部下に仕事を任せる際の7つのステップ
突然ですが、みなさんは部下に仕事を任せる時にどのようなやり方をしていますか?そして、部下のレベルに応じてやり方を変えていますか?
今回は部下に仕事を任せる際の7つのステップというテーマで書いていきたいと思います。権限委譲の7つのレベルと言っても良いかもしれません。
早速結論から。
こちらの画像は下記の書籍を引用しています。
―チームが必要とするマネージャーになる方法
James Stanier
オライリージャパン (2022/8/26)
例えば、あなたが部下に仕事を任せる時、どのような段階の行動を取ることが多いでしょうか?いきなり「終わったら教えて」という人は少ないと思います。
おそらく最初は左から2番目の段階の自分がやり方を示すぐらいから始まって、徐々に右側に移行していくのではないでしょうか?
ある程度、独り立ちできるレベルになれば、終わったら相手が知らせてくるという段階に移行し、いつの間にか管理(コントロール)が不要になってくるという流れかと思います。
大事なのはこのような段階があるということを理解し、相手のレベルに応じて管理・委譲の段階を変えていくということだと思います。
OJTリーダー向けの研修などではぜひ伝えていただきたい内容ですね。
まずは、自分が普段、部下に対して仕事を任せる時にどのステップから始めることが多いのかを共有してもらいます。
できれば、各OJTリーダーにはどの段階からコントロールを始めるべきかコンセンサスを取り、人によるコントロールの仕方のバラツキを減らしておいたほうが良さそうです。
また、部下側にもこの図を見せることで自分が今、どの段階で、次はどの段階を目指すべきなのかを見せてあげると、成長を実感できるかもしれません。
四谷学院の55段階式とまでは行かないですが、ステップが明示されていて、それを達成していく、というのは成長を実感できると思います。
まとめ
いかがでしょうか。今回は部下に仕事を任せる際の7つのステップをご紹介しました。
エンジニアではない方も参考になることがあると思いますので本書もぜひ読んでみてください。
―チームが必要とするマネージャーになる方法
James Stanier
オライリージャパン (2022/8/26)