今回はコーピングリストについて書いていきたいと思います。
コーピングリストについては以前にもセルフケアのためのコーピングリスト(レパートリー)という記事を書きましたのでそちらも合わせてご覧下さい。

セルフケアのためのコーピングリスト(レパートリー)

改めて、コーピングとは

自分のストレス(ストレッサー及び、ストレス反応)に対して行う意図的な対処のこと。

のことを表し、コーピングにはいくつかの種類があります。

画像参照:https://mynavi-agent.jp/dainishinsotsu/canvas/2018/03/5-9.html

具体的なコーピングのリストとして、40代男性のコーピングリストのサンプルをご紹介しておきます。


画像参照:http://www.nhk.or.jp/special/stress/02.html

こちらの書籍もオススメですのでぜひご覧ください。
コーピングリストについてのおすすめ書籍

コーピングリストを作るときに気をつけたい6つのポイント

セルフケア研修の一環として、自分なりのオリジナルコーピングリストを作成するワークを実施することはとても良いと思いますが、ストレスが減るなら何でも良いのか?というとそうではないと思います。

そこで、コーピングリストを作るときに気をつけたい6つのポイントをご紹介したいと思います。

1.お金がかからない
2.時間がかからない
3.実行に無理がない
4.健康に悪影響を及ぼさない
5.自分が後悔しない
6.人に迷惑をかけない

それぞれ簡単に解説していきましょう。
1つめはお金がかからない、ということで、例えば、旅行に行けばストレス解消になる、とはいっても現実的に毎週末、旅行に行くというのは経済的理由で難しいと思います。

2つめは時間がかからない、ということで、コーピング実行のために準備が4時間かかるというものよりは、すぐにできる行動のほうが望ましいと思います。

3つめは実行に無理がない、ということで、いくら運動がストレス解消に繋がると言っても、いきなりフルマラソンの距離を走るというのは無理があるでしょう。

4つめは健康に悪影響を及ぼさない、ということで、よくあるケースがお酒とタバコです。上3つの条件を満たしていても健康に悪影響が出る可能性があります。

5つめは自分が後悔しない、ということで、ゲームをやってストレス解消という人も多いと思いますが、終わった後に「なんて無駄な時間を過ごしてしまったんだろう・・・」と感じる人は別のコーピングも考えてみたほうが良いでしょう。

最後に人に迷惑をかけない、ということで、誰かに肉体的・精神的な暴力を加えることでストレス解消になると言っても、それは誰かのストレスを増やし、負の連鎖を生みます。ネット上での批判が問題となっていますが、根本的な問題の1つに、それがストレス解消法となっていることが考えられます。

まとめ と ゲームで学ぶメンタルヘルス研修について

いかがでしょうか。今回はコーピングリストを作るときに気をつけたい6つのポイントをご紹介しました。

1.お金がかからない
2.時間がかからない
3.実行に無理がない
4.健康に悪影響を及ぼさない
5.自分が後悔しない
6.人に迷惑をかけない

参考になれば幸いです。

なお、弊社ではゲーム形式で実施できるセルフケア・メンタルヘルス研修を実施しています。詳しくはこちらをご覧ください。

グループワーク形式で学べるメンタルヘルス研修3選


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