指示待ち社員向けの研修に使える「部課長ゲーム」
今回は指示待ち社員向けの研修(指示待ち社員対策)に使える「部課長ゲーム」をご紹介したいと思います。
実際には指示待ち社員向けの研修というカテゴリーは無いと思いますが、新入社員や若手社員を中心に指示待ちの社員が多いという場合に使えるビジネスゲームが部課長ゲームとなります。
部課長ゲームで指示待ちが再現される?
まずはなぜ指示待ち社員の研修に部課長ゲームなのか?というと、このビジネスゲームではまさに指示待ちが再現されるからです。
ゲーム中、部長、部下の頭の中はこのようになっています。


この状態の部下は下画像のロバート・ケリーによるフォロワーシップ理論の消極的フォロワーといえます。
研修中に指示待ちの様子が再現され、それを理論的にも指摘されることで、受講者は自分が指示待ちをしていることに気づき、どうして指示待ちが発生していまうのか?また、指示待ちをやめるにはどうしたら良いのか?を考えるきっかけとなります。
例えば、上画像右上の模範型フォロワーならば、このようにコミュニケーションを取るでしょう。

色々と指示を頂いていますが、これはどうなれば良いのか目的を教えてもらえますか?
また、自分が部長役としてチームのメンバーが指示待ちをしているところを見ることで、普段の自分を客観視できる可能性が高まります。
実際に、弊社で部課長ゲームを実施した企業様の声として下記のようなお声を頂きました。
※指示待ち社員向けの研修という名目での実施ではありません。


【導入事例】ブルーベル・ジャパン株式会社様で「部課長ゲーム」を実施
ゲーム後の振り返りでは、メンバー(部下)の立場の人は仕事の目的を知ることから始めてみようという解説を行います。
指示待ちの原因として、何をしたら良いのかわからないというのもありますが、中には何のためにやるのかわからないという自分の中で目的を明確にできないと動き出せない人という方もいらっしゃいます。
上司がそれを教えてくれるはず、という受け身の姿勢ではなく、部下の立場から積極的に仕事の目的や、何をすべきかを確認していくフォロワーシップが大事ということが学べるビジネスゲームとなっています。
導入事例(三菱ガス化学株式会社様)
導入事例としては三菱ガス化学株式会社様での配属後研修でフォロワーシップを伝えるためにご活用いただいています。




・自分の持っている情報を周りも知っていると思い込まずに共有する重要性を理解した。
・目的が分からないとき、上司に確認するという意識が不足していたことに気づいた。
【導入事例】三菱ガス化学株式会社様の配属後研修で部課長ゲームを導入いただきました
また、部課長ゲームの具体的なルール、実施の流れについては下記よりご覧いただけます。
「部課長ゲーム」実施の詳しい流れ
導入社数と受講者満足度
2024年12月現在、弊社での部課長ゲームの導入社数は約110社、受講者満足度は4.75(5点満点)となっております。
※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。
オンラインでの実施も可能!
コロナ禍の影響もあり、物理的に集まって研修ができないという場合でも、部課長ゲームをオンラインで実施することが可能です。
配布されたURLをクリックし、弊社が開発したシステムにログインしていただくことで利用が可能となります。
オンライン版の説明は下記よりご覧いただけます。
報連相や目的共有の重要性を学ぶ「部課長ゲームオンライン」
部課長ゲーム検討における注意点!
部課長ゲームはゲーム中、無言での実施となりますので、いわゆるコミュニケーションの推進には向きません。ご了承ください。
社内講師での実施も可能!
弊社では部課長ゲームを実施するにあたっての上画像のようなカード、指示書シート、また、運営スライド(ppt形式)、振り返り用ワークシート(PDF形式)、ファシリテーター向け動画マニュアルの提供を行っております。
有料となりますが、デザインされたゲームキットや運営スライドを利用することで参加者の満足度が高まり、またスライド作成などの準備工数が大幅に削減できます。
スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。
導入希望の方は無料資料請求から
指示待ち社員向けの研修に部課長ゲームを導入したいという方はまずは下記より資料請求(無料、PDFでのお渡し)をお願いします。
講師派遣型も、ゲームキット提供型もまずは資料のお問い合わせをお願いできればと思います。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。