弊社には次世代リーダーの育成のためのリーダーシップ研修としてビジネスゲームを用いた体験型の研修を実施したいという要望が多く寄せられます。

この研修では、ビジョン型リーダーシップ、変革型リーダーシップ、そしてサーバントリーダーシップについて説明していますが、今回はサーバントリーダーシップについて掘り下げて書いていきたいと思います。

サーバントリーダーシップとは

サーバントリーダーシップは1970年代にMITやハーバード大で講師などを務めたロバート・グリーンリーフによって提唱されました。

Servantとは召使い、使用人という意味で、一般的なリーダーシップのイメージとはことなりますが、サーバントリーダーシップとはメンバーの力が充分に発揮できるように奉仕することに重点を置いたリーダーシップです。一言で書くと以下のようになります。

サーバントリーダーシップとは奉仕や支援を通じて、周囲から 信頼を得て、主体的に協力してもらえる状況を作り出すリーダーシップ

サーバントリーダーシップの10の特性

奉仕する、なんとなくイメージはわかりますが、具体的にはどのようなことなのでしょうか。ここではサーバントリーダーシップの特性として挙げられている10の特徴を紹介します。

サーバントリーダーシップ 特性
参考:http://www.servantleader.jp/10s.html

上図を見ていただくとサーバントリーダーシップがいかに、1人1人のメンバーに向き合うこと、チームワークを重視していることがお分かりいただけるかと思います。

サーバントリーダーシップとM行動

最後に、サーバントリーダーシップとM行動の関連性について触れておきたいと思います。

M行動とは、リーダーシップの理論として有名なPM理論におけるM機能(Maintenance function:集団維持機能)のことです。一般に集団の維持を目的とする行動と言われています。


参考:https://service.visasq.com/blog/10

PM理論についての詳細はこちらを御覧ください。

PM理論の診断テストとリーダーシップ

先程も書いたとおり、M行動は集団の維持を目的とする行動とされており、個人的な目標達成よりもチームワークを重視している観点からサーバントリーダーシップに通じるものがあります。

なお、M行動の具体的な行動は以下のとおりです。
M行動

M行動とサーバント・リーダーシップの相関分析を行った研究によればその相関は 0.759 となっており、かなり強い相関があるとされています。

サーバントリーダーシップ M行動
参考:SL理論とPM理論を用いたサーバント・リーダーシップの有効性の検証

従って、サーバントリーダーシップの育成としてまずはPM理論の診断を実施し、自分や組織全体でM行動ができているかを分析するところからスタートするのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はサーバントリーダーシップの特性と、PM理論におけるM行動との関連性について書いてきました。

概念だけではわかったつもりになりがちですが、具体的な診断を挟むことで自分ごととして考えられる可能性が高まるでしょう。


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