研修で使えるグループワーク15選|目的・人数・所要時間で選べる比較表付き
「研修でグループワークを取り入れたいけど、どんなものがあるの?」「人数や時間に合うグループワークを探している」という研修担当者の方は多いのではないでしょうか。
この記事では、企業研修で使えるグループワーク15選を、目的・人数・所要時間・オンライン対応の有無で比較できる一覧表付きでご紹介します。
弊社(株式会社HEART QUAKE)は、これまでのべ4,500社以上にゲーム型の研修コンテンツを提供してきました。その実績をもとに、実際に研修で使われているグループワークを厳選してお届けします。
「そもそもグループワークって何?」という方のために簡単に説明すると、グループワークとは参加者を数人のチームに分け、共通の課題に取り組む研修手法です。講師が一方的に話す座学型の研修とは異なり、参加者自身がチームの中で考え、話し合い、行動するため、受講者の主体性が高まりやすいのが特徴です。近年は「体験型研修」「アクティブラーニング」とも呼ばれ、多くの企業が従来の座学型研修の代替・補完として導入を進めています。特に新入社員研修、チームビルディング研修、管理職研修などで、グループワークは欠かせない存在になっています。

研修でグループワークを行う3つのメリット
まず、なぜ研修にグループワークを取り入れるのか、主なメリットを3つご紹介します。
1. コミュニケーションの活性化
グループワークでは、初対面の参加者同士でも自然と会話が生まれます。特にゲーム形式のグループワークは「楽しさ」が潤滑油となり、普段は話しにくい部署間・役職間のコミュニケーション壁を取り払う効果があります。
たとえば、新年度の部門横断研修でグループワークを実施すると、「営業部と開発部がこんなに話したのは初めて」という感想が多く聞かれます。日常業務では接点のないメンバー同士が、ゲームという共通の目標に向かって協力することで、部署の壁を超えた関係構築が短時間で実現します。研修後に「あのとき一緒にゲームをやった〇〇さん」として気軽に相談できる関係が生まれるのは、座学や講義では得られない大きなメリットです。
2. 主体性・チームワークの体感学習
座学では「チームワークが大事」と頭で理解するだけですが、グループワークでは実際にチームで課題に取り組むことで、協力することの難しさと大切さを体感できます。この「体験を通じた気づき」は、テキストを読むだけの研修とは記憶への定着が大きく異なります。
実際の研修現場では、「自分は発言しているつもりだったが、チームの結論に反映されていなかった」「リーダーシップを取ったつもりが、メンバーの意見を聞けていなかった」といった気づきが頻繁に生まれます。こうした自分自身の行動パターンへの気づきは、他人から指摘されるよりもゲーム体験を通じて自ら実感するほうが、はるかに受け入れやすく行動変容につながります。
3. 座学では得られない気づきが生まれる
グループワークの最大の価値は「振り返り(デブリーフィング)」にあります。ゲームの中で起きた出来事を振り返ることで、「自分は情報を共有できていなかった」「リーダーシップを発揮できなかった」といった自分自身の行動パターンへの気づきが生まれます。これは講義形式では得られない学びです。
たとえば、コンセンサスゲームの振り返りでは「最初に強く主張した人の意見がそのまま通ってしまい、他のメンバーの知識が活かされなかった」という場面がよく見られます。これは実際のビジネスの会議でも頻繁に起きていることであり、ゲームで安全に失敗を経験することで、翌日からの仕事の進め方を具体的に変えるきっかけになります。「ゲームだからこそ本音で議論できた」という声も多く、普段の研修では見えにくいチームの課題が可視化されるのも大きなメリットです。
グループワークの種類と選び方
グループワークにはさまざまな種類がありますが、大きく分けると以下の4タイプに分類できます。研修の目的と対象者に応じて、最適なタイプを選ぶことが成功のカギです。
◆ 合意形成型(コンセンサスゲーム)
チームで話し合い、1つの結論を導き出すタイプ。NASAゲームや砂漠からの脱出など。コミュニケーション研修、チームビルディング研修に最適です。「正解」があるため振り返りがしやすく、研修初心者の方にもおすすめです。「個人で考えた答え」と「チームで話し合った答え」の精度を比較できるため、「なぜチームで話し合うと良い結果が出るのか(あるいは出ないのか)」を数値で実感できるのが最大の特徴です。新入社員研修から管理職研修まで幅広く活用されています。
◆ 情報整理型(ジグソー・カード系)
