こんにちは、HEART QUAKE 代表取締役の千葉です。
今回は、英治出版様より、書籍「すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力」を献本いただきましたのでご報告させていただきます。

すべては1人から始まる

事前に送付の連絡等は頂いていなかったので、届いたときは少しびっくりしたのですが、おそらく、この本の翻訳・監修の3名のうちの山田裕嗣さんと嘉村賢州さんが私の知り合いということで献本頂いたのだと勝手に解釈しております。
山田さん、嘉村さん、英治出版さん、ありがとうございます。

実はまだほとんど読めてないので、本の内容より先に私と山田さんと嘉村さんとの関係性を書いてみたいと思います。その後、まえがき部分からの気づきを書いていきます。

まず、嘉村賢州さんですが、何を隠そう、前職の同期でした。内定式で偶然隣りに座っていたのが嘉村さんで、将来何がしたいのか?という話になった時、IT企業に入社する内定者なのに、2人とも「教育」というところで一致しました。

それから嘉村さんの主催されるワークショップや合宿に参加したり、東京で初めてABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)を一緒に開催したりと交流が続いています。(ABDについては下記参照)

アクティブ・ブック・ダイアログ(ABD)という新しい本の読み方

(写真に嘉村さん写ってますね)

個人的な感覚として、嘉村さんは常に私の2歩先を歩まれている気がしています。
私が大学の法政大学の非常勤講師(兼任講師)になった、と話すと、嘉村さんは東工大の特任准教授だったりします(苦笑)

また、山田裕嗣さんは最近お会いできていないのですが、今からもう10年以上前の2011〜2012年ごろに渋谷で行われていた朝活で毎週のようにお会いしていました。当時、山田さんは研修会社に勤務されており、同業者として色々とお話を聞かせてもらいました。

ちなみにこの朝活のメンバーには、ミートボールで有名な石井食品の代表取締役の石井さんや(当時はご子息とは知らなかったですが・・・)、メルカリのデータサイエンティストとしてとても有名になり、現在はデジタル庁でもご活躍されている樫田さんなどが参加されていました。

私はこの10年何をやってきたんだか・・・という気持ちになることもありますが、私は私としてできることを頑張っていきたいと思います。

訳者まえがきを読んでの気づき

そんな山田さんのまえがきを読んだだけでも色々と気づきがありました。

ソース原理では「ソース」という特別な1人の人物が存在すると捉えるという部分ですが、これは最近話題のパーパス元は誰か1人の強い想いから始まるんだろうなと思いました。

また、本書の著者であるトム・ニクソンは「組織」という言葉を慎重に扱い、むしろ「組織化」という動詞として捉える、ということが記載されていましたが、これは少し前に発売された中原淳先生の著書チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方や、

心理的安全性の概念で有名なエドモンドソン教授の著書チームが機能するとはどういうことか──「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチもそうですが、

「チームワーク」や「チーム」、「組織」という言葉を「名詞」ではなく、行動の上になりたつものという「動詞」として捉えるという考え方と同じだなと感じました。

組織という名詞の状態が成り立つためにはどのような行動・動詞が必要なのかという問いは様々な識者が取り上げている点が本書の内容とはずれてしまうかもしれませんが、個人的に興味深い点です。
※例えば、家族という名詞を維持するためにはどんな行動・動詞が必要なのでしょうか?

これから本文を読むのが楽しみなまえがきでした。みなさんもぜひ読んでみてください。


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