オンラインでできるアイスブレイク「くらやみ自己紹介」

くらやみ自己紹介は、オンライン会議ツール上で参加者全員が表示名を「83(やみ)」に変更し、カメラもオフにした状態で実施する匿名アイスブレイクです。
書籍『パラドックス思考』(舘野泰一・安斎勇樹/ダイヤモンド社)で紹介されたワークで、ブレイクアウトルーム機能を使い2人1組で3分間ずつ自己紹介を行います。
顔も名前も伏せた状態で言葉だけのコミュニケーションを体験することで、普段の自己紹介より深い気づきや「誰だろう?」というドキドキ感が生まれ、オンライン会議特有のよそよそしさを和らげる効果があります。
【この記事で分かること】
・くらやみ自己紹介の具体的な7ステップの実施手順
・ZoomとTeamsで実施する際の注意点
・対象人数・所要時間・効果と活用シーン
目次
1. くらやみ自己紹介の実施手順(7ステップ)
2. くらやみ自己紹介で得られる効果と活用シーン
3. くらやみ自己紹介のアレンジアイデア
4. 関連書籍:パラドックス思考
5. くらやみ自己紹介に関するよくある質問(FAQ)
6. 他のアイスブレイクもご紹介しています
7. アイスブレイク用のスライドを無料配布中!
今回はオンラインでできるアイスブレイク「くらやみ自己紹介」という自己紹介ワークをご紹介します。
くらやみ自己紹介は『パラドックス思考』という書籍の中で紹介されていた自己紹介ワークです。
舘野泰一,安斎勇樹
ダイヤモンド社(2023/2/28)
くらやみ自己紹介は本書の最後の章である第7章のP320に登場するワークで、本書のメインテーマからはやや外れた位置づけです。その前提でご覧ください。
くらやみ自己紹介の実施手順(7ステップ)
ここからは具体的な実施手順をご紹介します。前提として、くらやみ自己紹介はZoom・Teams・Google Meetなどのオンライン会議ツールを使って実施するワークです。
※Teamsの場合は会議参加後に表示名を変更できないため、ルーム入室時に設定する必要があります。
※「83」とは「やみ」の意味です。
2. 全員がカメラをオフにします。
3. ブレイクアウトルーム機能を使ってランダムで2人1組を作ります。
4. 1人3分間で自己紹介を行います。
※この時、自分の名前を名乗ること、カメラをオンにすることは禁止です。
5. 自己紹介が終わったら、お互いの印象を伝えて終了です。
(例:「こんな人のように感じた」など)
6. メインルームに戻って、全員に感想をチャットに記載してもらいます。
※全員の表示名は「83」のままなので匿名での投稿になります。
7. 名前を元に戻してくらやみ自己紹介の終了です。
普段の自己紹介よりドキドキ感が高まる、面白いワークです。
くらやみ自己紹介で得られる効果と活用シーン
くらやみ自己紹介は単なる自己紹介の代替ではなく、以下のような効果が期待できます。
顔・名前・所属といった情報を伏せることで、相手の話す内容そのものに集中しやすくなります。
・オンライン会議のよそよそしさの緩和
カメラオフが許容される場では発言しづらいことも、匿名性のある場では出やすくなります。
・自分の話し方・伝え方を客観視するきっかけ
「こう感じた」というフィードバックを匿名でもらうことで、自分の伝わり方を見直せます。
特に以下のような場面で活用できます。
・部署横断プロジェクトのキックオフミーティング
・リモートワーク中心のチームの定期的な交流会
・研修の冒頭アイスブレイク(特に複数日にわたる研修の初日)
くらやみ自己紹介のアレンジアイデア
書籍ではランダムにペアを組む形式が紹介されていましたが、いつものメンバーで実施する場合は意図的に組み合わせを設定して「相手が誰だったのかを当てる」というゲーム要素を加えると、より盛り上がります(最後にペアを発表する)。
さらに、研修やワークショップの中でずっと匿名・カメラオフのまま進める「くらやみワークショップ」形式にすれば、肩書きや序列に縛られない議論ができる場をつくれます。
関連書籍:パラドックス思考
くらやみ自己紹介の元になった書籍は、立教大学の舘野泰一氏とミミクリデザイン代表の安斎勇樹氏による『パラドックス思考 ― 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』です。組織やチームでの矛盾・葛藤との向き合い方を体系的に学べる一冊で、最終章で本ワークが紹介されています。
くらやみ自己紹介に関するよくある質問(FAQ)
Q1. くらやみ自己紹介はTeamsでも実施できますか?
可能ですが、Teams は会議参加後に表示名を変更できないため、ルーム入室前に名前を「83」に変更しておく必要があります。Zoom や Google Meet では会議中に表示名を変更できます。
Q2. 何人くらいで実施できますか?
2人1組のブレイクアウトルームを使うため、4名以上から実施可能です。10〜30名程度の中規模グループで盛り上がりやすく、ブレイクアウト機能を持つツールであれば100名以上でも実施できます。
Q3. 所要時間はどれくらいですか?
1ペアあたりの自己紹介3分×2+メインルームでの感想共有を含めて、合計15〜25分程度が目安です。参加人数によって感想共有の時間を調整します。
Q4. オンラインでも盛り上がりますか?
名前と顔を伏せることで普段の自己紹介より「誰だろう?」というドキドキ感が生まれ、オンライン会議特有のよそよそしさを和らげる効果があります。アイスブレイクとして十分機能します。
Q5. 対面でも実施できますか?
原則オンライン専用のワークです。匿名性とカメラオフという条件が場の安心感をつくる仕組みなので、対面で代用したい場合は別のアイスブレイク(自己紹介ビンゴなど)を検討してください。
他のアイスブレイクもご紹介しています
対面・オンラインで実施できるアイスブレイクは、下のリンクから一覧でご覧いただけます。アイスブレイクをお探しの方はぜひご確認ください。
アイスブレイクの一覧
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