今回は傾聴のトレーニングとして使えるゲームをご紹介したいと思います。

まず、傾聴はここ数年でとても注目されているスキルで、関連本も多く出版されています。

弊社のブログでも過去にオードリー・タンの10分でできる傾聴の練習法という記事をアップしています。こちらも合わせてご覧いただければと思います。

オードリー・タンの10分でできる傾聴の練習法

今回は傾聴トレーニングのためのオレンジゲームを紹介したいと思います。

ゲームの概要はこうです。

ここに1つのオレンジがあり、2人の姉妹がいます。
姉はオレンジジュースを作りたいと思っていて、オレンジを欲しがっています。

一方、妹はオレンジマーマレードを作りたいと思っていて、同じくオレンジを欲しがっています。

さて、どのようにすればお互いが満足のいく結果を得ることができるでしょうか?

やり方としてはお互いのミッションを紙に書いて(ex.オレンジジュースを作りたい)お互いに見えないようにして、話し合いを行っていただきます。

さらに、オレンジマーマレードの方は「親友の誕生日会に持っていくために」という設定を行います。(前述の紙に記載)

これを2人1組のペアにわかれて話し合ってもらいます。
どういう結果になるかというと、半分に分け合うというのがぱっと思い浮かぶ選択肢ですよね。

しかし、傾聴がうまく行けばこのような選択肢も考えられるでしょう。
オレンジジュースを作るには実の部分だけで良いマーマレードは皮だけで良いということで、双方Win-Winな結果を得ることができるかもしれません。

ポイントは

1.お互いの主張をしっかりと聞く(話す)
2.お互いが最も良い方法があると信じる

ということになるかと思います。

これは、異文化理解の分野で有名なコンフリクト・マトリクス右上の協働的なマインドです。
コンフリクト マトリクス

協働のためには、傾聴と自己主張、協力的な態度が必要となります。

コンフリクト・マトリクスについては過去記事をご覧ください。

コンフリクト・マトリクスと異文化理解

まとめ&関連製品

オレンジゲームはそもそも交渉系のワークとして知られていましたが、傾聴のトレーニングとしても有効ではないかと思います。

簡単にできるゲームですのでぜひ活用してみてください。


なお、弊社では傾聴力強化のためのカードゲーム型研修「傾聴チャレンジ」を提供しております。

導入事例としてノボ ノルディスク ファーマ株式会社様での事例を公開しておりますのでぜひご覧ください。

株式会社HEART QUAKE

弊社

受講者の反応はいかがでしたか?

お客様

ご担当者様

非常に良好でした。「傾聴」と聞くと堅苦しく構えがちですが、
ゲームを通じて自然に気づきを得ることができた
という声が多くありました。

また、「普段、自分がどれだけ話を遮っていたかに気づかされた
「聴くことの難しさを実感した」など、
内省を促すコメントも多く寄せられました。

【導入事例】ノボ ノルディスク ファーマ株式会社様で傾聴チャレンジを実施いただきました

傾聴チャレンジの詳細はこちらをご覧ください。

傾聴研修ゲーム「傾聴チャレンジ」のやり方


関連記事

人気記事

記事内検索

カテゴリ別

注目されているタグ

TOPに戻る
お問い合わせ