ウェルビーイングとは?研修で注目される背景

ウェルビーイング(Well-being)とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態を指す概念です。単に「病気でない」「ストレスがない」だけでなく、働く人が心身ともに充実し、いきいきと仕事に取り組めている状態を意味します。

近年、企業研修の現場で「ウェルビーイング」が注目される背景には、以下のような変化があります。

・メンタル不調による休職・離職の増加
・エンゲージメント向上が経営課題に
・健康経営やESG投資の広がり
・若手社員を中心に「働きがい」を重視する価値観の浸透

ウェルビーイング研究の第一人者であるマーティン・セリグマン博士は、ウェルビーイングを構成する5つの要素を「PERMAモデル」として提唱しています。

PERMAモデル(ウェルビーイングの5つの要素)

要素 意味 研修での具体例
Positive Emotion ポジティブ感情 楽しさ、感謝、安心
Engagement 没頭・没入 夢中になれる体験
Relationships 良好な人間関係 相互理解、心理的安全性
Meaning 人生の意義 自分の価値観の再確認
Achievement 達成感 目標を達成する喜び

この記事では、PERMAモデルの各要素にアプローチできるゲーム型研修を5つ厳選してご紹介します。

なぜゲーム型研修がウェルビーイング向上に効果的なのか

ウェルビーイングを向上させるには、知識を伝えるだけでは不十分です。自分自身で体験し、気づきを得て、行動につなげるプロセスが不可欠です。

ゲーム型研修が効果的な理由は3つあります。

1. 体験を通じて「自分ごと」になる
ゲームでは参加者が主体的に判断・行動するため、座学では得られない深い気づきが生まれます。ストレスマネジメントや心理的安全性といったテーマも、体験を通じて「自分にも当てはまる」と実感できます。

2. ポジティブ感情と没頭を同時に生み出す
ゲームには楽しさ(Positive Emotion)と没頭(Engagement)が自然に組み込まれています。楽しみながら学べるため、研修への抵抗感が低く、参加者の満足度が高いのが特徴です。

3. チームでの対話が人間関係を深める
多くのゲーム型研修は、チームでの話し合いや協力が前提です。普段の業務では話さないような価値観やストレスについても、ゲームを通じて自然にオープンな対話が生まれます。

ウェルビーイング研修で使えるゲーム5選

ここからは、ウェルビーイングの各要素にアプローチできるゲーム型研修を5つご紹介します。

1. ベストチーム ─ 心理的安全性を高める交渉型ゲーム

ベストチーム

ベストチームは、心理的安全性を知り、高めるための「交渉型」チームビルディングゲームです。

参加者はチームの「業績」と「人間関係」の両方を最大化することを目指します。業績だけを追求すると人間関係が悪化し、逆もまた然り。この両立の難しさを体験する中で、心理的安全性の重要性に自ら気づくことができます。

・所要時間: 2〜4時間
・人数: 15〜100名
・提供形式: レンタル / 講師派遣
・PERMAとの対応: Relationships(良好な人間関係)Achievement(達成感)

2025年12月現在、導入社数は約170社、受講者満足度は4.9(5点満点)です。

ベストチームの詳細はこちら

2. ワークスタイルトランプ(WST) ─ 価値観を共有する相互理解ツール

ワークスタイルトランプ

ワークスタイルトランプは、働き方や仕事に対する価値観を共有するためのトランプ型の相互理解ツールです。

52枚のカードにはそれぞれ異なる「働き方の価値観」が書かれており、参加者は自分にとって大切な価値観カードを選び、チーム内で共有します。「この人はこういう価値観で働いているんだ」という発見が、日常のコミュニケーションを円滑にします。

・所要時間: 1時間
・人数: 1〜100名
・提供形式: レンタル / 講師派遣
・PERMAとの対応: Relationships(良好な人間関係)Positive Emotion(ポジティブ感情)

