メンタルヘルス研修として、ラインケアに関する研修を実施したいという要望が増えてきています。

前回の記事でも書きましたが、ラインケアとして上司に求められる役割は大きく分けて4つあります。

1.部下の状況の把握
いつもと違うへの早期対応

2.部下からの相談の対応
⇒積極的な傾聴

3.メンタルヘルス不調者の職場復帰支援
⇒復職者の緊張の緩和

4.職場環境の改善
照明の明るさや、室内の気温、レイアウトなど

参考:厚生労働省 提供PDFより

4つの役割についてはこちらの記事を御覧ください。

ラインケアで求められる管理監督者(上司)の4つの役割

ラインケア研修としては上記の4つの役割についての説明や、職場環境改善のためのアイデア出しなどのグループワークが実施されることになります。

一般的なラインケア研修は何をやっているのか?

いくつかの研修会社様のラインケア研修のカリキュラムを見てみると、一般的なラインケア研修の概要は以下のようになっています。

・ストレスについての理解

・上司の4つの役割の紹介

・積極的傾聴のトレーニング

・職場復帰支援の方法の紹介

・職場改善案のグループワーク

時間的には半日〜1日というところが多いかと思います。多くの企業様で座学+グループワークという形式で進行されているようです。

ゲームを使ったラインケア研修のやり方

ラインケア研修

弊社では、ビジネスゲームと呼ばれるゲームを使ったラインケア研修を提供しています。

所要時間は2〜3時間で、ゲームを実施し、そこで起きたことを振り返ることで、座学だけではなく、体験からの学びを重視しています。

ラインケア研修 ゲーム

このゲームは4人1組で実施され、1人1人には役割が与えられます。(リーダー1名と、メンバー3名) ゲームのポイントは、お互いのストレス状態を把握し、適宜、サポートを行いながら、全員で目標を達成しなければならないというところにあります。

お互いのストレス状態が上手に把握できていないと、休職者が生まれてしまい、結果としてチームの目標達成が困難になります。

これは、下図のNIOSHの職業性ストレスモデルより、上司や同僚の支援がストレス反応への緩衝要因になっていることを意味しています。

NIOSH 職業性ストレスモデル

このように、ゲーム後の振り返りでは、ゲームで起きたことを振り返り、かつ、一般的なラインケア研修にも含まれているラインケアに必要な知識の提供を行っています。

NIOSHの職業性ストレスモデルについてはこちらを御覧ください。

NIOSHの職業性ストレスモデルが教えてくれること

導入事例:インテージホールディングス様

インテージホールディングス様での導入事例はこちらからご覧いただけます。

【導入事例】インテージホールディングス様で「ストマネ」を社内講師で実施

ラインケア研修ゲーム「ストマネ」のご紹介

これまで紹介してきたビジネスゲームは「ストマネ」という名前のゲームで、ストレスマネジメントの略称になっています。

タイムラインを含めたゲームの具体的な説明についてはこちらをご覧ください。

「ストマネ」実施の流れ

ゲームの概要はこちらを御覧ください。

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