ロジカルシンキング研修で伝えたい「雲雨傘」
新入社員を中心にロジカルシンキング研修を行いたいのでロジカルシンキングを学べる・練習できるビジネスゲームを開発してほしいというご要望を頂いています。
こちらのゲームは現在開発中なのですが、その過程で今一度、ロジカルシンキングとは何か?を学び直しています。
複数の資料や書籍を読んでいると必ずといっていいほど登場するのが雲・雨・傘というフレームです。(空・雨・傘とも言います。)
ロジカルシンキングを学ぶ上で、相手に納得感のある説明をするときには事実と意見を分けて伝えることが重要ですが、それを説明するのに雲・雨・傘というフレームはわかりやすいと思います。
上図は雲雨傘の概要を表しています。
雨:雨が振りそう⇒事実に基づいた「自分なりの解釈」
傘:傘を持っていこう⇒解釈に基づいた「判断や行動」
人が納得しない2つの理由
また、ロジカルシンキング関連の資料や書籍では人が納得しない2つの理由というものもよく紹介されます。
1.本当にそうなの?
2.それだけなの?
このような指摘を回避する上でも雲雨傘のフレームを知っておくことはとても有効です。
特に、1つ目の本当にそうなの?と聞かれてしまうケースでは、データや事実がないまま考えていたりすることがあります。
したがって報連相を行う際には必ず、雲雨傘のフレームを用いることによって事実と意見を分けて伝える、伝えさせることにつながると思います。
また、2つめのそれだけなの?については、データ・事実から読み取れることの幅が狭かったり、解釈に対する対応策が考え抜かれてなかったりするときに指摘されると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。部下の報連相に違和感を感じている方はぜひ一度、雲雨傘を教えてみて、今後は雲雨傘のフレームに沿って報連相をしてもらうというのも良いかもしれません。
このフレームワークについてはロジカルシンキングの決定版と呼ばれる名著イシューからはじめよでも紹介されています。未読の方はぜひ読んでみてください。
また、弊社では上記の雲雨傘のスライドを含む、ロジカルシンキング研修で使えるパワーポイント資料の販売を行っています。
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