若手社員研修で使えるゲーム7選|入社2〜5年目の”中だるみ”を打破する
「入社2〜5年目の若手社員に、どんな研修をすればいいか分からない」「新入社員研修は手厚くやったが、若手社員はほぼ放置状態」——こんな悩みを抱える研修担当者の方は多いのではないでしょうか。
若手社員は、新入社員ほど手厚いフォローを受けられない一方で、後輩ができて「教える側」に回り始める時期です。業務にも慣れてきたことで「中だるみ」が起きやすく、モチベーションの低下や、視野の狭さが課題になりがちです。
この記事では、入社2〜5年目の若手社員が直面する課題を4つの領域に整理し、それぞれに効果的なゲーム研修を合計7つご紹介します。弊社(株式会社HEART QUAKE)がのべ4,500社以上に提供してきたゲームの中から、若手社員研修に特に適したものを厳選しました。
若手社員研修が必要な理由
新入社員研修には力を入れる企業が多い一方、入社2〜5年目の若手社員向けの研修は「何をすればいいか分からない」と後回しにされがちです。しかし、この時期こそ研修が必要な理由があります。
1. 「中だるみ」が起きやすい
業務に慣れて一通りのことはできるようになった結果、成長実感が薄れ、マンネリ化しやすい時期です。「今の会社でこのままでいいのか」と漠然とした不安を抱え、転職を考え始めるのもこの時期に多く見られます。
2. 「教える側」への転換が求められる
後輩や新入社員が入ってくることで、初めて「教える側」「指導する側」に立つ場面が生まれます。しかし、教え方を教わったことがない若手社員がほとんどです。
3. コミュニケーションの質が問われる
新入社員のときは「聞けば教えてもらえる」立場でしたが、若手社員には「自分から伝える」「正確に聴く」「チームで合意を作る」といった、より高度なコミュニケーション力が求められます。
4. ストレスが表面化しにくい
新入社員時代と違い、上司や人事からのフォローが減る一方で、業務量は増えていきます。ストレスを自覚し、セルフケアする力がないと、突然のメンタル不調や離職につながるリスクがあります。
これらの課題に対して、座学ではなくゲーム研修で「自分ごと」として体験することで、行動変容につなげることができます。
チームワーク・合意形成力を高めるゲーム
NASAゲーム|チームで1つの答えを出す合意形成ゲーム

若手社員に効く理由:若手社員は「自分の仕事は自分でやる」という意識が強く、チームで1つの答えを出す経験が不足しがちです。NASAゲームでは、「多数決や妥協ではなく、全員が納得する合意形成(コンセンサス)」を実践します。自分の意見を主張するだけでなく、他者の意見を活かしてより良い答えを作るプロセスを体験できます。
ゲームの概要:宇宙船が月面に不時着した想定で、15個のアイテムの優先順位をチームで話し合って決めるゲームです。個人の回答とチームの回答をNASAの模範解答と比較し、「チームで話し合うことの価値」を数値で実感できます。
お客様の声:
2026年3月現在、弊社でのNASAゲームの導入社数は約550社、受講者満足度は4.81(5点満点)となっております。
所要時間:1〜2時間 / 人数:1〜100名
コミュニケーション力を高めるゲーム
グラコミ|「伝える力」を鍛える図形伝達ゲーム

若手社員に効く理由:若手社員が後輩に仕事を教えたり、上司に状況を報告する場面では、「頭の中にあることを正確に言葉で伝える力」が欠かせません。グラコミでは、口頭だけでお題の図形を相手に伝え、積み木やイラストで再現してもらうという体験を通じて、「自分の説明が相手にどう伝わっているか」を目の当たりにします。
ゲームの概要:2人ペアまたは数名1グループで、お題を口頭だけで情報共有して再現する図形伝達コミュニケーションゲームです。伝える力と聴く力の両方が求められます。
お客様の声:
所要時間:1〜2時間 / 人数:2〜100名
主体性・自律的行動を引き出すゲーム
チームクリップ|指示待ちを脱却し、自分から動く

若手社員に効く理由:若手社員は「言われたことはできるが、自分から動けない」という状態に陥りがちです。チームクリップでは、指示を待っているとチームの成果が出ないという状況をゲームの中で体験します。「自分で考えて動く」ことの重要性を、失敗も含めて安全に体験できるゲームです。
ゲームの概要:自律型人材育成のためのゲーム型研修です。個人タスクとチームタスクの両方をマネジメントしながら、限られた時間の中でチームの成果を最大化することを目指します。主体性とタイムマネジメントが同時に求められます。
お客様の声:
所要時間:2〜4時間 / 人数:3〜100名 / 提供形態:講師派遣のみ
後輩指導・報連相を学ぶゲーム
部課長ゲーム|報連相の本質を体感する

若手社員に効く理由:後輩ができたとき、若手社員が最初に戸惑うのが「どこまで指示を出すべきか」「どう情報を共有すればいいか」という問題です。部課長ゲームでは、情報を共有しないとチーム全体の目標が達成できないという状況を体験し、「報連相は義務ではなく、チームの成果を出すための武器」であることを実感します。
ゲームの概要:報連相を駆使して目的を達成することを目指すゲームです。部長・課長・平社員の役割に分かれ、リーダーとしてのビジョン共有・フォロワーシップについても学べます。
お客様の声:
2025年11月現在、弊社での部課長ゲームの導入社数は約140社、受講者満足度は4.82(5点満点)となっております。
所要時間:1〜2時間 / 人数:5〜100名
ハラスメントフラグカード|「自分は大丈夫」の思い込みに気づく

