コンフリクト・マトリクスと異文化理解
先日、異文化理解のためのビジネスゲーム 「バーンガ」 を参加者として体験し、改めてコンフリクトに対して自分がどのようなスタンスを取っているかを振り返る機会がありました。
バーンガについてはこちらを御覧ください。
異文化コミュニケーションゲーム「バーンガ」
そこで今回はコンフリクトが発生した時に、どのようなスタンスを取るのかを表したコンフリクト・マトリクスについて書いていきたいと思います。
コンフリクト・マトリクスとは
コンフリクト・マトリクスは上図で示した通り、コンフリクトに対して人がどのようなスタンスを取るのかを表したものです。具体的には、自分の意見を主張しつつ、協力的に振る舞うスタンスを協働的とし、自分の意見は主張するが、非協力的なスタンスは競争的と表します。
なお、参考書籍としてスティーブン・P・ロビンスの 【新版】組織行動のマネジメント―入門から実践へを紹介していきます。
【新版】組織行動のマネジメント―入門から実践へ | ||||
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自分のコンフリクトスタイルをどうやって知るか?
コンフリクト・マトリクスは見てみれば 「まぁ、そんな感じだよね」 と思えると思いますが、実際に何かを体験した後だと、自分のコンフリクトスタイルをまざまざと感じることができます。
私の場合は異文化コミュニケーションゲームのバーンガに参加したことでコンフリクトスタイルについて競争型だと改めて理解しました。
バーンガ以外にもNASAゲームなどのコンセンサスゲームを体験することでコンフリクトスタイルについて気づくことができると思います。
NASAゲームについてはこちらを御覧ください。
コンセンサスゲーム「NASAゲーム」
ダイバーシティ&インクルージョンというキーワードが多く取り上げられる現代において、自分自身のコンフリクトスタイルを理解し、できれば協働的な方向に進めたら素晴らしいことですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。コンフリクト・マトリクスを知り、自分自身のコンフリクトスタイルを知ることでより良い組織づくりができるかと思います。
【新版】組織行動のマネジメント―入門から実践へ | ||||
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コンフリクト・マトリクスを体験できるビジネスゲーム研修についてはこちらをご覧ください。