご担当者様

上司と部下がお互いに能動的に関わり、組織の目的が共有できていないと、望む結果は得られないことを擬似的に理解できたと思います。

株式会社HEART QUAKE

弊社

受講者の感想の中で印象的なものがあれば教えてください

お客様

ご担当者様

以下の2つの感想が印象的でした。
自分の持っている情報を周りも知っていると思い込まずに共有する重要性を理解した。
目的が分からないとき上司に確認するという意識が不足していたことに気づいた。

部課長ゲームの具体的な内容についてはこちらからご覧いただけます。

部課長ゲームのやり方の紹介

スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。

資料/サンプル貸出(無料)の希望はこちらから⇒

コラム:報連相研修でゲームを使うメリット

この後も報連相の研修で使えるゲームを紹介していきますが、そもそもゲームを報連相で使うメリットについても合わせてご紹介しておきたいと思います。

簡単にまとめると以下の3点です。

1.情報の受け取りミスや齟齬を実感できる
⇒ゲームを通して実際に報連相をやってみることで失敗したり、
その難しさを実感することができます。

2.伝える側・受け取る側の両方を体験できる
⇒ゲームでは情報の伝え手、受け手の両方の立場を経験でき、
情報を受ける側がどのように感じるのかを実感できます。

3.報連相の「質」と「頻度」両方の大事さに気づける
⇒ゲームでは制限時間が設けられており、適切なタイミングで
適切な情報を伝えることが重要となります。

簡単ではありますが、報連相研修でゲームを使うメリットをご紹介しました。それでは実際のゲームの紹介に戻りたいと思います。

2.野球のポジション当てゲーム

野球のポジション当てゲーム 報連相
※画像は弊社で提供している野球のポジション当てゲームキット(カードなど)となります。

2つめのゲームは野球のポジション当てゲームです。

野球のポジション当てゲームはそれぞれに与えられた情報カードを口頭のみで伝え合い制限時間内に誰が、どのポジションなのかを特定するビジネスゲームです。

コミュニケーションを取る中で自分のカードに書かれていることを報告・連絡し、誰かに相談し、情報を引き出し、みんなの情報と絡めてポジションを特定していくことが重要です。


ゲームのポイントは報連相において情報と解釈を分けて伝えられているか、という点です。

振り返りでは、わかりやすく説明するためのPREP法などもご紹介します。

導入事例はこちらからご覧いただけます。

【導入事例】三木産業株式会社様の内定者研修で野球のポジション当てゲームをご利用いただきました

2024年12月現在、弊社での野球のポジション当てゲームの導入社数は約190社、受講者満足度は4.86(5点満点)となっております。

最新の満足度などについてはこちらからご覧いただけます。

野球のポジション当てゲームについての具体的な実施のやり方についてはこちらの記事を御覧ください。

野球のポジション当てゲーム実施の流れ

スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。

資料/サンプル貸出(無料)の希望はこちらから⇒

3.モンスタービルディング


※弊社提供のゲームキット(カード、ブロックなど)を使って社内講師で実施可能となります。

3つめのゲームはブロックを用いたコミュニケーションゲームのモンスタービルディングです。

モンスタービルディングは野球のポジション当てゲームと同様それぞれに与えられた情報カードを口頭のみで伝え合うことは同じですが、制限時間内に実際にカードに描かれたモンスターを制作するビジネスゲームです。

野球のポジション当てゲームとの違いは最終的に完成形にできるかどうかというところになります。

振り返りではPREP法の紹介はもちろん、さらに以下のような説明を行っています。

・見ているものは同じでも、見る角度が異なれば話が噛み合わないこともある
⇒自分と他の人の見え方は異なることがあるのでコミュニケーションをとってそのギャップを埋めることが重要である

導入事例はこちらからご覧いただけます。

【導入事例】PHC株式会社様の内々定者懇親会でモンスタービルディングを導入いただきました

モンスタービルディングについてはアンケートの回答社数が30社に満たないため、受講者満足度は表示しておりません。

モンスタービルディングについてのもう少し詳しい情報はこちらの記事を御覧ください。

ブロックを用いたコミュニケーションゲーム「モンスタービルディング」

スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。

4.図形伝達ゲーム「グラコミ」

4つめのゲームは図形伝達ゲームと呼ばれるゲームの「グラコミ」です。

2,3人ペアになって出題者がお題カードに描かれている図形を口頭だけで伝え、回答者が積み木などを使ってお題を再現するというゲームです。

こちらもモンスタービルディング同様、完成形にできるかどうかがポイントになります。
なお、正解かどうかのチェックリストも提供しております。

ただし、1グループ2,3名ということでモンスタービルディングよりも少人数での実施が可能です。

グラコミについてのもう少し詳しい情報はこちらの記事を御覧ください。

図形伝達ゲーム「グラコミ」のやり方

スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。

報連相ゲームの実施をご検討中の方へ

いかがでしょうか。頭では理解できるけど、実際にやってみるとできないという新入社員や若手社員が多い場合にぜひ活用してみてください。

弊社では上記のコンテンツの運営キットや運営スライド、ファシリテーター向けの動画マニュアルを提供しております。

提供するパワーポイントには講師向けのトークスクリプトや解説が含まれています。

詳細な資料や、無料のサンプル貸し出しをご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。

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その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)


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