若手社員に効く理由:初めて後輩を持つ若手社員にとって、「自分の指導がハラスメントになっていないか」は切実な問題です。しかし、ハラスメントの境界線は人によって認識が大きく異なります。ハラスメントフラグカードでは、職場でありがちな場面に対する「認識のズレ」をカードゲームで可視化します。後輩指導を始める前に、「やってはいけないライン」を体感的に理解できるゲームです。
ゲームの概要:ハラスメントについての認識のズレを見える化するカードゲーム型研修です。職場で起こりうる場面について、自分がどう感じるかをカードで示し、メンバーと比較・対話します。
お客様の声:
所要時間:1〜2時間 / 人数:3〜100名
チーム意識・心理的安全性を高めるゲーム
ベストチーム|「業績だけ追っても成果は出ない」を体感する

若手社員に効く理由:若手社員は個人の成果を出すことに集中しがちで、「チームとして成果を出す」という視点が弱くなりやすい時期です。ベストチームでは、「業績だけを追い求めるとチームの人間関係が悪化する」というジレンマを体験します。「成果を出すためにはまずチームの関係性が大事」という、マネジメントの原則を若手のうちから体感できます。
ゲームの概要:心理的安全性を知り、高めるための「交渉型」チームビルディングゲームです。チームとして「業績」と「人間関係」の両方のスコアを最大化することを目指します。
お客様の声:
2025年12月現在、ベストチームの導入社数は約170社、受講者満足度は4.9(5点満点)となっております。
所要時間:2〜4時間 / 人数:15〜100名
セルフケア・ストレスマネジメントを学ぶゲーム
攻略!きみのストレスを発見せよ!|ストレスに「気づく力」を身につける

若手社員に効く理由:入社2〜5年目は、新入社員時代の手厚いフォローがなくなる一方で、業務量が増え、責任も重くなっていく時期です。ストレスを自覚できず、ある日突然メンタル不調に陥るケースも少なくありません。このゲームでは、3つのカードゲームを通じて「自分のストレッサー(ストレスの原因)」に気づき、対処法を学ぶことができます。洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長の伊藤絵美先生が監修しており、エビデンスに基づいたセルフケアの知識が身につきます。
ゲームの概要:3つのゲームを通してストレスマネジメントについて学ぶカードゲームです。自分のストレッサーを見つけ、コーピング(対処法)を考え、ストレスとの付き合い方を身につけます。
所要時間:1〜2時間 / 人数:3〜100名
目的別の選び方
7つのゲームを一覧で比較します。若手社員のどの課題を解決したいかで、最適なゲームが変わります。
| ゲーム名 | スキル領域 | 所要時間 | 人数 |
| NASAゲーム | 合意形成・チームワーク | 1〜2時間 | 1〜100名 |
| グラコミ | 伝える力 | 1〜2時間 | 2〜100名 |
| チームクリップ | 主体性・自律的行動 | 2〜4時間 | 3〜100名 |
| 部課長ゲーム | 報連相・後輩指導 | 1〜2時間 | 5〜100名 |
| ハラスメントフラグカード | ハラスメント予防 | 1〜2時間 | 3〜100名 |
| ベストチーム | 心理的安全性 | 2〜4時間 | 15〜100名 |
| きみのストレスを発見せよ! | セルフケア | 1〜2時間 | 3〜100名 |
こんな課題にはこのゲーム:
・チームで合意形成する力をつけたい → NASAゲーム
・伝える力・聴く力を鍛えたい → グラコミ
・指示待ちを脱却し主体性を育てたい → チームクリップ
・後輩への報連相・情報共有を学ばせたい → 部課長ゲーム
・初めての後輩指導でハラスメントを予防したい → ハラスメントフラグカード
・チームの関係性と成果の両立を学ばせたい → ベストチーム
・ストレスへの気づきとセルフケアを身につけさせたい → きみのストレスを発見せよ!
1日研修として2つのゲームを組み合わせることも可能です。たとえば、午前にNASAゲームでチームワークの基礎を体験し、午後にグラコミでコミュニケーション力を強化する、という構成が若手社員研修では好評です。
若手社員向けゲーム研修を成功させるポイント
1. 「新入社員研修の延長」にしない
若手社員は新入社員と違い、ビジネスの基礎はすでに身についています。「知っていること」を教わる研修ではモチベーションが下がります。「すでに知っているつもりのことを、ゲームで体験してみたら意外とできなかった」という気づきを生む設計が効果的です。
2. 振り返り(デブリーフィング)を丁寧に行う
若手社員はゲーム中の自分の行動と普段の業務を結びつける力があります。「ゲームではこうだったけど、普段の仕事でも同じことをやっていないか?」という問いかけが、深い気づきにつながります。弊社のゲームには振り返り用のスライドとファシリテーションガイドが付属しています。
3. 準備の負担を最小限にする
弊社のゲーム研修では、「講師派遣」と「キットレンタル(社内講師で実施)」の2つの提供方法をご用意しています。

キットレンタルの場合、運営スライド(パワーポイント)のノート欄に講師用のトークスクリプトが記載されているため、研修の進行経験がない方でも安心して実施できます。社内講師向けの動画マニュアルもご用意しています。

若手社員向けゲーム研修のお問い合わせ
「自社の若手社員にどのゲームが合うか相談したい」「まずは資料を見てみたい」という方は、以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。各ゲームの資料(PDF)は通常1営業日以内にメールでお送りいたします。
