グローバル人材が求められて久しい昨今ですが、グローバル人材になるにはどのような要素が必要なのか?という点についてはあまり触れらていません。

なんとなく、英語と、適応力と、積極性とかかなと思ったりしますが、研究からグローバルマインドセットの有無が外国での成否を分けることがわかっています。

今回はそんな、グローバルマインドセットについてご紹介したいと思います。

グローバルマインドセットとは

グローバルマインドセットはサンダーバード国際経営大学院のマンスール・ジャビダン教授、メアリー・ティーガーデン教授、デイビット・ボーエン教授の研究で、世界各国のシニア・エグゼクティブ200人以上、マネジャー5000人以上を対象に調査を行った結果明らかとなった、海外での成否を決める3つの要素のことである。

3つの要素とは以下の通り。

1.知的資本
⇒国際ビジネスに関する知識や学習能力

2.心理的資本
⇒人脈を築き、 異文化への寛容さと変化への順応力

3.社会的資本
⇒人々を束ね、文化的伝統や職業上のバックグラウンド、政治的見解
が異なるステークホルダー(同僚、顧客、サプライヤー、規制当局など)
に影響を与える能力

また、それぞれの要素はさらに細分化された3つの要素で構成されています。

知的資本の3要素

まずは知的資本の3要素から。

1.グローバルビジネスの理解
⇒世界的な業界の動向、グローバルな顧客の行動、競合他社が
注目しているニーズや商習慣、地域ごとの戦略的リスクの
違いなどに対する深い理解。

2.複雑性の認知
⇒選択肢の多さに対して躊躇することなく、多くの変数を
含んだ複数のシナリオをつなぎ合わせていく能力。

3.コスモポリタン的な思考
⇒世界各地の文化、歴史、地理、政治・経済システムに対する
強い関心。

心理的資本の3要素

続いては心理的資本の3要素。

1.多様性への情熱
⇒世界各地の探索、異文化体験、新しい方法の導入に対する強い選好。

2.冒険心
⇒予測不能で複雑な環境を歓迎し、そのなかで生き抜く能力。

3.自信
⇒自己信頼性、ユーモアのセンス、新しい状況のなかでリスクを取る勇気、
高いレベルの活力。異質な環境下で消耗するのではなく、
むしろやる気になれる能力。

社会的資本の3要素

最後に社会的資本の3要素。

1.異文化への共感
⇒他国の人々と心情的につながり関わっていく能力。

2.対人影響力
⇒さまざまな意見を取りまとめ、合意を形成し、信頼を維持する能力。
同僚や上司だけでなく、将来的な関係性が不透明な人々とも
ネットワークを築くスキル。

3.外交的手腕
⇒相手の言い分に耳を傾け、自分とは異なる人々と気さくに会話し、
話し上手よりも聞き上手であること。

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ここまでご紹介した3大要素9項目を踏まえて、あなたのグローバルマインドセットがどの程度なのかを、27問の無料セルフチェックで測ることができます。登録不要・匿名で、3大要素の平均スコアと評価(「大幅な改善が必要」/「改善の余地あり」/「十分」)が即座に表示されます。

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※本診断はHBR「世界で通用する人材の条件」の9項目の枠組みを参考にHEART QUAKEが作成した簡易セルフチェックです。HBR原典の診断項目そのものではありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。グローバル人材として海外で成功するためのグローバルマインドセットについてご紹介しました。

参考文献:ハーバード・ビジネス・レビュー 2011年3月号 「世界で通用する人材の条件」

なお、弊社ではグローバルマインドセットの心理的資本・社会的資本を体験的に自己確認できる、異文化コミュニケーションゲーム「バーンガ」を研修教材として提供しています。

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