メンバーそれぞれが異なる情報を持ち、共有・整理して正解を導くタイプ。野球のポジション当てゲームや桃太郎村の地図など。情報共有・報連相の重要性を体感できます。各メンバーが持つ情報カードは口頭でしか共有できないルールになっており、「聞いたつもりが伝わっていなかった」「大事な情報を言い忘れていた」という経験を通じて、日常業務における報連相の課題が浮き彫りになります。特に新入社員や若手社員の研修で高い効果を発揮します。
◆ 作業型(タワー系・ものづくり系)
実際に手を動かしてチームで何かを作り上げるタイプ。マシュマロチャレンジやペーパータワーなど。PDCAサイクル、段取り力を学ぶのに適しています。盛り上がりやすく、アイスブレイクとしても効果的です。2回戦制にすることで「1回目の反省を2回目にどう活かすか」というPDCAの実践ができ、「改善」の手応えを短時間で体感できます。身体を動かすため座学続きの研修のリフレッシュにもなり、研修プログラムのアクセントとして組み込む企業も多いです。
◆ 戦略・シミュレーション型
ビジネスの疑似体験を通じて経営的な視点を養うタイプ。ベストチームや謎解き会社経営オンラインなど。管理職研修、リーダーシップ研修に向いています。他のタイプに比べて所要時間が長めですが、そのぶん深い学びが得られます。人材配置、予算管理、意思決定などマネジメントに必要な総合的なスキルを疑似体験でき、「実際の経営判断に近い体験ができた」という声が多いのが特徴です。中堅社員の次期リーダー育成にも適しています。
◆ どのタイプを選ぶべきか? 目的別の選定ガイド
・新入社員研修でコミュニケーションの土台を作りたい → 合意形成型または情報整理型
・チームの一体感を短時間で高めたい → 作業型
・管理職候補にマネジメント視点を養わせたい → 戦略・シミュレーション型
・オンラインで実施したい → 合意形成型・情報整理型・戦略型にオンライン対応あり
・研修の冒頭でアイスブレイクとして使いたい → 桃太郎村の地図(30分〜)や作業型がおすすめ
【比較一覧表】研修で使えるグループワーク15選
以下の表で、15種類のグループワークを一覧比較できます。「所要時間」「人数」「オンライン対応」を基準に、自社の研修に合ったものを見つけてください。
| ゲーム名 | 種類 | 所要時間 | 人数 | オンライン | おすすめ対象 |
| NASAゲーム | 合意形成 | 1〜2時間 | 1〜100名 | − | 新入社員〜管理職 |
| NASAゲームオンライン | 合意形成 | 1〜2時間 | 1〜100名 | ◎ | 新入社員〜管理職 |
| 砂漠からの脱出 | 合意形成 | 1〜2時間 | 1〜100名 | ◎ | 新入社員〜中堅 |
| 雪山での遭難 | 合意形成 | 1〜2時間 | 1〜100名 | ◎ | 新入社員〜中堅 |
| 野球のポジション当て | 情報整理 | 1〜2時間 | 5〜100名 | ◎ | 新入社員〜中堅 |
| 桃太郎村の地図 | 情報整理 | 30分〜1時間 | 3〜100名 | ◎ | 新入社員 |
| 部課長ゲーム | 情報整理 | 1〜2時間 | 5〜100名 | ◎ | 中堅〜管理職 |
| マシュマロチャレンジ | 作業 | 1〜2時間 | 5〜100名 | − | 新入社員〜中堅 |
| ペーパータワー | 作業 | 1〜3時間 | 5〜100名 | − | 新入社員〜中堅 |
| ドミノ | 作業 | 1〜2時間 | 5〜100名 | − | 新入社員〜中堅 |
| ベストチーム | 戦略 | 2〜4時間 | 15〜100名 | − | 中堅〜管理職 |
| プロジェクトテーマパーク | 戦略 | 2〜3時間 | 3〜100名 | − | 中堅〜管理職 |
| 謎解き会社経営 | 戦略 | 1〜2時間 | 1〜100名 | ◎ | 新入社員〜管理職 |
| 人狼取締役会 | 戦略 | 1〜3時間 | 4〜100名 | ◎ | 中堅〜管理職 |
※15選中10種類がオンライン対応。リモートワーク環境でも実施可能です。
この15種類は、弊社が提供する約60種類のゲーム型研修コンテンツの中から、導入実績が多く、幅広い企業で活用しやすいものを厳選しました。以下では、タイプ別に各ゲームの特徴・活用シーン・対象者を詳しくご紹介します。
合意形成型グループワーク
チームで話し合い、全員が納得する1つの結論を導き出すグループワークです。「多数決ではなく合意形成」というルールがポイントで、コミュニケーション力、傾聴力、論理的思考力が求められます。コンセンサスゲームとも呼ばれ、チームビルディング研修やコミュニケーション研修の定番として多くの企業に導入されています。
NASAゲーム(カード版)

