システム思考を学ぶゲーム型研修「ビールゲーム」

MIT開発のゲーム型研修「ビールゲーム」は、1チーム4名で小売店〜工場までのサプライチェーンを運営。ブルウィップ効果や因果ループ図を体感し、システム思考を習得します。
経営層・管理職・SCM担当者向けに2〜3時間で実施。オンライン実施も可能で、複雑系での意思決定や部門間コミュニケーション向上に役立ちます。
ここ最近、システム思考の重要性がより世間に認知されてきたように感じます。
例えば、弊社にお問い合わせ頂いたある企業様ではSDGs(持続可能な開発目標)の研修を実施するためにシステム思考も合わせて学ばせたいといったご要望があったり、ビジョナリー・カンパニーの新作(2020/1/9発売)であるビジョナリー・カンパニー 弾み車の法則はシステム思考とは書いていませんが、内容はまさにシステム思考の因果ループ図です。
システム思考は複雑な物事を構造的に理解するために役立ちます。システム思考を理解することで本質的な問題の把握や、中長期的な視点に立った戦略立案を行うことができます。
しかし、システム思考を学ぼうと思うとその名前も影響しているのかもしれませんが、ややとっつきにくい側面があります。
そこで、まずはゲームとしてシステム思考を体感してもらってから、システム思考を理解する、というプロセスがオススメです。
システム思考を学ぶゲーム型研修「ビールゲーム」

システム思考を体感するゲームの1つにビールゲームがあります。ビールゲームはMITの教授たちによって開発されたゲームで、名著「学習する組織」にも3章のシステム思考の章で解説されています。

ゲームは1チーム4人の協力型で、1人が1つの役割を演じます。

ビールはビール工場で製造され、ビール工場⇒一次卸⇒二次卸⇒小売店と流れていきます。一方、小売店は二次卸に対してビールの発注を行います。つまり、発注はビール工場←一次卸←二次卸←小売店となります。
発注をしてから実際にビールが届くまでにはタイムラグがあるため、中期的な視点が重要です。
このゲームでは自分の取った行動が他の誰かに影響を与える構造となっています。例えば、小売店が大量発生を行えば、二次卸の在庫は激減します。それを受けて二次卸の行動も変わってくるでしょう。
ゲーム後の解説では氷山モデルや、因果ループ図といったシステム思考についての説明を行っていきます。ゲームでの体感がシステム思考の理解を促進してくれます。

特に因果ループ図では、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスが書いたとされるアマゾン成長の因果ループ図を紹介しています。

導入社数と受講者満足度について
2026年2月現在、ビールゲームの導入社数は約90社、受講者満足度は4.75(5点満点)となっております。

最新の満足度などについてはこちらからご覧いただけます。
よくある質問(FAQ)
Q. ビールゲームとはどんな研修ゲームですか?
A. 小売店・二次卸・一次卸・工場の4階層からなるサプライチェーンを4名1チームで運営するボードゲームです。MIT発のシステム思考研修の代表例で、無言での発注を繰り返す中でブルウィップ効果(需要変動の増幅)を疑似体験し、システム全体を俯瞰する視点を養います。
Q. ビールゲームで身につくスキルは何ですか?
A. システム思考、SCM(サプライチェーンマネジメント)、在庫管理、部門間コミュニケーション、複雑系の中での意思決定の理解が深まります。経営者・管理職・SCM担当者向けの研修として活用されています。
Q. ビールゲームの所要時間と対象人数は?
A. 1チーム4名で実施し、所要時間は2〜3時間です。チーム数の制限はなく、複数チームでの並行実施も可能です。経営層・管理職研修や全社員研修まで幅広く対応できます。
Q. オンラインでも実施できますか?
A. はい、ビールゲームにはオンライン版もあります。ZoomやTeams上でサプライチェーンを再現でき、リモート研修や全国拠点をつなぐ研修にも対応可能です。
Q. 振り返りでは何を学ぶのですか?
A. ゲーム終了後、各階層の在庫・発注グラフを使って「なぜ過剰在庫が積み上がったか」を分析します。情報遅延・ロット発注・欠品恐怖など組織で起こる構造的な問題に加え、部分ではなく全体の関係性で捉える「システム思考」を体験ベースで学べます。
システム思考研修|ビールゲーム導入をご検討の方へ
ビールゲームのもう少し詳細な実施の流れについてはこちらを御覧ください。
ビールゲーム実施の流れ|システム思考研修
弊社では企業研修としてビールゲームの実施、または実施用のキットのレンタルを行っております。

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