「共有地の悲劇ゲーム」実施の流れ

今回は、SDGs×システム思考を学ぶことができる「共有地の悲劇ゲーム」の実施の流れをご紹介します。

実施要項
対象人数:4〜100名以上(1チーム3〜4名)
実施時間:90分
(ルール説明15分、ゲーム実施45分、結果発表・振り返り30分)
実施環境:Zoomなどのビデオ会議システム
金額:5万円〜(社内講師で実施の場合)
特徴:
・社内講師が運営できるので、低予算で実施可能!
・楽しみながらSDGs(持続可能な開発目標)について学べる
・システム思考について学べる
・ゲームを通してチームでのコミュニケーションが深まる

 
 

「共有地の悲劇ゲーム」とは

ゲーム概要は、以下のようになります。

ゲーム概要
4名1チームで実施します
・それぞれの参加者は漁業を行っており、4人で1つの漁場を共有しています。
・漁場には魚と、海のゴミがあります。
・参加者は、獲った魚を売ってお金を稼ぎます。(ゲーム終了時に現金が多い人の勝利)
魚を獲りすぎると、海の資源が枯渇して、ゲームオーバーとなります。
・ゴミが増えると、魚が増えづらくなります。
ゲーム終了時の状況で、アフターストーリー(その後の世界)が変わります。

ゲームの詳細は、こちらからご確認ください。

「共有地の悲劇ゲーム」について

様々なウェブ会議システムで実施できますが、今回はZoomを使ったオンライン研修の流れをご紹介します。
 
 

実施の流れ 約90分推奨

①事前準備

講師用のオンライン研修マニュアルに従って、Zoomのインストールや、利用する機能のリハーサルを行います。運営スタッフが2名以上用意できるのであれば、司会進行役と、Zoomの操作役を分けておくと、スムーズに実施できます。

参加者にも事前にマニュアルを送り、Zoomのインストールや、マイク・スピーカーのテストをしてもらいます。
運営者は、開始15分前には会議室に入り、ブレイクアウトルームの準備等を行います。

②ルール説明(約10分)

研修の開始時間になったら、研修概要を説明し、「共有地の悲劇ゲーム」のルールについて説明します。
ルール説明は、画面共有の機能を使って、パワーポイントスライドを表示して説明します。
ルール説明後、参加者はゲーム画面にログインします。

全員のアクセスが完了したら、チームごとにブレイクアウトルームに移動してゲームを開始します。
ゲームは、Web会議システム(Zoom等)をつなぎながら、ブラウザでゲーム画面を開いて実施します。
※PC推奨ですが、スマートフォンやタブレットからでも実施は可能です。

③ゲームの実施(60分)

1.魚を獲る量・ゴミの回収量を決定する

参加者は、魚を獲る量と、ゴミの回収量を意思決定します。チーム内での話し合いは自由ですが、最終的な意思決定は各自が行います。

他のプレイヤーが何匹魚を獲るかによって、収入は変動します。

2.アクション後の状況を確認する

全員の意思決定が終わると、漁やゴミの回収が行われます。
各プレイヤーは、アクション後の魚の数やゴミの数、自分の収入を確認します。

3.魚の産卵・ゴミの増加

ラウンド終了後に、産卵による魚の数の増加・ゴミの自然増(1ラウンドに1つ)があります。
マス目にゴミが残っていると、それ以上に魚が増える事ができません。

ポイント!
・ゴミが多いと、魚の増加数が制限されてしまうので、資源を守るためには、各自が費用を負担してゴミを回収する必要があります。
産卵によって魚が増えるのは、奇数ターンのみ(1/3/5ターン)なので、魚が倍になるからと乱獲をすると、魚は枯渇してしまいます。

4.最終ラウンド(6ラウンド)までゲームを繰り返します

1ラウンドが終了すると、現状を確認したあとで、次のラウンドに進みます。
それを6ラウンドまで繰り返し、資源を枯渇させずに勝利を目指します。

④結果発表(約10分)

6ラウンドまで終了したら、ブレイクアウトルームを閉じて、全員メインルームに集合し、結果発表を行います。
6ラウンド終了時の各チームの状況によって、アフターストーリー(その後の世界)が変わります。

アフターストーリー
・ゲーム終了時の魚の数とプラスチックゴミの数
⇒ゲーム終了時の魚の数が一定以下、または、プラスチックゴミの数が一定以上の場合、X年後に海の豊かさが損なわれてしまった、という結果になる。

・1位と最下位の保有現金の差額
⇒同じチーム内の1位の人と最下位の人の保有現金の差が一定以上の場合、
経済格差が発生し、SDGsの17の目標の1番目「貧困をなくそう」が達成できないという結果になる。

・プレイヤー全体の保有現金の合計
⇒同じチームのプレイヤー全体の保有現金の合計が一定以下だと、税収が落ち込み、社会インフラの維持が困難となるため、
SDGsの17の目標の3番目「すべての人に健康と福祉を」、4番目「質の高い教育をみんなに」、11番目「住み続けられるまちづくりを」が達成できないという結果になる。

⑤振り返り(約30分)

​ゲームが終了したら、個人・チームでの振り返りを行います。

パワーポイントに、振り返り用の問いや解説が用意されているので、再度画面共有をして進行します。
チームで話し合いを行う際は、グループワークの時と同じようにブレイクアウトルームを利用します。

システム思考やSDGsについて、振り返りを通して学びを深めていきます。

お問い合わせについて

このゲームについてのお問い合わせについては2021年11月より開始させて頂きますので少々お待ち下さい。


関連記事

人気記事

記事内検索

カテゴリ別

注目されているタグ

TOPに戻る
お問い合わせ