月面に不時着した宇宙飛行士という設定で、生き残るために必要なアイテム15個の優先順位をチームで話し合って決めるゲームです。NASAの模範解答が用意されているため、「個人で考えた場合」と「チームで話し合った場合」の精度を比較でき、チームで話し合うことの価値を数値で実感できます。
活用シーン:NASAゲームは弊社で最も導入実績の多いゲームです。新入社員研修のチームビルディングとして使われることが多いですが、中堅社員研修やリーダーシップ研修でも活用されています。「合意形成のプロセスを体験したい」「チームワークの大切さを数値で実感させたい」という企業におすすめです。
対象者:新入社員から管理職まで全階層で活用可能です。ルールがシンプルなので研修初心者でも進行しやすく、グループワーク研修を初めて実施する企業にも適しています。
2026年3月現在、弊社でのNASAゲームの導入社数は約550社、受講者満足度は4.81(5点満点)となっております。
他のゲームとの違い:NASAゲームの最大の特徴は「NASAの模範解答」があることです。個人の答えとチームの答えを模範解答と比較できるため、「チームで話し合うことで本当に精度が上がるのか」を客観的に検証できます。この「数値で効果を実感できる」という点が、研修担当者にとっても効果測定がしやすく、経営層への報告にも使いやすいという声をいただいています。
所要時間:1〜2時間 / 人数:1〜100名
NASAゲームオンライン

上記NASAゲームのオンライン版です。Zoom等のWeb会議ツールと専用Webアプリを使って実施します。カード版と同じ学びが得られるのに加え、オンラインでのコミュニケーションの難しさも体感できます。リモートワーク環境でのチームビルディングに最適です。
活用シーン:リモートワークが定着した企業や、全国の拠点から参加者が集まる研修で特に人気があります。「対面で集まれないが、オンラインでもチームの一体感を高めたい」というニーズに応えます。Web会議ツールだけでは実現しにくい双方向のコミュニケーションがゲームの仕組みで自然に生まれるため、オンライン研修の質を大幅に向上させます。
対象者:カード版と同様、新入社員から管理職まで全階層OK。特にリモートワーク中心の企業や、拠点が分散している企業に向いています。
2026年1月現在、NASAゲームオンラインの導入社数は約310社、受講者満足度は4.76(5点満点)となっております。
所要時間:1〜2時間 / 人数:1〜100名 / オンライン対応:◎
砂漠からの脱出

砂漠で遭難した状況を想定し、手元にある12個のアイテムの優先順位をチームで決めるコンセンサスゲームです。NASAゲームと同様にチームでの合意形成を体験できますが、舞台設定が砂漠のためよりリアルに想像しやすく、議論が白熱しやすいのが特徴です。カード版とオンライン版の両方があります。
活用シーン:NASAゲームとの違いは「より身近な設定」であること。宇宙よりも砂漠のほうがイメージしやすいため、「自分だったらこうする」という議論が活発になりやすく、全員がより積極的に発言する傾向があります。NASAゲームをすでに体験済みの企業が「次のコンセンサスゲーム」として選ぶケースも多いです。
対象者:新入社員から中堅社員向け。特に「議論に全員を参加させたい」「活発な意見交換を促したい」場合におすすめです。
2026年1月現在、砂漠からの脱出の導入社数は約80社、受講者満足度は平均で4.76(5点満点)となっております。
2026年2月現在、弊社での砂漠からの脱出ゲームオンラインの導入社数は約100社、受講者満足度は4.94(5点満点)となっております。
所要時間:1〜2時間 / 人数:1〜100名 / オンライン対応:◎
雪山での遭難

