今回は最近話題のOKRについて書いていきたいと思います。
OKRもまた、最近話題の心理的安全性と同じく、Googleで導入されていることが注目されている要因の1つと言えるでしょう。

re:Workのサイトによれば、OKRはGoogleの創業当初から出資してきた投資家であるジョン ドーア氏によってGoogleに導入され、ジョン ドーア氏はインテルに勤めていた当時にインテルの元CEOであるアンディ グローブ氏からOKRについて学んだとされています。

参照元:https://rework.withgoogle.com/jp/guides/set-goals-with-okrs/steps/introduction/

つまり、もともとはインテルでやってた手法ってことですね。

OKRとは

OKR

念の為、OKRはObjectives(目標) と Key Result(成果指標)のOとKRを合体させた名称です。

Oとなる目標はワクワクする、または野心的であるような目標にすること、達成率が60-70%になるような目標にすることが求められています。re:Workでは以下のようにも書かれています。

目標は、場合によっては若干気後れするくらいの高いレベルに設定します。

引用:https://rework.withgoogle.com/jp/guides/set-goals-with-okrs/steps/introduction/

KRは数値化することが可能で、達成度が評価できるようにすることが重要です。
一部の書籍ではKRはSMARTの法則で設定することをオススメしています。

smartの法則

SMARTの法則については過去記事でも書いてますので興味のある方はこちらを御覧ください。

目標設定の際に参考にしたいsmartの法則とは

KRの設定と因果ループ図

上記では、KR(成果指標)はSMARTの法則に従って設定することについて書いてきましたが、下の「最短最速で目標を達成するOKRマネジメント入門」という書籍の中でKRの設定方法として、因果ループ図を用いたモデルを作成することを勧めています。(P.60-63)

因果ループ図についてご存じない方も多いと思いますが、因果ループ図はシステム思考という全体をシステム(構造)として捉えるという思考法の主要なツールです。

書籍の中でも紹介されていますが、ジェフ・ベゾスがAmazonのビジネスモデルを描いたとされるペーパーナプキンに書いた図(下図)がまさに因果ループ図と言えます。

ベゾス ナプキン 因果ループ図

この図はAmazonの成長にはどのような要素が必要で、それぞれがどのように絡み合っているのかを端的に表した図となっています。

真ん中のGrowth(成長)がObjectivesとなり、その周辺のSelection(品揃え)、Customer Experience(≒顧客満足度)、Traffic(来客数)、Sellers(ベンダー数)がKRと言えるでしょう。

少なくともこの4つの数値が上がっていればAmazonの成長は実現できるということになります。では、みなさんのObjectivesは何の数値が上がっていれば(下がっていれば)実現されるのか?ということになります。

これを考えるために因果ループ図を使いましょうと、「最短最速で目標を達成するOKRマネジメント入門」では言っているのです。

因果ループ図の書き方についても過去記事で書いていますのでぜひ参考にしてください。

システム思考における因果ループ図の読み書き入門

まとめ

OKRのやり方としてOの設定はもちろん、KRの設定がポイントとなってきます。なぜなら誤ったKRを設定していればOを達成できないからです。

そこで、KRの設定については因果ループ図を用いて何の数値が上がっていれば(下がっていれば)実現されるのか?を掴むことが重要になります。

ぜひ一度、因果ループ図について調べてみてください。

システム思考における因果ループ図の読み書き入門


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