チームワークを高める方法10選|効果・進め方・注意点を解説

目次
1. チームワークを高めるための取り組み10選(早見表)
2. 1.サンクスカード
3. 2.インセンティブビンゴ
4. 3.部活動支援
5. 4.社内勉強会
6. 5.社内ソーシャルランチ
7. 6.チームビルディングゲーム|NASAゲームなど
8. 7.ダイアローグ
9. 8.すごい会議
10. 9.社員合宿
11. 10.社内運動会
12. 取り組み選びのポイント|目的別の組み合わせ
13. まとめ
14. よくあるご質問(FAQ)
15. チームビルディングゲーム|チームワーク強化研修の導入をご検討の方へ
弊社には「チームワークを高めたい」というご相談が年間を通じて多く寄せられます。
チームワークを高める方法は研修だけではありません。日常の小さな仕掛けから合宿のような大掛かりな取り組みまで、選択肢は多岐にわたります。
本記事では、現場で実際に効果が出ている10の取り組みを、それぞれ「効果」「進め方」「注意点」とともに解説します。
チームワークを高めるための取り組み10選(早見表)
【要点】チームワークを高める取り組みは、コスト感(低/中/高)と頻度(日常/月次/年1〜2回)で大きく10種類に分類できます。日常施策3〜4つと年1〜2回の特別施策1つを組み合わせるのが効果的です。
各取り組みの位置づけを以下の表にまとめました。コストと頻度の組み合わせで自社に合うものを選びやすくしています。
| 取り組み | コスト感 | 頻度 | 主な効果 |
|---|---|---|---|
| 1.サンクスカード | 低 | 日常 | 感謝の可視化 |
| 2.インセンティブビンゴ | 低 | 四半期 | 相互サポート |
| 3.部活動支援 | 中 | 月次 | 部門横断の交流 |
| 4.社内勉強会 | 低 | 月次 | 知見共有 |
| 5.社内ソーシャルランチ | 低 | 月次 | 部門間関係構築 |
| 6.チームビルディングゲーム | 中 | 年1〜2回 | 共通体験で関係性強化 |
| 7.ダイアローグ | 中 | 半年〜年1回 | 本音の言語化 |
| 8.すごい会議 | 中 | 月次 | 行動アクション創出 |
| 9.社員合宿 | 高 | 年1〜2回 | 非日常での深い対話 |
| 10.社内運動会 | 高 | 年1回 | 家族も巻き込む所属感 |
それぞれ1つずつ解説していきましょう。
1.サンクスカード
【要点】サンクスカードは、社員同士が日々の感謝をカードに書いて贈り合う取り組みです。コストはほぼゼロで始められ、心理的安全性とエンゲージメントを高める効果があります。

出典: ナレッジウィング
社内メンバーへの「感謝」の気持ちをカードに書いて送り合う取り組みです。
【効果】感謝が可視化され、心理的安全性とエンゲージメントが高まる。日常の中で関係性を温める効果が大きい
【進め方】壁にサンクスカード専用ゾーンを用意して書いたカードを貼り出し、一定期間後に本人に渡す運用が一般的。Slack等のスタンプ機能で代替する企業も増加
【注意点】形骸化を防ぐため、月次表彰や経営層からのフィードバックと組み合わせる
詳細はこちらの記事もご覧ください。
サンクスカードの効果
2.インセンティブビンゴ
【要点】インセンティブビンゴは、メンバー一人ひとりの目標をマス目に書き、達成チェックでビンゴが揃ったらチームにボーナスを出す目標設定手法です。お互いの目標達成を自然にサポートし合う仕組みを作れます。