雪山で遭難した設定で、10個のアイテムの優先順位をチームで話し合うコンセンサスゲームです。NASAゲームや砂漠からの脱出と同じ合意形成型ですが、アイテム数が10個と少なめのため、短い時間で実施したい場合やアイスブレイクとしても活用できます。カード版とオンライン版があります。
活用シーン:研修プログラムの冒頭でアイスブレイクとして使いたい場合や、他のプログラムと組み合わせて1日研修の一部として実施したい場合に向いています。アイテム数がNASAゲーム(15個)より少ない10個なので、議論の時間をコンパクトにまとめられます。「コンセンサスゲームに興味があるけど、研修時間が限られている」という企業におすすめです。
対象者:新入社員から中堅社員。特にグループワーク初体験のメンバーが多い場合、ハードルが低く取り組みやすいです。
他のゲームとの違い:NASAゲーム(15アイテム)や砂漠からの脱出(12アイテム)と比べてアイテム数が10個と少なく、議論の時間が短縮できます。「コンセンサスゲームの入門編」として、あるいは他の研修プログラムと組み合わせる際のコンパクト版として活用しやすいゲームです。
所要時間:1〜2時間 / 人数:1〜100名 / オンライン対応:◎
コンセンサスゲームの比較
弊社では複数のコンセンサスゲームを提供しており、設定やアイテム数、難易度が異なります。下記の比較表を参考に、研修の目的や対象者に合ったゲームをお選びください。

各ゲームの詳しい違いについては「4つのコンセンサスゲームの違いとは?」の記事で詳しく解説しています。
情報整理型グループワーク
メンバーそれぞれが異なる情報カードを持ち、口頭で情報を共有しながら正解を導き出すタイプのグループワークです。「自分だけが持っている情報を正確に伝える」「相手の情報を正確に聞き取る」という、ビジネスの基本である報連相・情報共有の重要性を体験的に学べます。実際のビジネスでも「必要な情報が必要な人に届いていない」ことが原因で起きるトラブルは多く、このタイプのグループワークではその課題を安全に体験できます。
野球のポジション当てゲーム

各メンバーに配られた情報カードをもとに、9人の選手のポジションを当てるゲームです。カードに書かれた情報は口頭でのみ共有でき、他のメンバーに見せることはできません。正確な情報伝達、整理する力、チームでの役割分担が自然と求められ、新入社員研修で特に人気があります。カード版とオンライン版があります。
活用シーン:新入社員研修で最も多く使われているグループワークの一つです。「情報を正確に伝えることの難しさ」を体験でき、入社直後の報連相研修と組み合わせて実施する企業が多いです。野球を知らなくても全く問題なくプレイでき、研修後には「自分が持っている情報を言ったつもりだったが、チームに伝わっていなかった」という振り返りがほぼ確実に出てきます。この気づきが日常業務での情報共有の意識向上に直結します。
対象者:新入社員〜中堅社員。特に報連相・情報共有のスキル向上を目的とした研修に最適です。
2026年2月現在、弊社での野球のポジション当てゲームの導入社数は約220社、受講者満足度は4.85(5点満点)となっております。
2025年8月現在、野球のポジション当てゲームオンラインの導入社数は約170社、受講者満足度は4.82(5点満点)となっています。
他のゲームとの違い:情報整理型の中でも特に「情報を整理してまとめる力」が求められるゲームです。9人のポジションを当てるためには、断片的な情報をホワイトボードや紙にまとめて構造化する必要があり、議事録を取る力、情報を図解する力も自然と鍛えられます。
所要時間:1〜2時間(カード版)、30分〜1時間(オンライン版) / 人数:5〜100名
野球のポジション当てゲームの詳細はこちら オンライン版はこちら
桃太郎村の地図オンライン

