ここ数年でチームビルディング研修のニーズが高まっているという実感があります。実際に、弊社へのお問い合わせ量も数年前の2〜3倍に増えています。

今、チームビルディング研修が求められているワケ — P機能偏重→M機能維持困難→研修で補充の3ステップ

【結論】チームビルディング研修のニーズが高まっているのは、組織が短期業績目標でP機能(業績)に偏り、リモートワークやハラスメント配慮でM機能(人間関係維持)と精神支援を社内で行いづらくなったためです。研修としてM機能補充をアウトソーシングする動きが広がっています。

弊社ではチームビルディング研修を中心に、年間約400社のビジネスゲームを用いた研修を実施しています。

導入実績の一例(敬称略)

グーグル合同会社、Apple Japan 合同会社、アマゾンジャパン合同会社、
日本マイクロソフト株式会社株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行、
アサヒビール株式会社、パナソニック株式会社、三菱商事株式会社、
三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社デンソー、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)、全国労働者共済生活協同組合連合会(COOP)

詳しくはこちら

では、なぜ、今チームビルディング研修が求められているのでしょうか? 今回はその問いへの弊社なりの仮説をご紹介したいと思います。

今、チームビルディング研修が求められているワケ

今、チームビルディング研修が求められているワケについて以下のような仮説を持っています。

組織内で

M機能 を保持できなくなってきた

精神支援 がやりづらくなってきた

M機能?精神支援? と疑問に思った方もいるかと思います。まず、M機能とはPM理論と呼ばれるリーダーシップ理論の用語です。

PM理論は以下のような図で表すことができます。
PM理論マトリクス(パフォーマンス×メンテナンス)

PM理論のPはパフォーマンス、つまり業績を表します。一方、Mはメンテナンス、いわば、人間関係を表します。

PM理論では、優れたリーダーはP:業績とM:人間関係をバランスよく管理できるものとして考えていきます。しかし、この図で言っていることはリーダーに求められている要素というよりも、組織として必要な要素と言えると思います。

なお、PM理論は診断テストで自分の点数を測定することができます。
興味のある方はこちらから試してみてください。
PM理論診断テストのスコア画面

PM理論の診断テストとリーダーシップ

P機能(業績)で手一杯な組織

【要点】組織がP機能(業績)で手一杯になっていることが、社内でM機能(人間関係維持)を保持しにくくしている直接の要因です。短期業績目標、プレイングマネージャー化、専門分業による個人完結型の働き方、そしてハラスメント配慮で飲みニケーションが減ったことが重なり、組織内のM機能的行動が起こりにくくなっています。

話を元に戻すと、今、チームビルディング研修が求められているワケとして、M機能(人間関係の維持)を組織として保持できなくなってきた、むしろ、組織はP機能(業績)で手一杯になっているからではないか?と考えています。

具体的には、短期的な業績目標に追われている、マネージャーもプレイングマネージャー化している、役割分担が明確になりすぎて、個人で完結する仕事が多くなっている(よく言えば専門化)などの要因が考えられます。

また、各種ハラスメント(を気にしすぎる)の影響で飲みニケーションなどのM機能的行動もやりづらくなかっていると思います。

精神支援はリモートワーク/ハラスメントでやりづらい?

また、精神支援とは、下図にある通り、職場における3つの支援の1つです。

ただし、飲み会やタバコ部屋での雑談や、プライベートな話、悩みを聞くことは現代では、リモートワークという働き方やハラスメントとの絡みもあり、やりづらくなってきていると思います。

ということで、このような背景から、M機能的行動や精神支援としての雑談をチームビルディング研修としてアウトソーシングする状態が生まれているのではないか?と考えています。

もちろん、1on1などを導入し、M機能、精神支援を重視している会社もあると思いますが、実際に1on1を導入している企業の中の人に聞くと、マネージャー側にかなりの工数が掛かることを指摘していました。

そこで、チームビルディング研修をアウトソーシングし、組織にM機能を補充する、普段とは違う環境で精神支援/雑談ができる環境を作るという判断が行われているのかもしれません。

まとめと導入事例のご紹介

【要点】今、チームビルディング研修が求められているワケは、組織がP機能(業績)で手一杯になり、M機能(人間関係維持)を社内で保持しにくくなっていることに加え、リモートワークやハラスメント配慮で精神支援が行いづらくなっているためと考えられます。その結果、研修としてM機能補充をアウトソーシングし、普段と違う環境で精神支援や雑談ができる場を意図的に作る動きが広がっています。

なお、弊社ではチームビルディング研修で使えるビジネスゲームを提供しております。講師派遣はもちろん、ゲームのみをお貸しして社内講師で実施できるようにすることで低価格でチームビルディング研修を行うことが可能です。

チームビルディング 研修 ゲーム

弊社ビジネスゲームを用いた導入事例の一例はこちらからご覧いただけます。

【導入事例】株式会社クラベス様でベストチームをご利用いただきました

その他、チームビルディングで使えるビジネスゲームについてはこちらを御覧ください。

【年間約400社で実施!】研修用チームビルディングゲーム15選


この記事を書いた人

千葉 順
千葉 順
株式会社HEART QUAKE 代表取締役
元法政大学兼任講師(キャリアデザイン論)
→ 詳しいプロフィール

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