知っておきたい、心理的負荷が強い36の業務上の出来事

【結論】メンバーのメンタル不調を防ぐには、厚生労働省が定める「業務による心理的負荷評価表」に記載された36種類の出来事を把握することが重要です。
この評価表は精神障害の労災認定基準に用いられ、負荷の強さが最も高い「Ⅲ」などの指標が示されています。
上司は業務内外のストレス要因を理解し、ビジネスゲームを用いた体験型の研修などを導入して組織のラインケア体制を構築しましょう。

上司の重要な仕事の1つとしてメンバーのメンタルヘルスケアというものが求められています。

実際に、メンバーがメンタル不調になるかどうか、には上司からの支援がどれぐらいあるか、が大きな要素として知られています。

上司の支援

今回は、メンバーのメンタルヘルスケアを行う上で知っておきたい、業務上、特に心理的負荷が高い(強い)とされている出来事の36種類について書いてみたいと思います。

これは、業務による心理的負荷評価表という厚生労働省が都道府県労働局長宛に出している通達に記載され、まとめられています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001z3zj-att/2r9852000001z43h.pdf

業務による心理的負荷評価表

下の図が業務による心理的負荷評価表となります。何のためにこの評価表が作成されているのか?というと、心理的負荷による精神障害の認定基準に活用されるためです。

つまり、業務が理由で自分またはメンバーが精神障害となった場合、下図のような状態がなかったかどうかを調査するということになるかと思います。

心理的負荷の強さは見て頂ければ分かる通り、Ⅲが最も強いことを表しています。

業務による心理的負荷評価表

業務による心理的負荷評価表

業務による心理的負荷評価表

参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001z3zj-att/2r9852000001z43h.pdf

いかがでしょうか。上司や経営者の立場で評価表を見ると、自社、自分のチームでは上記のような出来事が起きていないか?起きたときにきちんとフォローできているか?というのがポイントになるかと思います。

業務以外による心理的負荷評価表

【要点】上司がメンバーのメンタル不調の兆しを発見するには、雑談を通じて業務以外での出来事を把握することが有効です。ただし、プライベートな話題はハラスメントのリスクを伴うため、信頼関係が十分に構築されていることが前提となります。相手に配慮し、あくまで自然な流れで聞き取ることが重要です。

業務以外での心理的負荷評価表
※一部抜粋

また、業務以外での心理的負荷評価表も提示されており、上司としては雑談の中でメンバーの業務以外での出来事について把握できると、メンタル不調の兆しが発見できるかもしれません。

しかし、これについてはパワハラ、セクハラなどの絡みもありますので、あくまで信頼関係が充分に構築できた上で、自然な流れで聞くというのがよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。社内のメンタルヘルス研修などで業務による心理的負荷評価表を紹介していただくのも、メンタル不調者の早期発見に役立つかと思います。

なお弊社では、ビジネスゲームを用いて、グループワーク形式でのセルフケアやラインケア研修を提供しております。

詳しくはこちらをご覧ください。

2026年2月現在、ストマネの導入社数は約60社、受講者満足度は4.92(5点満点)となっております。

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ゲーム性が高い研修でありながらストレスマネジメントについて体験的に学べる内容で、受講者からも大変好評でした。

グループワーク形式で学べるメンタルヘルス研修3選


この記事を書いた人

千葉 順
千葉 順
株式会社HEART QUAKE 代表取締役
元法政大学兼任講師(キャリアデザイン論)
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