「桃太郎村」の地図を完成させるために、各メンバーが持つ情報を共有して村の全体像を明らかにするゲームです。日本人なら誰でも知っている「桃太郎」がテーマなので、業界知識がなくても全員が楽しめるのが大きな特徴です。所要時間も30分〜1時間と短く、研修のアイスブレイクとして活用しやすいです。
活用シーン:研修プログラムの冒頭で参加者の緊張をほぐすアイスブレイクとして使われることが多いです。所要時間が短いため、午前中に桃太郎村でウォーミングアップ→午後にメインのプログラム、という組み合わせが人気です。また、内定者研修や新入社員研修の初日など、まだメンバー同士の関係が浅いタイミングで特に効果を発揮します。
対象者:主に新入社員・内定者。テーマが親しみやすいため、研修慣れしていない若手でもすぐに打ち解けられます。
2026年1月現在、桃太郎村の地図オンラインの導入社数は約180社、受講者満足度は4.63(5点満点)となっております。
所要時間:30分〜1時間 / 人数:3〜100名 / オンライン対応:◎
部課長ゲーム

「部長」「課長」「平社員」の役割に分かれ、組織内のコミュニケーションと情報伝達を体験するゲームです。部長は全体方針を伝え、課長は部長と平社員の間を取り持ち、平社員は現場の情報を上に伝えます。組織における情報の流れ、指示の出し方・受け方を体験的に学べるため、中堅〜管理職研修に特に効果的です。
活用シーン:管理職研修やリーダーシップ研修で多く使われています。ゲーム中に「部長の指示が曖昧で課長が困る」「平社員の報告が部長まで正しく届かない」といった、実際の組織で日常的に起きているコミュニケーション課題がそのまま再現されます。ゲーム後の振り返りで「自分の普段の指示の出し方を見直すきっかけになった」という声が非常に多いゲームです。
対象者:中堅社員〜管理職。特に「組織内の情報伝達に課題がある」「管理職のコミュニケーション力を高めたい」という企業に最適です。新任管理職研修の定番としても活用されています。
2025年11月現在、弊社での部課長ゲームの導入社数は約140社、受講者満足度は4.82(5点満点)となっております。
所要時間:1〜2時間 / 人数:5〜100名 / オンライン対応:◎
作業型グループワーク
チームで実際に手を動かして何かを作り上げるタイプのグループワークです。身体を動かすため座学の合間のリフレッシュにもなり、完成した作品を目で見て比較できるため振り返りも盛り上がります。「成果物」が残るので達成感が高く、チームの一体感を短時間で高めたいときに最適です。
マシュマロチャレンジ

パスタ、テープ、ひもを使って自立するタワーを作り、てっぺんにマシュマロを置く高さを競うゲームです。TEDでも紹介された世界的に有名なチームビルディングアクティビティで、PDCA(計画→実行→検証→改善)の大切さを短時間で体感できます。2回戦で「改善」を実践できる設計も人気の理由です。
活用シーン:新入社員研修のチームビルディング、部門横断プロジェクトのキックオフ、研修合宿のアクティビティなど、幅広いシーンで活用されています。1回目の結果を踏まえて2回目に改善するプロセスが組み込まれており、「振り返りから改善へ」というPDCAサイクルを18分×2回の短時間で体験できるのが大きな特徴です。「計画に時間をかけすぎて手を動かす時間がなくなった」「いきなり作り始めて途中で崩壊した」など、ビジネスでもありがちな失敗パターンがゲームの中で再現されます。
対象者:新入社員〜中堅社員。特にチームで何かを一緒に作り上げる体験を通じて、一体感を醸成したいときに効果的です。
2026年1月現在、弊社でのマシュマロチャレンジの導入社数は約200社、受講者満足度は4.9(5点満点)となっております。
所要時間:1〜2時間 / 人数:5〜100名
ペーパータワーforビジネス

