近年、人事施策の中で注目されている考え方の一つが、
ジョブ・クラフティングです。

ジョブ・クラフティングとは、
与えられた仕事をそのままこなすのではなく、
自分なりに意味づけし直し、主体的に関わり直すというアプローチです。

以前の記事でも紹介していますが、ジョブ・クラフティングは3つの次元から成り立っています。

過去記事:ジョブ・クラフティングの3つの次元と9つの具体例

特にシニア・ベテラン社員においては、タスク・クラフティングに該当する
業務内容や役割そのものを大きく変えることは簡単ではありません。
人間関係(リレーショナル)クラフティングについても同様です。

だからこそ重要になるのが、認知的クラフティングです。つまり、
「自分にとって仕事とはなんなのか?この仕事を、どんな意味で引き受け直すのか」という問いです。

仕事の意味を考え直すために私たちは、
ジョブ・クラフティングを
仕事の話からではなく、人生の話から始めることにしました。

本記事では、
シニア・ベテラン社員向けジョブ・クラフティング研修において、
なぜ「死の疑似体験ワーク」を起点に据えているのか、
その設計意図を解説します。

シニア・ベテラン社員向けキャリア支援研修で起きがちな違和感

シニア・ベテラン社員向けの研修を企画する際、
人事・研修担当の方から、こんな声を聞くことがあります。

「このままのやり方のままでいいとは思っていない」
「正直、これからの時代に合わせて変わってほしい」
「リスキリングも含めて、もう一段アップデートしてもらえないか」

一方で、もう少し優しい声が聞こえてくることもあります。

「これ以上、成長を求めるのは違う気がする」
「もう十分頑張ってきた人たちだ」
「とはいえ、このままフェードアウトされるのも困る」

シニア層側も、「もっと上を目指そう」「まだまだ成長できる」といった
前向きすぎるメッセージに、正直疲れています

だからこそ私たちは、問いを切り替えます。

残りの時間で、あなたは何を残すのか?

「死の疑似体験ワーク」を用いた認知的クラフティング

弊社ではキャリア研修のワークとして死の疑似体験ワークを提供しております。

死の疑似体験ワークでは、死を目の前にしたあなたが徐々に大事なものを手放していく、というワークで、自分の価値観を問うワークとなっています。

死の疑似体験ワークについての詳細はこちらを御覧ください。

死の体験ワークショップのやり方

私たちは、死の疑似体験ワークを用いたジョブ・クラフティングを次の構造で捉えています。

【価値観・人生観】
 ⇩
死の疑似体験ワーク(WHYの再定義)
 ⇩
【仕事の意味づけ】
 ⇩
認知的ジョブ・クラフティング
 ⇩
仕事の取り組み方の変更

つまり、死の疑似体験を通して価値観・人生観を振り返り、
その中で仕事の意味を問い、
それによって日常の仕事への取り組みを変えていく
という流れです。

死の疑似体験ワークは、
「辞めさせるためのキャリア支援」でも
「無理に引き留める施策」でもありません。


どちらの選択であっても、
組織と本人の双方にとって健全な形になるための設計です。

まとめ:シニア社員の力を、静かに次世代へつなぐ

シニア・ベテラン社員は、
組織にとって扱いづらい存在になりがちです。

しかし見方を変えれば、
最も多くの「渡せるもの」を持った存在でもあります。

死の疑似体験ワークは、人生の棚卸しであり、
ジョブ・クラフティングは、それを仕事に翻訳するプロセスです。

「無理に引っ張らず、でも自然に再起動してほしい」
そんな企業にこそ、フィットする研修です。

研修として導入を検討されている方へ

なお、弊社では講師派遣はもちろん、社内講師で実施できる運営用のパワーポイント資料、及び、動画マニュアルの販売を行っております。

提供するパワーポイントには講師向けのトークスクリプトや解説が含まれています。

スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。

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