目標設定の時点でチームワークを意識させる取り組みです。
【効果】お互いの目標達成を自然にサポートし合う関係が生まれ、個人成果とチーム成果が両立しやすくなる
【進め方】各マスに一人ひとりの目標を記述。達成したらチェックを入れ、縦横斜めが揃ったチームにボーナスを設定
【注意点】個人目標が「他人に支援を求められる粒度」で書かれていることが前提。難易度が高すぎると形骸化する
ビンゴを使った目標設定の方法:インセンティブビンゴ
3.部活動支援
【要点】部活動支援は、一定の基準を満たした社員グループに月額数千円〜数万円の活動費を補助する制度です。業務外での縦・横・斜めの交流が生まれ、組織横断のチームワークが醸成されます。
一定の基準を満たした社員グループを部活動として認定し、活動費を補助する制度です。
【効果】業務外での縦・横・斜めの交流が生まれ、組織横断のチームワークが醸成される
【進め方】認定基準を明文化(例: 5人以上のメンバー・月3回以上の活動・四半期ごとの活動報告提出)し、月額数千円〜数万円の補助を設定
【注意点】幹事の負担が偏らないよう、年1回の幹事ローテーションをルール化する。参加強制にしない
ITベンチャー界隈では麻雀部が流行り、企業対抗戦も行われています。
4.社内勉強会
外部講師を呼ぶのではなく、社員が持ち回りで興味のあるテーマを発表する取り組みです。
【効果】教える側の学びが深まり、社内の知見が組織横断で共有される。エンジニアやマーケター職の採用ブランディングにも寄与する
【進め方】月1回・60〜90分を目安に開催。発表30分→質疑応答20分→アンケートのセットで運営。社内Wiki等に資料をアーカイブ
【注意点】参加は任意とし、雰囲気が固くならないよう運営する。発表者のローテーションが偏らないよう運営が調整する
「人が育つ風土」を生み出す「社内勉強会」
5.社内ソーシャルランチ
異なる部門の社員が一緒にランチへ行く制度です。
【効果】ランチタイムを活用するため業務時間を圧迫せず、部門横断の関係性が育つ。1回1時間の短時間投資で継続しやすい
【進め方】「異なる3部門・同期を除く」等の条件を設定し、参加証明と引き換えに1人あたり1,000〜1,500円のランチ代を補助
【注意点】上司を含めると気を遣う場になりやすい。基本は同階層・近い年代で組成し、心理的安全な場を作る
手軽に企画できて社員も大喜び!な社内ソーシャルランチのお話
6.チームビルディングゲーム|NASAゲームなど

弊社を中心に複数の研修会社が提供している取り組みで、ビジネスゲームを使って楽しみながら学ぶのが特徴です。
【効果】普段業務で交わらないメンバー間に共通体験が生まれ、研修後の協業のハードルが下がる。ゲームを介することで本音や個性が表に出やすい
【進め方】1.5〜2時間のゲーム+30〜60分の振り返り。ゲームのテーマ(合意形成/役割分担/情報共有等)と研修目的を一致させる
【注意点】「楽しかった」で終わらせない。終了後にチームごとの行動アクションを宣言する場を必ず設ける
代表的なゲームの例として「NASAゲーム」があります。月で遭難した宇宙飛行士という設定で、320キロ離れた母船にたどり着くために15個のアイテムの優先順位をチームで話し合うコンセンサスゲームです。
まず個人で優先順位を考え、それを持ち寄ってチームとして1つの意見に集約していきます。異なる意見を尊重し合いながら集約していく過程に、チームワークを高めるポイントがあります。

2026年4月現在、NASAゲームの導入社数は約560社、受講者満足度は4.81(5点満点)となっております。
NASAゲームの詳細は専用ページをご覧ください。
NASAゲーム(カード版)の詳細
その他のチームビルディングに使われるゲームについては、こちらからご覧ください。
チームビルディング研修におすすめのゲーム15選|目的別の選び方と導入事例
7.ダイアローグ
【要点】ダイアローグは、ワールドカフェやOSTといった対話手法を使い、ビジョンや課題感をボトムアップで言語化する取り組みです。外部ファシリテーターを入れて4時間〜1日の枠を確保し、社員の本音を施策に反映させます。

出典: J-Gift
ビジョンの共有や課題感の言語化をボトムアップで行う対話手法です。
【効果】「言えなかった本音」が場に出ることで、施策の優先順位や組織の方向性が共有される
【進め方】ワールドカフェ・OST(オープンスペーステクノロジー)・フューチャーサーチ等の手法から選び、外部ファシリテーターを入れて4時間〜1日の枠を確保
【注意点】出た意見への「打ち手」を経営層が引き取る前提でないと、社員の不満が増す逆効果になりうる
8.すごい会議
「すごい会議」は、具体的なアクションをアウトプットとして生み出す会議手法です。
【効果】会議の場でメンバーの強みと役割が可視化され、目標達成への協働が促される
【進め方】認定コーチを招いて導入するのが一般的。書籍だけでも基本的な進め方は理解できる。週次の定例会議に組み込んで運用
【注意点】既存の会議文化と衝突する場合があるため、経営層のコミットと「やり切る」覚悟が必須
9.社員合宿
【要点】社員合宿は、業務から離れたオフサイトで1泊2日の対話と体験を行う取り組みです。1日目にチームビルディングゲーム、2日目に戦略議論や役員プレゼンを組むのが定番。非日常の場で本音の共有が進みます。

