企業内での課題として、社会人としてのコミュニケーションを学んで欲しい、高めて欲しいという企業は多いと思います。

そして、多くの研修ではコミュニケーションを学ぶ上でゲーム(ビジネスゲーム)が活用されています。ゲームを通してコミュニケーションを取ることで、部署や業務知識の有無の影響を受けずに研修に取り組むことができるためです。

しかし、ひとくちにコミュニケーションのゲームと言っても学びのポイントが違ういくつかの種類が存在します。

本記事では効果別の5分類で整理した13のコミュニケーションゲームを、比較一覧表研修シナリオ別の選び方ガイドつきで紹介します。

なお、弊社では講師派遣はもちろん、ゲームキット、投影用の資料(pptx)、社内講師用の動画マニュアルをレンタルという形式でもご提供しております。

コミュニケーション研修で使えるゲーム13選|効果別5分類

5つの分類とは以下のとおりです。

1.協力型コミュニケーションゲーム(3選)
2.コンセンサス型コミュニケーションゲーム(3選)
3.共創型コミュニケーションゲーム(3選)
4.交渉型コミュニケーションゲーム(2選)
5.傾聴型コミュニケーションゲーム(2選)

13ゲーム比較一覧表

まずは全13ゲームを一覧で比較できるようにまとめました。自社に必要なコミュニケーション研修はどれなのかを考える参考にしてみてください。

ゲーム名 分類 所要時間 対象人数 導入社数 満足度
協力型コミュニケーションゲーム
野球のポジション当てゲーム 協力型 1〜2時間 5〜100名 約220社 4.85
モンスタービルディング 協力型 1〜2時間 4〜100名
ジグソータウン 協力型 1〜2時間 3〜100名 約80社 4.93
コンセンサス型コミュニケーションゲーム
NASAゲーム コンセンサス型 1〜2時間 1〜100名 約550社 4.81
砂漠からの脱出 コンセンサス型 1〜2時間 1〜100名 約80社 4.76
NASA2025 コンセンサス型 1〜2時間 1〜500名 約50社 4.9
共創型コミュニケーションゲーム
ペーパータワーforビジネス 共創型 1〜3時間 5〜100名 約140社 4.9
マシュマロチャレンジ 共創型 1〜2時間 5〜100名 約200社 4.9
ドミノ 共創型 1〜2時間 5〜100名 約110社 4.85
交渉型コミュニケーションゲーム
ベストチーム 交渉型 2〜4時間 15〜100名 約170社 4.91
トレード&グロース 交渉型 2〜3時間 15〜100名
傾聴型コミュニケーションゲーム
傾聴チャレンジ 傾聴型 1〜2時間 2〜100名
ヒアリング・チャレンジ 傾聴型 1〜2時間 1〜100名 約80社 4.88

※満足度は5点満点。「ー」はアンケート回答30社未満のため非表示。最新の導入社数・満足度はこちらからご覧いただけます。

それぞれの分類について詳しく解説していきます。

1.協力型コミュニケーションゲーム(3選)

野球のポジション当てゲーム

協力型コミュニケーションゲームは全員で協力して1つの物事に取り組むという形式のゲームです。

この種類のゲームの場合、各人が持っている情報が限定的で、それを口頭のみで他のメンバーに伝えながら、全体像をあぶりだし、問題を解決していく流れとなります。

この様子がジグソーパズルに似ているため「ジグソーメソッド」と呼ばれます。

ジグソーメソッド

協力型コミュニケーションゲームの学びのポイントとしては

仕事は複数人で行っていくこと
・全員が同じ情報を持っているわけではないこと
・情報共有を行うために積極的に発言していくこと
・情報をまとめて整理すること
全体を見て考える視座を持つこと

などが挙げられます。

①野球のポジション当てゲーム

野球のポジション当てゲームは、情報カードに記載された情報を口頭のみで伝え合い、誰が、どのポジションなのかを特定するゲームとなります。

報連相 野球のポジション

所要時間: 1〜2時間 対象人数: 5〜100名 導入社数: 約220社 満足度: 4.85/5点


最新の満足度などについてはこちらからご覧いただけます。

スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。

コミュニケーションゲーム「野球のポジション当てゲーム」

②モンスタービルディング

モンスタービルディングも情報カードに記載された情報を口頭のみで伝えるところまでは野球のポジション当てと同じですが、最終的にブロックを使って、カードに描かれているモンスターを完成させるゲームとなります。

所要時間: 1〜2時間 対象人数: 4〜100名

ブロックを用いたコミュニケーションゲーム「モンスタービルディング」

③ジグソータウン

ジグソータウンは、各自が持つ情報カードをもとに口頭のみで情報を伝え合い、チームで1枚の地図を完成させる協力型コミュニケーションゲームです。

野球のポジション当てゲームと同様にジグソーメソッドを採用していますが、地図という視覚的な成果物を全員で作り上げる点が特徴です。完成した地図を見ることで、チームの情報共有がうまくいったかどうかが一目でわかります。

