最近見たYoutubeの動画でとてもおもしろい動画があったのでご紹介します。
個人的には動画内のファシリテーション進化論というパートがとても学びがあり、シェアさせていただきます。
※この記事はほぼ個人ブログのようになっています。弊社サービスとは関係ありません

それがこちら。

コンサルの心得99。
コンサルタントも、事業会社の皆さんも、この1本動画を見て、
自分の成長を感じ、成長のヒントを見つけてください。

考えるエンジンちゃんねる

https://www.youtube.com/channel/UCKYzluBJPjqoIHOX7Nl8oZA

こちらのチャンネルは元BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)高松智史さんによるチャンネルで、高松さんは下記のような書籍も出されています。

上記の動画は高松さんがBCGでコンサルタントをされていたときの学びを共有してくださっている動画となります。
タイトルの通り、99項目あり、かなり長いのでここではファシリテーションについての1項目だけ紹介したいと思います。

それが動画の開始から1時間7分程度経ったこのあたりです。
※下の動画は1時間7分後からスタートします。

ファシリテーション進化論というスライドで、個人的に良い気づきがありました。
それが、発言のファシリテーションと、論点のファシリテーションという大きく2つの項目でわけているところです。

動画の中ではさらに細かく以下の5つにわけています。

1.発言の「順番」をファシリテーション
2.発言の「反対意見」をファシリテーション
3.議題の「論点構造」をファシリテーション
4.参加者の「論点構造の違い」をファシリテーション
5.全てを予め予言するファシリテーション

最後の「全てを予め予言」するファシリテーションはもはや神業だと思いますのでここでは無視します。

会議などでファシリテーションを担当する場合、どこまで意識できているでしょうか。
1の発言の順番については意識できているケースが多いと思います。まだ発言していない人に話を振ったり話が長すぎる場合には回収したりといった行動です。

2の発言の反対意見についてもうまくできているケースが多いと思います。Aというアイデアについて反対意見はありますか?と聞いてみるという行動です。

3つ目の議題の論点構造については若干怪しくなってくるのではないでしょうか?
というのは、2の反対意見のファシリテーションを行うとそこで収集がつかなくなるということがあるからです。
ここで大事なのが議題の論点構造のファシリテーションとなります。
たとえば、ホワイトボードに議題の構造を書き出して、「あれ?今、どこの部分を話し合ってるんでしたっけ?」と質問するなどして明後日の方向に進みそうな議論を修正するといった行動です。

すると、そもそも参加者ごとに構造自体の認識が違うことに気づくことがあります。これが4つめの参加者の論点構造の違いをファシリテーションする、につながってくると思います。

したがって、ファシリテーション進化論のポイントとしては3の論点構造のファシリテーションができるかどうかになるのではないでしょうか。そのためにはファシリテーター自体が論点構造を理解している(または叩き出しを出せる)必要があり、2つ目までの発言のファシリテーションよりも難易度がぐっと上がると思います。

となると、やはり高度なファシリテーションスキルにはロジカルシンキングが欠かせない気がしてきます。

まとめ

今回は高松さんの動画「コンサルの心得99」からファシリテーション進化論の部分を紹介しました。
非常に学びの多い動画ですのでぜひ時間を見つけて全編ご覧になってください。

コンサルの心得99。
コンサルタントも、事業会社の皆さんも、この1本動画を見て、
自分の成長を感じ、成長のヒントを見つけてください。

考えるエンジンちゃんねる

https://www.youtube.com/channel/UCKYzluBJPjqoIHOX7Nl8oZA


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