出典: 岡本グループ採用サイト
オフサイトで業務から離れ、密度の高い対話と体験を行う取り組みです。
【効果】非日常の場での対話により、普段では出ない深い議論や本音の共有が生まれる
【進め方】1泊2日が基本。1日目=チームビルディングゲーム/対話、2日目=戦略議論や役員プレゼンの構成が定番。お台場・熱海・千葉の上総一ノ宮など都心からアクセスの良い場所が人気
【注意点】合宿後の「持ち帰りアクション」を必ず設計する。やりっぱなしは士気を下げる
弊社への依頼でも「チームビルディングゲームを合宿に組み込みたい」というご相談が増えています。

合宿・社員旅行に組み込めるゲームの選び方はこちらの記事もご覧ください。
社員旅行で盛り上がるゲーム7選|遊び+学びで全員が楽しめる企画
10.社内運動会
「社内運動会」は企業対抗・部門対抗の身体活動で関係性を作る取り組みです。
【効果】業務とは別の文脈で勝敗・喜びを共有することで、所属感とチーム意識が高まる
【進め方】運営代行会社を活用すれば、幹事の運営工数を最小化できる。会場・種目・運営をパッケージで委託可能
【注意点】参加を強制しない・家族同伴可にする等、参加形態に配慮する。怪我リスクを避ける種目選びも重要
家族を招待しての親子リレーなど、社員家族を巻き込んだイベントにする企業も増えています。
20〜50名規模のミニ運動会から始めたい場合は、備品レンタルを活用すると初期コストを抑えられます。

20〜50名に最適!ミニ社内運動会向け備品レンタルサービス
取り組み選びのポイント|目的別の組み合わせ
【要点】取り組みを1つだけ選ぶのではなく、「目的別に日常施策と特別施策を2〜3個組み合わせる」のが効果的です。下表で3つの代表的な目的に対する推奨組み合わせを示します。
10の取り組みは、目的に合わせて2〜3個組み合わせると効果が高まります。よくある目的別の組み合わせ例を以下にまとめました。
| 目的 | 日常施策 | 特別施策 |
|---|---|---|
| 部門間の連携強化 | ソーシャルランチ+サンクスカード | チームビルディングゲーム |
| 経営課題の議論 | 勉強会+すごい会議 | 社員合宿(ダイアローグ含む) |
| エンゲージメント向上 | 部活動支援+インセンティブビンゴ | 社内運動会 |
まとめ
チームワークを高める取り組み10選をご紹介しました。重要なのは1つに絞らず、日常の小さな仕掛けと特別な体験を組み合わせることです。
2.インセンティブビンゴ
3.部活動支援
4.社内勉強会
5.社内ソーシャルランチ
6.チームビルディングゲーム
7.ダイアローグ
8.すごい会議
9.社員合宿
10.社内運動会
よくあるご質問(FAQ)
Q. チームワークを高める取り組みは、どれから始めるべきですか?
A. コストと運用負荷の低いサンクスカードと社内ソーシャルランチから始めるのがおすすめです。日常施策で関係性のベースを作ったうえで、年1〜2回のチームビルディングゲームや社員合宿を組み合わせると効果が定着します。
Q. リモートワーク環境でも有効ですか?
A. はい。サンクスカードはSlackのスタンプや専用ツールで代替でき、社内勉強会・ダイアローグはオンライン開催が可能です。チームビルディングゲームもNASAゲームオンライン等のオンライン版があるため、リモート組織でも導入できます。
Q. 効果はどのくらいの期間で出ますか?
A. 日常施策(サンクスカード・勉強会等)は3〜6か月で雰囲気の変化が見え始めます。チームビルディングゲームや合宿のような特別施策は当日から効果が現れますが、定着には実施後の振り返りと行動アクションの継続が必要です。
Q. 小規模企業(10名以下)でも実施できますか?
A. 実施できます。サンクスカード・社内勉強会・ソーシャルランチは人数を問わず始められ、チームビルディングゲームも最少6名から実施可能です。少人数なら全員参加型でより一体感を作りやすい利点があります。
Q. 取り組みが形骸化しないコツはありますか?
A. 経営層が率先して関与すること、運営の幹事をローテーションすること、そして「やりっぱなしにせず必ず振り返りと次のアクションを設計すること」の3点が重要です。特に合宿や運動会のような大掛かりな施策は、終了直後の振り返り設計が定着の決め手になります。
チームビルディングゲーム|チームワーク強化研修の導入をご検討の方へ
弊社では、社内講師でも実施できるビジネスゲーム形式のチームワーク研修をご提供しています。カード・投影用スライド・講師向けの資料/動画マニュアルをセットにしたキット形式で、社内研修として柔軟に組み立てられます。
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