心理的安全性の前提としてのハラスメント対策
数年前から心理的安全性というキーワードが注目を集めています。
心理的安全性というキーワードが流行ったきっかけとしては、Googleのプロジェクト・アリストテレスにて、成果を挙げているチームの要素の1つに心理的安全性の高いチームであることが判明したことによります。
もしかしたらみなさんの会社でも組織の心理的安全性を高めようという取り組みが行われているかもしれません。それはとても素晴らしいことだと思います。
しかし、心理的安全性を高めようとするならば、同時にハラスメントについての対策も怠ってはならないような気がしています。
なぜなら、ハラスメントが放置されている組織では心理的安全性が高まるわけがないからです。
下画像は心理的安全性に意味的に近しい関係性を壊す4つの毒素と言われる要素です。
特に上2つの「非難」と「侮辱」はまさにハラスメントそのものだと思います。
なお、4つの毒素については下記の過去記事で解説しておりますので興味のある方はご覧ください。
関係の質を下げる4つの毒素
もしこれから組織、チームの心理的安全性を高めたいと考えている方がいれば、まずは心理的安全性を下げる要素であるハラスメントについの対策についても考えて頂ければと思います。
ハラスメントフラグとベストチーム
いかがでしたでしょうか。心理的安全性を高めるためにはハラスメントについての対策も必須だと思いますので両輪で(流行りに乗れば両利きで)取り組みを考えて頂ければと思います。
なお、弊社ではハラスメントについて考えるきっかけとなるハラスメントフラグと、心理的安全性について考えるためのチームビルディングゲームであるベストチームを提供しております。
いきなりですが、下記の問いにあなたならどう答えますか?(4択)
テストプレイ時の直近の20名の回答はこちらのP4でご確認いただけます。
ハラスメントフラグは上記のような設問を通して、セクハラ・パワハラにおけるチームメンバー内/世の中一般との認識のズレを見える化することで自分自身の言動を振り返り、ハラスメントの予防・防止を行うためのワークです。
導入事例はこちらをご覧ください。
【導入事例】TRUSTDOCK 様にハラスメントフラグを実施いただきました
ハラスメントフラグの詳細についてはこちらをご覧ください。
認識のズレを見える化するハラスメント研修用ワーク「ハラスメントフラグ」
さて、一方、ベストチームは心理的安全性を知り、高めるための施策について考えるゲーム型研修です。
ベストチームでは、業績を上げる行動と、組織内の関係性を高める行動を22枚のカードで表現し、その両方が高いチームをベストチームとしています。
例えば、マイクロマネジメントによる厳重な管理のような行動を取ってしまうと、業績は伸ばせるかもしれないが、関係性を損なう可能性があります。
自分たちに足りないのは関係性なのか、業績なのか、どちらを先に高めるべきなのか?を考えるゲームです。
ハラスメントと関係あるのか?と思われる方も少なくないと思いますが、業績への過剰な執着がハラスメントの温床となっている可能性があります。
2024年12月現在、ベストチームの導入社数は約130社、受講者満足度は4.93(5点満点)となっております。
※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。
スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。
ベストチームについてはこちらをご覧ください。