今回はマネージャーが果たすべき4つの役割というものを紹介したいと思います。

マネージャーの役割については以前にも2冊の書籍における「マネージャーの役割」の共通点と違いという記事で紹介しましたが今回はまた少し違う視点で書いてみたいと思います。

さっそく紹介していきましょう。

マネージャーが果たすべき4つの役割

まずは結論から。
マネージャーの4つの役割

1つめは船長の役割です。漫画のワンピースでいえば主人公のルフィのポジションですね。

目標を設定し、時にはメンバーを鼓舞していく役割となります。ルフィはワンピースを見つけ、海賊王になるという目標を掲げ、メンバーそれぞれの目標を達成させる(ゾロなら世界一の剣豪)というイニシアチブをとっています。

2つめは設計者の役割です。1つめをワンピースで例えてしまったので、ここもワンピースのキャラクターで当てはめると、航海士のナミということになるでしょうか。ルフィはここが少し弱そうですね。。。

ナミは航海士として天候を分析し、そこから次に起こるであろう状況を察知(システム思考的)し、それに向けて準備をしていきます。

現実の仕事では仕組みを作っていくという要素が強いと思います。

3つめは指揮者の役割です。ワンピースで言えばルフィはしっかりとこの役割を担っていると思います。また、全体最適というか、全員のパワーを発揮するという意味では、シェフのサンジも近しい役割をになっているのかもしれません。

最後は教師の役割です。ワンピースでは麦わらの一味の中で誰かが誰に教育をするというシーンはあまり無いように思います。

その代わり、各メンバーにはコーチやメンターとなるような人物が登場しています。例えば、ルフィでいえば幼い頃には赤髪のシャンクスのような、成長してからはレイリーが覇気の修行をつけてくれました。(ワンピースを読んだ・見たこと無い方には分かりづらいですね。。。)

ルフィ自身はメンバーを鼓舞はしますが、教育・育成に積極的には関わっていないように思います。これは現実でも多く起きている現象で、特にルフィのようなプレイングマネージャー型に多く、目標達成・業績についてはしっかりとコミットするものの、メンバーの管理・育成についてはあまり積極的ではない、という状況はよく見られると思います。

ワンピースでは各メンバーがモチベーション高く、教育・育成が必要ありませんが、現実にはそうはいきません。

まとめ

いかがでしょうか。マネージャーが果たすべき4つの役割をワンピースのキャラクターと絡めて紹介してきました。ルフィは2の設計者と4の教師の役割がやや弱いように1人が全ての役割を完ぺきにこなすことは難しいと思います。

そんな時は自分の苦手な役割について他の人にサポートしてもらうのも重要です。

参考図書:
ビジネスマネジャー検定試験Ⓡ公式テキスト 4th edition
東京商工会議所


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