A4用紙のみでできるだけ高いタワーを建てるゲームです。「紙を折る・丸める・切る」など自由な発想が求められます。弊社のペーパータワーforビジネスでは、紙1枚あたりのコスト設定や利益計算などビジネス要素を加えており、単なるアクティビティではなくコスト意識や戦略的思考も学べます。
活用シーン:新入社員に「利益とは何か」「コストと品質のバランス」を体感させたい研修で活用されています。通常のペーパータワーは「高さ」だけを競いますが、弊社のforビジネス版では紙の枚数=コスト、タワーの高さ=売上という設定があり、「たくさん紙を使えば高くなるが利益は減る」というビジネスのジレンマを体験できます。経営シミュレーション的な要素もあり、コスト感覚を養う研修として評価されています。
対象者:新入社員〜中堅社員。特に営業職や企画職など、コスト意識を持ってほしい若手向けに効果的です。
2025年10月現在、ペーパータワーforビジネスの導入社数は約140社、受講者満足度は4.9(5点満点)となっております。
他のゲームとの違い:マシュマロチャレンジが「創造性」重視なのに対し、ペーパータワーforビジネスは「戦略性」重視。用紙の使い方にコスト計算が絡むため、「原価を削って高さだけを追求するとタワーが倒れる」という品質管理の重要性も体験できます。
所要時間:1〜3時間 / 人数:5〜100名
ドミノ

チームでドミノを並べてコースを完成させるグループワークです。段取り力、役割分担、リスク管理(途中で倒れたらやり直し!)を体感できます。完成した瞬間の達成感はチームの一体感を生み、アイスブレイクやチームビルディングに効果的です。
活用シーン:チームビルディング研修や研修合宿のアクティビティとして人気があります。ドミノの魅力は何といっても「全てが倒れた瞬間の一体感」。途中で倒れてしまうリスクがあるからこそ、チーム内での役割分担やコミュニケーションが重要になります。「誰がどこを担当するか」「万が一倒れたときの対策はどうするか」など、プロジェクトマネジメントに必要な段取り力を楽しみながら学べます。
対象者:新入社員〜中堅社員。身体を動かすアクティビティなので、座学続きの研修のアクセントとして組み込むと効果的です。
2026年3月現在、弊社でのドミノの導入社数は約110社、受講者満足度は4.85(5点満点)となっております。
所要時間:1〜2時間 / 人数:5〜100名
戦略・シミュレーション型グループワーク
ビジネスの疑似体験を通じて、経営的な視点や戦略的思考を養うグループワークです。合意形成型や作業型に比べて所要時間が長めですが、そのぶん深い学びが得られます。中堅社員や管理職向けの研修に特に適しています。「現場の視点」から「経営の視点」へとステップアップさせたいときに効果を発揮するタイプです。
ベストチーム

心理的安全性を知り、高めるための「交渉型」チームビルディングゲームです。チームメンバーのカードを他チームとトレード(交渉)しながら、「業績」と「人間関係」の両方のスコアを最大化することを目指します。業績だけを追い求めるとチームの人間関係が悪化し、人間関係だけを重視すると業績が上がらないというジレンマを体験できます。
活用シーン:チームビルディング研修やリーダーシップ研修で多く使われています。他チームとのトレード交渉を通じて、交渉力やコミュニケーション力も鍛えられます。「心理的安全性が高いチームとは何か」を体感的に学べるため、チームの関係性を見直すきっかけとして効果的です。
対象者:新入社員〜管理職まで幅広く対応。特にチームの関係性を強化したい組織や、心理的安全性をテーマにした研修に最適です。
2025年12月現在、ベストチームの導入社数は約170社、受講者満足度は4.9(5点満点)となっております。
所要時間:2〜4時間 / 人数:15〜100名
プロジェクトテーマパーク

