ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)、そしてDEI(Diversity・Equity・Inclusion)が経営テーマとして定着した2025年現在、研修現場で“誰かを置き去りにしない学び方”を設計することは、これまで以上に重要になっています。

今回ご紹介するのは、視覚障害者と晴眼者(目が見える人)が同じテーブルで楽しめるというユニークなゲーム「グラマ」です。大学生グループが考案し、弊社でも取り扱いをスタートしたコンテンツです。

グラマ プレイ風景
画像参照:東京新聞(2022年5月23日)

グラマとは|”重さを言葉で説明する”協力ゲーム

グラマは、一般社団法人ビーラインドプロジェクトに所属する6人の大学生グループが考案した協力型のテーブルゲームです。最大の特徴は、視覚に頼らず”言葉と触覚”で進行するため、視覚障害者と晴眼者が同じ条件で楽しめることです。

グラマ
画像は一般社団法人ビーラインドプロジェクト様より許可を得て掲載しております

一般社団法人ビーラインドプロジェクト ホームページへ

ルールの概要

ゲームの進行は次のとおりです。

ステップ 内容
①テーマを決める 「ノート1冊分の重さ」「消しゴム3個分」など、日常品で表す重さを全員で決める
②各自、巾着袋におもり(ビー玉など)を入れる 重さを言葉で説明し合いながら調整する
③天秤に4つの袋を同時に載せる 「せーの」で手を離す
④つり合えば「成功」 倒れたら「あー」となって再挑戦

ポイントは、“ビー玉を何個入れた”のような具体的な数量のやり取りが使えないことです。プレイヤーは「A4ノートくらい」「消しゴム2個かな」といった身近なものの重さ表現で互いの感覚をすり合わせていきます。

視覚障害者と晴眼者、ゲームで心一つに その名も「グラマ」 大学生グループが考案(東京新聞)

グラマが研修で面白いポイント

単なるレクリエーションを超えて、グラマはダイバーシティ研修・チームビルディング研修の素材として活用できます。研修観点でのポイントを整理します。

ポイント 研修で引き出せる気づき
視覚に頼らない設計 視覚障害者の方がむしろ感覚的に有利な場面が出る
共通の言葉に翻訳する難しさ “自分の当たり前”が他人には通じないことが体感できる
協力しないと失敗する構造 1人が頑張っても結果は出ない。4人全員の感覚の合意が必要
言語化スキルの訓練 曖昧な感覚を言語化するトレーニングになる

視覚障害者の方と一緒にプレイすると、“感覚が研ぎ澄まされており本来の重さに最も近い回答を出せる”という場面も少なくありません。晴眼者の側が “自分たちが見えている世界が絶対ではない” ことに気づく、強い体験になります。

無言語コミュニケーション研修と組み合わせる

グラマは言葉を使うコミュニケーションゲームですが、同じテーブルに言葉を使わない無言語コミュニケーションゲームを組み合わせると、”伝える/伝わる”の軸がさらに立体的になります。

無言語コミュニケーションという研修スタイル

ダイバーシティ研修の文脈で活用する

企業の研修担当として、グラマはダイバーシティ&インクルージョン/DEI研修の体験ワークとして組み込むのがおすすめです。

組み合わせ可能な研修テーマ グラマから学べること
ダイバーシティ&インクルージョン “多様な特性が価値になる”の実体験
DEI(公平性を含む)研修 全員が同じ条件で参加できる設計の重要性
心理的安全性研修 “自分の感覚を口に出せる”場づくり
障害者雇用・合理的配慮研修 配慮する/されるの双方の視点

知っておきたいインクルージョンのフレームワーク

ダイバーシティ&インクルージョンの次のステップは公平性を考慮したDEI(DI&E)

ダイバーシティ経営ですべてがうまくいく?8つのメリットとは?

ダイバーシティの2つの種類

弊社での取り扱い|グラマを用いた体験型研修

現在、弊社ではグラマを用いた障害者理解/ダイバーシティのための体験型研修をご提供しています。

グラマを用いた障害者理解/ダイバーシティのための体験型研修

グラマ体験会
グラマ体験会

実際に視覚障害者の方と晴眼者の方が同じテーブルでプレイした体験会のレポートもございますのであわせてご覧ください。

視覚障害者の方と一緒にグラマの体験会を実施しました

グラマについてのプレスリリースを出しました

まとめ

グラマは、視覚障害者と晴眼者が同じ条件で楽しめるという設計思想そのものが、ダイバーシティの学びの材料になるゲームです。

“違いがあるから楽しい”を実体験として持ち帰れる研修を探している方に、ぜひ一度、実施をご検討いただければ嬉しいです。

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