心理的安全性を確認する3つのサイン
今回は心理的安全性を確認する3つのサインというテーマで書いていきたいと思います。
心理的安全性については過去に何度か書いてきました。
例えば、エドモンドソン教授による心理的安全性の測定のための7つの質問などがよく読まれています。
心理的安全を診断する7つの質問
今回紹介する3つのサインは上記の7つの質問までいかずとも、もっとライトにチームの心理的安全性の指標となるものです。
下図にまとめてみました。
1つめはポジティブな発言が多いこと。そりゃそうだ、という感じかもしれませんが、MTGなどの発言をポジティブとネガティブで分類してみると、その比率はどうなるでしょうか?
2つめは日頃からミスや問題についても話をするというもので、1つめのポジティブな発言が多いと矛盾するように感じるかもしれませんが、ミスや問題についての批判ではなく建設的な議論が出来ていると考えて下さい。
これについては面白いエピソードがあります。
もともと、エドモンドソン教授が心理的安全性という概念に気づいたのは、医療チームの研究をされていたときに、成果を出しているチームはミスが少ないという仮説を立てていたところ、結果はその逆で、高い成果をあげているチームほど人的ミス件数が多いということを発見されたそうです。
ここで、エドモンドソン教授は「優秀なチームは報告する数が多いのではないか?」と考えたそうです。ミスの報告などしたくないと思うのが人間だと思いますが、それができるというのは・・・・ということで心理的安全性の概念に至ったと言われています。
話がずれましたが、3つめは職場に笑いとユーモアがあるということで、これまたそりゃそうだという感じかもしれませんが、心理的安全性のサインとしてはわかりやすいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は心理的安全性を確認する3つのサインをご紹介しました。
エドモンドソン教授による心理的安全性の測定のための7つの質問もぜひ御覧ください。
心理的安全を診断する7つの質問
エドモンドソン教授の書籍がでてきますので詳しく知りたい方はそちらも読んでみて下さい。
また、弊社では心理的安全性を知り、高めるためのビジネスゲーム型研修「ベストチーム」を提供しております。
2024年2月現在、ベストチームの導入社数は約90社となっており、アンケートの受講者満足度は5段階評価で4.94となっております。
※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。
詳細はこちらから御覧ください。