テーマパークの建設プロジェクトを題材にした経営シミュレーションゲームです。予算管理、スケジュール管理、リスク対応など、プロジェクトマネジメントの基本をゲームを通じて学べます。PMBOK等の知識がなくても楽しめる設計になっています。
活用シーン:プロジェクトマネジメント研修やリーダー育成研修で活用されています。ゲームの中で「予算オーバー」「スケジュール遅延」「想定外のリスク発生」といった、実際のプロジェクトで起きるトラブルを疑似体験できます。「どこにリソースを集中させるか」「リスクにどう備えるか」という意思決定の連続が、現場での判断力を高めます。ボードゲーム形式で全体像が見えるため、プロジェクトの進行を俯瞰的に捉える視点も養われます。
対象者:中堅社員〜管理職。プロジェクトリーダーやマネージャー候補の育成に特に効果的です。少人数(3名〜)から実施できるため、選抜研修にも対応しやすいです。
2025年12月現在、プロジェクトテーマパークの導入社数は約90社、受講者満足度は4.91(5点満点)となっております。
所要時間:2〜3時間 / 人数:3〜100名
謎解き会社経営オンライン

謎解きの要素を取り入れた会社経営シミュレーションです。チームで協力して「謎」を解きながら会社を成長させていきます。楽しさとビジネス学習が自然に融合しており、「研修っぽくない研修」を求める企業に人気です。完全オンラインで実施でき、リモートワーク環境でのチームビルディングにも活用されています。
活用シーン:「従来の研修がマンネリ化している」「座学では参加者の集中力が持たない」といった課題を抱えている企業に特に人気です。謎解きという「遊び」の要素があるため、研修に対する心理的ハードルが低く、普段は受け身になりがちな参加者も自ら考え、発言する姿勢が自然と生まれます。謎解きという共通の目標があることで、普段は話しにくい上司・部下の関係でも立場や役職を超えて自然にコミュニケーションが取れるようになります。
対象者:新入社員から管理職まで全階層OK。特に「楽しみながら学ぶ」スタイルの研修を求める企業に向いています。完全オンラインのため、リモート環境の企業に最適です。
2026年2月時点で謎解き会社経営オンラインの導入社数は約140社、受講者満足度は4.93(5点満点)となっています。
所要時間:1〜2時間 / 人数:1〜100名 / オンライン対応:◎
人狼取締役会

人狼ゲームの仕組みをビジネス研修向けにアレンジしたグループワークです。取締役会で「会社を傾ける内通者(人狼)」を見つけ出すために議論を行います。ゲーム後の振り返りではアサーティブ・コミュニケーション(攻撃的でも受身的でもない、相手を尊重しながら自分の意見を伝えるコミュニケーション)について解説します。カード版とオンライン版があります。
活用シーン:コミュニケーション研修やチームビルディング研修で活用されています。ゲーム中の議論では「相手の発言をよく聴く」「自分の意見を論理的に伝える」「多数派に流されず自分の考えを持つ」といったスキルが自然と求められます。ゲームの特性上、非常に盛り上がるため、チームの一体感向上にも効果的です。
対象者:新入社員〜管理職まで幅広く対応。人狼ゲームを知っている参加者が多い場合はスムーズに進行でき、知らない参加者でもルール説明は5分程度で理解できる設計になっています。
所要時間:1〜3時間 / 人数:4〜100名 / オンライン対応:◎
グループワーク研修を成功させる3つのポイント
最後に、グループワークを使った研修を成功させるためのポイントを3つお伝えします。これまで4,500社以上にゲーム研修を提供してきた中で見えてきた、成功と失敗を分けるポイントです。
1. 研修の目的に合ったゲームを選ぶ
「チームビルディングが目的なのか」「コミュニケーション力向上が目的なのか」「リーダーシップ開発が目的なのか」によって、最適なグループワークは異なります。上の比較一覧表を参考に、目的・対象者・時間に合ったものを選びましょう。
よくある失敗パターンは、「盛り上がりそうだから」という理由だけでゲームを選んでしまうことです。確かにどのゲームも盛り上がりますが、研修のゴールに合っていないゲームを選ぶと、「楽しかったけど何を学んだかわからない」という結果になりかねません。「この研修で参加者にどんな気づきを持ち帰ってほしいか」を明確にした上で、それに合ったゲームを選ぶことが大切です。迷った場合はお気軽にご相談ください。
2. 振り返り(デブリーフィング)の時間を確保する
グループワークの効果を最大化するのは、ゲーム後の振り返りの質です。「ゲーム中に何が起きたか」「それは日常の仕事でも起きていないか」「明日からどう変えるか」をチームで話し合う時間を必ず確保しましょう。
振り返りの時間は最低でもゲーム時間の3分の1程度は確保することをおすすめします。たとえばゲームが60分なら、振り返りに20分以上は必要です。弊社のゲームには、すべて振り返り用のスライドとファシリテーションガイドが付属しています。「ゲーム中のどの場面に注目して振り返りを進めるか」「どんな問いかけをすると深い気づきが生まれるか」が具体的にまとめてあるので、ファシリテーション経験が少ない方でも安心です。
3. 準備の負担を減らす工夫をする
研修担当者にとって「準備が大変」は大きなハードルです。弊社(HEART QUAKE)のゲーム研修では、「講師派遣」と「キットレンタル(社内講師で実施)」の2つの提供方法をご用意しています。

