「AIを使って考える」力を鍛えるゲーム型研修とは?【2026年最新】
「AIを活用した研修を取り入れたいが、プロンプトの使い方を教えるだけの研修でいいのだろうか?」
「生成AIを導入したものの、社員が”AIに聞いて終わり”になっていて、考える力が落ちている気がする…」
「AI時代に本当に必要なスキルを身につけさせる研修を探している」
研修担当者の方から、こうした声をいただくことが増えています。
ChatGPTをはじめとする生成AIの普及により、「AIの操作方法」を教える研修は急速に広まりました。
しかし、多くの企業が気づき始めています。本当に必要なのは「AIの使い方」ではなく、「AIを使って考える力」だということに。
本記事では、なぜ今「AIを使って考える力」が注目されているのか、そしてそれをゲーム型研修で鍛える方法について紹介します。

AI時代、研修担当者が直面する新しい課題
「AIに聞けば答えが出る時代」に、研修で何を教えるべきか?
生成AIの登場により、ビジネスの現場は大きく変わりました。
企画書のたたき台、市場調査の要約、メールの文面——これまで時間をかけていた作業の多くを、AIが数秒でこなしてくれます。
しかし、ここで新たな課題が生まれています。
・AIの出力をそのまま使ってしまい、品質や正確性の判断ができない
・「AIを使えること」と「AIを使いこなせること」の差が見えにくい
日本の生成AI利用率はまだ約9%程度と言われていますが、利用者の約65%が「効果を実感できるのは2つ以下の業務だけ」と回答しているデータもあります。
つまり、AIを導入しても、使いこなせている人はごくわずかというのが現状です。
電通が「スキルを教えない研修」に舵を切った理由
この課題にいち早く取り組んでいるのが、広告大手の電通です。
電通は2021年から「キントレ(金曜日のトレーニング)」と呼ばれる社内研修を毎月開催しています。
毎回400〜500人のクリエイターが参加するこの研修の特徴は、「スキルを教えない」という方針です。
その理由を、電通はこう説明しています。
そのため、基礎から応用へ段階的に積み上げる従来型の学習が機能しにくくなった。
必要なのは、AI時代に人間が判断し続けるための「視点」を鍛えること。
参考: 「スキルを教えない」電通がAI時代の新研修(日経クロストレンド)
AIがスキルの「だるま落とし」を起こす——基礎を飛ばしても表面的なアウトプットができてしまう——という危機感が、この方針の背景にあります。
ベストセラー『AIを使って考えるための全技術』が示すトレンド
こうした流れを象徴するのが、2025年6月に発売された書籍『AIを使って考えるための全技術』(石井力重 著、ダイヤモンド社)です。
682ページ・56の技法を収録したこの大著は、「AIに答えを出させる」のではなく、「AIを思考のパートナーとして活用し、自分の考えを深める」ための方法論を体系化しています。
著者の石井力重氏は600社以上の企業研修実績を持つアイデア発想の専門家であり、15万部超のベストセラー『考具』の加藤昌治氏が監修を務めています。
この書籍のヒットは、企業の現場で「AIをただ使うだけでなく、AIと共に考える力が求められている」というニーズの高まりを示しています。
「AIを使って考える」とはどういうことか?
では、「AIを使って考える」とは具体的にどういうことでしょうか。
ここでは、よくある「AI操作研修」との違いを整理してみます。
| AI操作研修 | AIを使って考える研修 | |
| ゴール | AIツールの使い方を覚える | AIを活用して思考を深める |
| 学ぶ内容 | プロンプトの書き方、ツールの機能 | 問いの立て方、AIの出力の評価・判断 |
| 受講者の姿勢 | AIの指示に従う(受動的) | AIと対話しながら自分で判断する(能動的) |
| 成果物 | AIが生成したテキスト | 自分の考え×AIの知見で磨いたアイデア |
ポイントは3つあります。
① 良い「問い」を立てる力
AIは質問に答えることは得意ですが、「何を聞くべきか」は教えてくれません。
的確な問いを設定できるかどうかで、AIから得られるアウトプットの質は大きく変わります。
② AIの出力を批判的に評価する力
AIの回答は一見もっともらしく見えますが、常に正しいとは限りません。
AIの出力を鵜呑みにせず、「本当にそうか?」「もっと良い案はないか?」と問い直す姿勢が重要です。
③ 自分の価値観で最終判断する力
AIは情報を整理し、選択肢を提示してくれます。
しかし、最終的に「どれを選ぶか」「何を大事にするか」は人間にしかできません。
AIが出した答えに対して、自分はどう思うのか——この「判断する力」こそ、AI時代に最も必要なスキルではないでしょうか。
ゲーム型研修で「AIを使って考える力」を鍛える ― ジョブスタ×生成AI
「AIを使って考える力」の重要性はわかった。でも、それを研修でどうやって身につけさせればいいのか?
座学やeラーニングで「考え方」を教えても、実践につながりにくいのが正直なところです。
そこで私たちHEART QUAKEが提案するのが、ゲーム型研修「ジョブスタ×生成AI」です。