2025年10月時点で導入社数は約190社、受講者満足度は4.59(5点満点)です。

ワークスタイルトランプの詳細はこちら

3. ストマネ ─ セルフケア・ラインケアを学ぶメンタルヘルスゲーム

ストマネ

ストマネは、メンタル不調者を出さないために必要なケア(セルフケア・ラインケア)について学ぶゲームです。

参加者はチームのメンバーのストレス状態を把握しながら、業務を進めていきます。メンバーのストレスを放置すると離職してしまうため、「部下のストレスサインにいかに早く気づき、適切に対処するか」を体験的に学ぶことができます。管理職向けのラインケア研修として特に効果的です。

・所要時間: 2〜4時間
・人数: 4〜100名
・提供形式: レンタル / 講師派遣
・PERMAとの対応: Positive Emotion(ポジティブ感情=安心)Relationships(良好な人間関係)

2026年2月現在、導入社数は約60社、受講者満足度は4.92(5点満点)です。

ストマネの詳細はこちら

4. 攻略!きみのストレスを発見せよ! ─ 若手向けセルフケア研修

攻略!きみのストレスを発見せよ!

攻略!きみのストレスを発見せよ!は、3つのゲームを通してストレスマネジメントについて学ぶカードゲームです。

「ストレスの原因を知る」「ストレスへの対処法を知る」「ストレスを相談する練習をする」という3つのステップをゲーム形式で体験します。若手社員や新入社員に向けたセルフケア研修として活用できます。座学では伝えにくいストレスの話題も、ゲームなら自然にオープンに話し合えます。

・所要時間: 1〜2時間
・人数: 3〜100名
・提供形式: 講師派遣のみ
・PERMAとの対応: Positive Emotion(ポジティブ感情=安心)Engagement(没頭)

ストレスマネジメント研修の詳細はこちら

5. 死の疑似体験ワーク ─ 人生の優先順位を見つめ直すワークショップ

死の疑似体験ワーク

死の疑似体験ワークは、死を疑似体験し、そこから見えてくる自分にとって大切なものは何かを振り返るワークショップです。

参加者は「家族」「健康」「仕事」「趣味」などの大切なものが書かれたカードを持ち、疑似的に「死」に近づく中でカードを1枚ずつ手放していきます。最後まで手放せなかったカードが、自分にとって本当に大切なものです。この深い内省体験が、管理職としてのキャリアや働き方を見つめ直すきっかけになります。

・所要時間: 1〜2時間
・人数: 4〜100名
・提供形式: 講師派遣のみ
・PERMAとの対応: Meaning(人生の意義)

死の疑似体験ワークの詳細はこちら

導入企業様の声

お客様

コムコシステム様(ベストチーム)

業績と関係性が数値化されていることで、どちらか一方だけが良くても業績に反映されず、両方が大切であることが理解できました

お客様

資生堂様(ワークスタイルトランプ)

普段の会話では聞けないような個々の考えを伝え合うことで、内定者同士の仲がより一層深まったように見受けました

目的別の選び方ガイド

「ウェルビーイング研修」と一口に言っても、組織の課題によって最適なゲームは異なります。以下の表を参考に、目的に合ったゲームをお選びください。

課題・目的 おすすめゲーム 対象者
心理的安全性を高めたい ベストチーム 全階層
チームの相互理解を深めたい ワークスタイルトランプ 全階層
管理職のラインケア力を強化したい ストマネ 管理職
若手のセルフケア意識を育てたい 攻略!きみのストレスを発見せよ! 若手・新入社員
キャリアや人生の意義を見つめ直したい 死の疑似体験ワーク 管理職

複数のゲームを組み合わせて実施することも可能です。例えば、午前にワークスタイルトランプで相互理解を深め、午後にベストチームで心理的安全性を体験するといった1日研修プログラムも設計できます。

提供形式と費用

弊社のゲーム型研修は、「講師派遣」と「キットレンタル」の2つの形式でご提供しています。

実施方法

キットレンタルでは、ゲームキット一式に加えて、講師用スライドとトークスクリプト(進行台本)をお送りします。スライドのノート欄に「ここでこう話す」というセリフが書いてあるため、研修の進行経験がない方でも安心して実施できます

スライドのトークスクリプト

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死の疑似体験ワーク

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その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)


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