講師派遣は、弊社の専門講師が研修会場に伺い、ゲームの進行から振り返りまで一貫して担当します。「研修の運営を全てお任せしたい」「プロのファシリテーションでより深い学びを提供したい」という企業におすすめです。講師は企業研修のプロフェッショナルなので、参加者の反応を見ながら振り返りの深さや方向性をリアルタイムで調整でき、より質の高い研修体験を提供できます。
キットレンタルの場合、必要なツール一式(カード・ワークシート等)とマニュアルをお届けします。さらに、運営スライド(パワーポイント)にはノート欄に講師用のトークスクリプト・解説が記載されているため、研修の進行経験がない方でも安心して実施できます。「社内講師で実施してコストを抑えたい」「自社の研修プログラムの中にゲームを組み込みたい」という企業に選ばれています。

よくある質問
Q. グループワークは何人くらいで実施するのがベストですか?
1チームあたり4〜6名が最も活発な議論が生まれやすい人数です。3名だと意見の多様性が不足し、7名以上だと発言しないメンバーが出やすくなります。全体の参加人数は、ほとんどのゲームが100名まで対応しています(チーム数を増やすことで対応)。
Q. グループワークの研修に必要な準備物はありますか?
弊社のキットレンタルの場合、必要なものは全てキットに含まれています。会場側でご用意いただくのは、テーブル・椅子・プロジェクター(またはモニター)程度です。作業型(マシュマロチャレンジ等)の場合は作業スペースが必要ですが、通常の会議室で十分実施可能です。
Q. オンラインでもグループワークは盛り上がりますか?
はい、十分に盛り上がります。弊社のオンライン対応ゲームは、Web会議ツール(Zoom等)のブレイクアウトルーム機能と専用Webアプリを組み合わせて実施します。対面と比べて参加者同士の距離感がある分、ゲームという「共通の目標」があることで自然とコミュニケーションが活性化します。「オンラインなのにこんなに盛り上がるとは思わなかった」という声を多くいただいています。
Q. 研修時間が限られています。短時間で実施できるグループワークはありますか?
桃太郎村の地図オンライン(30分〜1時間)が最もコンパクトです。また、野球のポジション当てゲームオンライン版も30分〜1時間で実施可能です。「1日研修の一部としてグループワークを組み込みたい」という場合は、これらの短時間ゲームがおすすめです。逆に半日〜1日をグループワークに充てられる場合は、ベストチーム(2〜4時間)やプロジェクトテーマパーク(2〜3時間)など、じっくり取り組める戦略型がより深い学びを得られます。
Q. 外部講師なしで、社内講師だけでも実施できますか?
はい、できます。弊社のゲーム研修は「講師派遣」と「キットレンタル(社内講師で実施)」の2つの提供方法があります。キットレンタルの場合、運営用のパワーポイントスライドにはノート欄に講師用のトークスクリプトが記載されているため、スライドを投影しながらノートを読むだけで研修を進行できます。また、社内講師向けの動画マニュアルもご用意しています。さらに、実施日の2週間前にはキットを納品しますので、事前に社内でテストプレイをする時間も確保できます。
グループワーク研修のお問い合わせ
「どのグループワークが自社に合うか相談したい」「まずは資料を見てみたい」という方は、以下のフォームからお問い合わせください。研修の目的や対象者をお伝えいただければ、最適なグループワークをご提案いたします。