所要時間: 1〜2時間 対象人数: 3〜100名 導入社数: 約80社 満足度: 4.93/5点

協力型コミュニケーションゲーム「ジグソータウン」

2.コンセンサス型コミュニケーションゲーム(3選)

2つ目はコンセンサス型のコミュニケーションゲームです。
コンセンサスとは合意形成という意味になります。
この種類のゲームでは協力型の多くで見られるような情報の分断はありません

コンセンサス型コミュニケーションゲームでは、全員が同じ情報を見ながらも、下す意思決定には違いがあることを体感し、全員が妥協することなく、チームとして合意形成を行うことが求められます。

コンセンサス型コミュニケーションゲームの学びのポイントとしては

同じ情報を見ても個人が出す結論が異なること
複数人で考えることで視野が広がること
・ビジネスにおけるコミュニケーションでは目的が重要であること
・チームでの合意形成を行うことの難しさとポイント
・自分の意思決定のクセを知ること

などが挙げられます。

④NASAゲーム

NASAゲームは宇宙飛行士になったつもりで、月で遭難した場合、15個のアイテム(備品)に優先順位をつけていくゲームです。

所要時間: 1〜2時間 対象人数: 1〜100名 導入社数: 約550社 満足度: 4.81/5点

2026年3月現在、弊社でのNASAゲームの導入社数は約550社で、コンセンサスゲームとしては国内最大級の導入実績です。

最新の満足度はこちらからご覧いただけます。

スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。

グループワークで使えるNASAゲームのやり方

⑤砂漠からの脱出

砂漠からの脱出は、NASAゲームと同じコンセンサス(合意形成)の仕組みを用いたゲームです。砂漠で遭難した状況で12個のアイテムに優先順位をつけていくというシナリオになっています。

NASAゲームを既に実施済みの企業や、宇宙よりも身近なシナリオで実施したいという場合におすすめです。

所要時間: 1〜2時間 対象人数: 1〜100名 導入社数: 約80社 満足度: 4.76/5点

コンセンサスゲーム「砂漠からの脱出」

⑥NASA2025

NASA2025は、NASAゲームの最新バージョンです。従来のNASAゲームとの最大の違いは、最大500名まで同時に実施可能な点です。

大規模な新入社員研修や全社イベントなど、大人数での合意形成研修を実施したい場合に最適です。

所要時間: 1〜2時間 対象人数: 1〜500名 導入社数: 約50社 満足度: 4.9/5点

最大500名対応のコンセンサスゲーム「NASA2025」

3.共創型コミュニケーションゲーム(3選)

3つ目は共創型コミュニケーションゲームです。
ビジネスでコミュニケーションと言った時に特に大学生と社会人で最もギャップがあるのが「一緒に製品・サービスを作り上げていく」という要素でしょう。

製品・サービスを作る際に役割分担やPDCA、時にはちょっとした対立を乗り越えることが重要になります。

共創型コミュニケーションゲームでの学びのポイントは

役割分担することの重要性
・「PDCAサイクルを回して改善していく」という考え方
みんなでアイデアをだしていくことの重要性

が挙げられます。

⑦ペーパータワーforビジネス

ペーパータワーforビジネスは、1チームが1企業となり、A4の紙だけを使って自立可能なできるだけ高いタワーを立てることが目的のシンプルなゲームです。タワーの高さが会社の売上、使った紙の枚数が原価として、企業経営を疑似体験することができます。

所要時間: 1〜3時間 対象人数: 5〜100名 導入社数: 約140社 満足度: 4.9/5点


最新の満足度はこちらからご覧いただけます。

スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。

実施の流れを詳しく知りたい方はこちらも御覧ください。

ペーパータワーのやり方と最高記録223cm

⑧マシュマロチャレンジ

マシュマロチャレンジは、パスタ、テープ、ひもを使って自立可能なタワーを立て、頂上にマシュマロを置くというチームビルディングゲームです。

世界中の企業研修で取り入れられており、試行錯誤しながらチームで成果を出すプロセスを体験できます。弊社では導入社数約200社、満足度4.9の実績があります。

所要時間: 1〜2時間 対象人数: 5〜100名 導入社数: 約200社 満足度: 4.9/5点

チームビルディングゲーム「マシュマロチャレンジ」

⑨ドミノ

ドミノは、チームでドミノを並べて倒すというシンプルなゲームですが、チーム内での役割分担、計画と実行のPDCAサイクルが求められます。

ペーパータワーと同様に「みんなで作り上げる」体験を通じて、チームワークの重要性を実感できるゲームです。導入社数約110社、満足度4.85の実績があります。

所要時間: 1〜2時間 対象人数: 5〜100名 導入社数: 約110社 満足度: 4.85/5点

チームビルディングゲーム「ドミノ」

4.交渉型コミュニケーションゲーム(2選)

