先日、株式会社ヌーラボさんが開発したプロジェクト管理を学べるボードゲーム「プロジェクト テーマパーク」を社内のメンバーでやってみました。

ヌーラボさんには個人的な知り合いが2名いらっしゃるので少しだけ縁を感じています。(残念ながらプロダクトは使ってないけれど・・・)

あとから考えるとイベントが曇りとか雨とか結構きつい設定だったみたいだけど無事にクリアできました。(研修ゲーム提供している会社だからといってゲームに強いわけではないんです・・・)

同社のプレスリリースからプロジェクトテーマパークの概要を紹介しておきます。

「プロジェクト テーマパーク」は、3名〜5名、30分程度でプレイする
協力型ボードゲームです。

サイコロや「ヤル気カード」を用いて、ジェットコースターや観覧車などの
アトラクションを1ターンずつ建築していき、期日までに全てのアトラクションを
完成させれば完全クリア
となります。

「役割カード」や「イベントカード」などによってゲームの進行が左右されるなか、
チームワークを高め合いながらテーマパークのオープンを目指します

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000025423.html

上の説明では全てのアトラクションを完成させれば・・・と書いてありますが僕らは1つのアトラクションを残し完全クリアとはなりませんでした。(ちなみに3名でプレイしました)

しかし、クリアしたときは「おー!」と自然と拍手がおこなりました。
石井食品様で実施した際の様子がこちらです。

面白いと感じたゲームデザイン

個人的に面白いな、と思ったゲームデザインは「期待値のコントロール」という要素が入っているところです。
具体的には、ターンのはじめに、自分たちはこのターンで何個のアトラクションを開発するのかを宣言しなければなりません。

その個数を超えるアトラクションは開発できませんし(あー、もう1つ多く言っておけば良かった・・・となる)、逆に、その個数を下回る場合は信頼を失います
信頼が0になるとゲームオーバーになってしまいます。

この期待と信頼というゲームデザインは現実では期待値のコントロールという形で表れます。

例えば、「この作業、いつまでにできる?」という上司からの質問に対して、「2時間後には終わります」と回答したにもかかわらず、実際は6時間掛かってしまったという場合は、おそらく上司からの信頼を少しだけ失ってしまうと思います。

このゲームデザインはプロジェクトマネジメントに関わらず、段取り力を学ぶゲームなどにも活かせそうだなと思います。非常に勉強になりました。

ゲームからの気付き・学び

プロジェクトテーマパークは企業研修用のボードゲームというわけではないと思いますが、実際にやってみるとビジネスに使える気付き・学びがありました。

期待値のコントロールの重要性(既出)

見積もり精度の重要性
 ⇒プロジェクトにおける見積もりの与える影響の重大さ

バッファの重要性
 ⇒例外的な事象を考慮したバッファの重大さ

最後のバッファについてはゲーム上、イベントという要素があり、これによって「えー、このターンでこれやろうと思ってのに、厳しい・・・」みたいなことが起こります。

こういう例外的な事象って現実でもまま起きると思うので、やはり普段から余裕を持って、バッファをとっておくことは大事だなと感じました。

New! ヌーラボ社と連携し、プロジェクトテーマパークを使った研修の提供開始!


2023年3月16日より、ヌーラボ社と弊社が連携し、プロジェクトテーマパークを利用したプロジェクトマネジメント研修を提供開始いたしました。

2024年9月現在、プロジェクトテーマパークの導入社数は約30社、受講者満足度は導入社数が少ない影響もありますが、5点満点で5.0となっております。

最新の受講者満足度はこちらからご覧いただけます。

プロジェクトテーマパークについてはこちらも御覧ください。

ヌーラボと連携して「プロジェクトテーマパーク」を用いた研修を提供します!

研修としての提供の概要はこちらをご覧ください。


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