創造的なアイデア、問題解決のためのアイデアはどのようにして生まれるのか? というものに興味がある人は多いと思います。
今回はそんな方に向けてSawyer(ソーヤー)による創造プロセスの8段階理論をご紹介したいと思います。

Sawyer(ソーヤー)による創造プロセスの8段階理論

アメリカの心理学者であるR・キース・ソーヤーは2012年に、創造プロセスには以下の8段階が存在すると提唱しました。

創造プロセス8段階

アイデア創出としてよく行われているブレインストーミング5、6段階目のアイデア創出と組み合わせに有効だと考えられます。

ただし、一般的なブレインストーミングのワークショップなどでは1-4のプロセスがあまり行われていないと思います。

そこで、社内でブレインストーミングを行う場合、3の間接情報収集として自社とは関係のない世の中で流行っている製品・サービスについて紹介し、その後、ランチ休憩で4.孵化を狙い、午後にブレインストーミングというステップを踏めば、8段階プロセスを活かせるかもしれません。

職種によるプロセスの重要性の違い

少し視点を変えて、創造プロセスの8段階のなかで、職種ごとに重要なプロセスは異なるのか?ということについて書いていきます。

具体的には技術者と、ビジネス企画者と、クリエイティブ職の3つの職種で業績に繋がるアイデアを出すために重要なプロセスは同じなのか、違うのか?ということです。

これを研究した論文があります。

創造的な成果につながる思考モード
職種と創造プロセスの段階による違い
竹田 陽子 首都大学東京 2018

論文によれば、職種ごとに業績に繋がるアイデアを出すための特徴があることがわかりました。

技術者の場合
問題認識、直接情報収集、アイデア創出の段階でユーザー視点を持ってが重要

ビジネス企画者の場合
問題認識や関節情報収集の段階で一見無関係なことを結びつけて考えることが重要

クリエイティブ職の場合
問題認識とアイデア創出の段階でものごとの因果関係を考えることが重要


※論文では孵化が6つ目として紹介されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Sawyer(ソーヤー)による創造プロセスの8段階の理論をお伝えした後、職種によって重要なポイントをご紹介しました。
ブレインストーミングを実施する際に参考になれば幸いです。

参考論文

創造的な成果につながる思考モード
職種と創造プロセスの段階による違い
竹田 陽子 首都大学東京 2018

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