ジョブスタ×生成AIとは?
ジョブスタは、東京大学の藤本徹教授が開発した「未来の職業」を創造するカードゲームです。
HEART QUAKEではこのゲームに生成AI(Google Gemini)を組み合わせた新しい研修プログラムを開発しました。
ゲームの流れはシンプルです。
例えば…
「宇宙旅行が当たり前になる未来」×「料理人」=「宇宙フードデザイナー」
「気候災害が激化する未来」×「保険営業」=「気候リスクコンサルタント」
参加者は自分のアイデアを考え、AIがそのアイデアを100点満点で採点します。
3ラウンド制で「人間 vs AI」の思考を体験
ジョブスタ×生成AIの大きな特徴は、3ラウンド構成で段階的にAIとの関わり方を体験できる点です。
ラウンド2:AI活用 — ChatGPTやGeminiを使ってアイデアをブラッシュアップする
ラウンド3:自由選択 — AIを使うか使わないか、自分で判断してアイデアを仕上げる
この構成により、参加者は以下のことを体感できます。
・AIを使うとアイデアはどう変わるか?
・AIの提案をそのまま使うのか、自分のアイデアを優先するのか?
特にラウンド3では「AIの意見と自分の意見、どちらを信じるか」という判断を迫られます。
これこそが、「AIを使って考える」体験そのものです。
人間とAI、2つの評価軸がもたらす気づき
ジョブスタ×生成AIでは、アイデアの評価を「人間の投票」と「AIの採点」の2軸で行います。


【AIの採点】 — Gemini 2.5が5つの基準(革新性・収益性・社会貢献度・人間専有度・現実性と倫理)で100点満点で採点
人間に高評価だったアイデアがAIでは低得点だったり、その逆が起きたり。
この「ズレ」にこそ、学びがあります。
「AIは自分の価値観を映す鏡」——自分が大事にしていることと、AIが重視する基準の違いに気づくことで、「自分はどういう判断軸を持っているのか?」を問い直すきっかけになります。
プロンプトも自然に学べる設計
ラウンド2でAIを活用する際、参加者は自然と「どう聞けばもっと良いアイデアが出るか?」を考え始めます。
つまり、プロンプトの工夫を「座学」ではなく「実体験」として学べるのがゲーム型研修の強みです。

AI評価が高いアイデアを出した参加者に「どんなプロンプトを使ったか」を共有してもらうことで、チーム全体のAI活用スキルが底上げされます。
実施概要・導入実績
【実施形式】
対面実施・完全オンライン、どちらにも対応しています。
オンラインの場合もWebブラウザだけで参加可能です。
【対象人数】
3名〜100名程度
【所要時間】
1〜2時間程度
【対象者】
新入社員〜管理職まで。特に以下のような研修テーマとの相性が良いです。
・イノベーション研修(新規事業のアイデア発想)
・DX・AI活用研修(生成AIのビジネス活用)
・キャリアデザイン研修(自分の価値観の棚卸し)
【導入実績】
2026年3月時点でのジョブスタの導入社数は約90社、受講者満足度は4.9(5点満点)となっています。

最新の満足度はこちらからご覧いただけます。
まずは無料体験デモで試してみませんか?
ジョブスタ×生成AIは、無料のWeb体験デモをご用意しています。
ニックネームを入力するだけで、すぐにゲームの流れとAI採点を体験できます。
ジョブスタ✕生成AIの導入を検討したいという方は、まずは下記フォームより
「ジョブスタ✕生成AI研修」の資料請求をお願いいたします。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

