今回は研修設計の参考にしたいミネルバ大学の学習科学の16原則をご紹介したいと思います。

そもそも、ミネルバ大学(ミネルヴァ大学)って何なの?という方もいらっしゃるかもしれません。
ミネルバ大学については別途記事を書いていきたいと思いますので今回はミネルバ大学の学習科学の16原則にフォーカスして書いていきたいと思います。
ちなみに、ミネルバ大学は特定のキャンパスを持たない、全授業をオンラインで行う、4年間で7都市を移動しながら学ぶ、全寮制の大学として知られています。これだけで十分興味深いですよね。

ミネルバ大学についてはこちらの書籍が参考になります。

そんなミネルバ大学では学習を科学的に捉えて、エビデンスに基づいた16個の原則によって運営されています。
研修も学習の一環ですから、これは研修設計にも使えるのではないのか?と思います。

また、16個の原則は「よく考える」ことと、「関連づける」ことの2つに分類されています。

翻訳によって少し感じ方も理解度も変わるかもしれませんので2つの引用元を使って表を作成しました。

まずはよく考えるの部分についての原則です。

ミネルバ大学 学習科学 16原則

続いて、関連づけるの部分についての原則です。

ミネルバ大学 学習科学 16原則

ミネルバ大学 学習科学 16原則

引用元1:
ミネルバ大学教授法と時間・空間を越境した「学び」

株式会社リクルート hitolab. 福田 竹志
2021年11月20日

https://www.learning-innovation.go.jp/existing/pdf/learning-innovation-forum-20211120-report/2-a-2-Recruit.pdf

引用元2:
世界最難関ミネルバ大学が重視する「アダプティブ・リーダーシップ」の育み方と科学的な学習メソッド【後編】
https://careercompass.doda-x.jp/article/6493/

ざっと見ていただくだけでも、しっかりと理解して、記憶に残し、想起させやすくするということを重視しているように思います。

丸暗記ではなく、五感を使って、繰り返し記憶し、既存の知識や経験と関連付けて覚えることで、知識を活用できるように想起させやすくする工夫が多く含まれています。

まとめ

いかがでしょうか。今回は研修設計の参考にしたいミネルバ大学の学習科学の16原則をご紹介しました。
研修設計の参考になれば幸いです。

なお、ミネルバ大学自体に興味がある方はこちらの書籍がオススメです。

ミネルバ大学 学習科学 16原則

続いて、関連づけるの部分についての原則です。

ミネルバ大学 学習科学 16原則

ミネルバ大学 学習科学 16原則

引用元1:
ミネルバ大学教授法と時間・空間を越境した「学び」

株式会社リクルート hitolab. 福田 竹志
2021年11月20日

https://www.learning-innovation.go.jp/existing/pdf/learning-innovation-forum-20211120-report/2-a-2-Recruit.pdf

引用元2:
世界最難関ミネルバ大学が重視する「アダプティブ・リーダーシップ」の育み方と科学的な学習メソッド【後編】
https://careercompass.doda-x.jp/article/6493/


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