4つ目は交渉型のコミュニケーションゲームです。
社会人として他部署や顧客とのコミュニケーションにおいて交渉が求められるシーンがあると思います。

交渉では当然ながら自分たちの利益だけではなく、相手の利益のことも考えた「Win-Win」な提案を行わなければなりません。

交渉型コミュニケーションゲームの学びのポイントとしては

主体性を持って行動すること
Win-Winな提案が重要であること
相手のニーズを把握すること

などが挙げられます。

⑩ベストチーム

ベストチームは、心理的安全性をテーマとしたゲームです。自分たちの持っているカードを他のチームが持っているカードと交渉による交換が必要となります。

所要時間: 2〜4時間 対象人数: 15〜100名 導入社数: 約170社 満足度: 4.91/5点


※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。

心理的安全性を知り、高めるゲーム型研修「ベストチーム」

⑪トレード&グロース

トレード&グロースは、VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)環境を体験できる交渉型ゲームです。

チーム間で資源の交換(トレード)を行いながら、自チームの成長(グロース)を目指すという構造で、変化の激しいビジネス環境における交渉力・適応力を学べます。

所要時間: 2〜3時間 対象人数: 15〜100名

VUCA時代の交渉ゲーム「トレード&グロース」

5.傾聴型コミュニケーションゲーム(2選)

最後は、傾聴型のコミュニケーションゲームです。
特に営業職や管理職の方に必要なコミュニケーション能力として、相手の話をしっかりと聴く「傾聴力」が挙げられるかと思います。

傾聴型コミュニケーションゲームの学びのポイントとしては

・現状の自分の傾聴力を把握すること
・まずは信頼関係の構築が重要であること
傾聴技法≒聴くためのテクニックを理解すること

などが挙げられます。

⑫傾聴チャレンジ

傾聴チャレンジでは、受講者同士のインタビューの中で上画像のような傾聴チャレンジカードに記載されているような言動が行えているかを互いにフィードバックしながら、自分の傾聴力を確認していきます。

なお、傾聴チャレンジカードは傾聴やコーチングの理論を取り入れ、3つのレベルをステップアップしながらチェックしていきます。


※レベル2の傾聴チャレンジカード

所要時間: 1〜2時間 対象人数: 2〜100名

傾聴研修ゲーム「傾聴チャレンジ」のやり方

⑬ヒアリング・チャレンジ

ヒアリング・チャレンジは、営業場面でのヒアリング力を高めるための傾聴型ゲームです。

受講者が顧客役と営業役に分かれてロールプレイを行い、相手のニーズを正確に聴き取る力を実践的に鍛えます。傾聴チャレンジが「聴く姿勢・態度」にフォーカスするのに対し、ヒアリング・チャレンジは「質問力」と「ニーズの引き出し」に重点を置いています。

所要時間: 1〜2時間 対象人数: 1〜100名 導入社数: 約80社 満足度: 4.88/5点

ヒアリング力強化ゲーム「ヒアリング・チャレンジ」

研修シナリオ別・おすすめゲームの選び方

「自社の研修にはどのゲームが合うのか?」という疑問にお答えするため、よくある研修シナリオ別におすすめのゲームをまとめました。

研修シナリオ おすすめゲーム 選定理由
新入社員研修 野球のポジション当てゲーム(協力型)
ペーパータワーforビジネス(共創型)
報連相の基本と、チームで成果を出す経験を積める
管理職研修 傾聴チャレンジ(傾聴型)
NASAゲーム(コンセンサス型)
部下の話を聴く力と、チームの合意を導く力を強化
チームビルディング合宿 ベストチーム(交渉型)
マシュマロチャレンジ(共創型)
チーム間の関わりと、協力して成果を出す体験の両方ができる
短時間アイスブレイク 野球のポジション当てゲーム(協力型)
ジグソータウン(協力型)
1時間から実施可能で、初対面でも自然に会話が生まれる
オンライン研修 NASAゲーム オンライン版
野球のポジション当てゲーム オンライン版
オンライン対応版があり、Zoomなどで実施可能

上記はあくまで一般的なおすすめです。研修の目的・人数・時間に応じて最適なゲームは異なりますので、お気軽にお問い合わせください。

PDF資料の請求(無料)

弊社では講師派遣はもちろん、ゲームキット、投影用の資料(pptx)、社内講師用の動画マニュアルをレンタルという形式でもご提供しております。

提供するパワーポイントには講師向けのトークスクリプトや解説が含まれています。
※画像はモンスタービルディング

ゲームを取り入れたいが準備工数を抑えたいというご担当者様はぜひ下記からお問い合わせください。

まずは各ゲームの詳細について記載したPDF資料をお送りさせていただきます。

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