弊社のメンタルヘルス対策ゲームの効果が論文にまとめられました
弊社が開発・提供するメンタルヘルス対策ビジネスゲーム「ストマネ」について、早稲田大学人間科学研究科の坂井裕紀さんらその効果について論文を発表されました。
メンタルヘルス教育ゲームが従業員の信頼に与える影響
坂井 裕紀、藤本 徹、向後 千春
※論文中のDOAはストマネ開発中の名称となります。
研究の対象となったゲームは弊社が企画・開発したメンタルヘルス対策シミュレーションゲームで、昨年に某市役所様で実施したときのデータが使われています。
某市役所職員の方に向けてメンタルヘルス研修を実施しました
論文によれば8項目からなる研修エンゲイジメント尺度の数値が4.51と高く、『DOA』は従業員のメンタルヘルス対策への関与に一定の効果があったと考えられるとされています。
上画像の内訳を見ると、ゲームを用いた研修なのでまずは研修が楽しいと思ってもらえなければ意味が無いので「研修を面白いと感じた」という項目が4.73という高い数値(5段階)なのは安心したとともに、素直に嬉しいものです。
また、同時に、研修ということで学び・気付きを提供できているかどうかを表す「研修から学ぶことがあった」についても4.57という高い数値を獲得できたのも当然ながら重要視したい。
これらの数値から論文では以下のようにまとめられている。
このゲームを実施することで「チームへの信頼」が上がる?
開発当初からラインケアを扱うメンタルヘルス対策の研修はチームビルディングにも寄与すると考えていましたが、このあたりも論文で証明されたようです。
上図の通り、研修実施前と実施後でチームへの信頼という数値が高くなっていることからこのゲームを用いた研修がチームビルディング研修としても効果を発揮することが明らかとなった。
また、論文では以下のように説明されています。
まとめ
研修は効果が見づらいサービスなので、このようにしっかりとデータで効果を証明することはとても重要だと考えています。
論文はこちらからダウンロード可能です。
メンタルヘルス教育ゲームが従業員の信頼に与える影響
坂井 裕紀、藤本 徹、向後 千春
また、対象となったゲームについてはこちらを御覧ください。