オンラインでの新入社員研修で使えるビジネスゲーム8選
今年の新入社員研修を考え始めている担当者の方も多いと思いますが、完全オフラインに戻すのか、完全オンラインでいくのか、ハイブリッドを目指すのか悩んでいる方も少なくないのではないかと思います。
弊社は研修会社ですのでこのような悩みを持っている担当者さんの悩みを解決するのがお仕事です。
オンラインでの新入社員研修で使えるビジネスゲーム8選
ということで、今回はオンラインでの新入社員研修で使えるビジネスゲーム8選というテーマで、完全オンライン or オフラインとのハイブリッドに対応できるビジネスゲーム(グループワーク用のツール)をご紹介したいと思います。
・コミュニケーションゲーム「桃太郎村の地図」
・コミュニケーションゲーム「野球のポジション当てゲーム」
・コンセンサスゲーム「NASAゲーム」
・営業疑似体験ゲーム「ヒアリングチャレンジ」
・ビジネスマナー体験ゲーム「マナーストーリー」
・レクリエーションゲーム「謎解き会社経営」
・財務会計ゲーム「財務の虎」
・IT業界向け「THEクリティカルパス」
1.コミュニケーションゲーム「桃太郎村の地図」
1つ目は桃太郎村の地図というコミュニケーションゲームです。ジグソーパズルのように情報が分割されており、3〜5人のチームメンバーに情報がバラバラに渡されます。
上の画像はオンライン版の桃太郎村の地図の画面で、カードが表示されていますが、実は同じチームのメンバーには別のカードが表示されています。
これをzoomなどのウェブ会議システムを使って、口頭のみで共有し、最終的に何がどこにあるのかを特定していきます。
コミュニケーションをとっていく中でホウレンソウ(報告連絡相談)の重要性や、質問を適切に行うことで問題が早く解決できることが学べます。
なお、こちらのゲームはオフライン(リアル)でも対応可能で、カード版もございます。
・報告/連絡/相談の重要性を知る
・わかりやすく伝えるためのポイント(PREP法)を知る
2024年2月現在、導入社数は約160社、受講者満足度は4.62(5点満点)となっております。
最新の満足度はこちらからご覧いただけます。
桃太郎村の地図オンラインについての詳細はこちらを御覧ください。
「桃太郎村の地図 オンライン」の詳細を見る
概要はこちらをご覧ください。
2.コミュニケーションゲーム「野球のポジション当てゲーム」
2つ目は野球のポジション当てゲームというコミュニケーションゲームです。桃太郎村の地図と全く同じ仕組みのゲームですが、難易度が異なります。
野球のポジション当てゲーム:難易度高い、制限時間40分程度で8割クリア
したがって、成功体験を積ませたいのであれば桃太郎村の地図、コミュニケーションの難しさを伝えたいのであれば野球のポジション当てゲームと、目的に応じて使うツールを変えてもらうことをオススメしています。
こちらのゲームもオフライン(リアル)でも対応可能で、カード版もございます。
・報告/連絡/相談の重要性を知る
・情報を整理することの重要性を知る
2024年2月現在、弊社での野球のポジション当てゲームオンラインの提供実績は約160社、受講者満足度は4.85(5点満点)となっております。
野球のポジション当てゲームオンラインについての詳細はこちらを御覧ください。
「野球のポジション当てゲームオンライン」の詳細を見る
概要はこちらをご覧ください。
3.コンセンサスゲーム「NASAゲーム」
3つ目はNASAゲームというコンセンサスゲームです。コンセンサスとは合意形成という意味です。
ゲームの設定としては月に不時着した宇宙飛行士という設定で、320km離れた母船に戻るため、手元に残った15個のアイテムに対して優先順位をつけていくゲームです。
まずは個人で優先順位をつけ、次にzoomなどのウェブ会議システムを使って、グループで話し合い、最終的にグループとしての優先順位をつけていきます。できるだけ妥協なく、合意の上で決定することが求められます。
このゲームの面白いポイントはNASAによる模範解答があることです。模範解答に最も近い個人、及び、チームの勝利となります。
学生時代は1人で物事を決めることが多かったと思いますが、社会人になると、複数人で物事を決めることが多くなってきます。その時大事になってくるのが合意形成です。
意見の異なる人達とどうやってコミュニケーションをとっていくべきなのかを学習することができます。
こちらのゲームもオフライン(リアル)でも対応可能で、カード版もございます。
・チームで働くことの難しさとメリットの体感
・合意形成のポイントを知る
弊社でのNASAゲームオンラインの導入実績としては、2024年2月現在、導入社数が約300社、受講者満足度は4.74(5点満点)となっております。
NASAゲームオンラインについての詳細はこちらを御覧ください。
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4.営業疑似体験ゲーム「ヒアリングチャレンジ」
4つ目はヒアリングチャレンジという営業疑似体験ゲームです。車の販売員という設定で、来店されたお客様に質問を行い、お客様のニーズを聞いて、最適な車(車種、色、グレード)を提案するというゲームになります。
上画像真ん中の人のアイコンの下にお客様の発言が記載されており、この発言を受けてどんな質問をするのかを上下左右のオレンジ色のボタンから選択します。
販売員ができる質問は10個で、適切な質問を行わないとお客様の真のニーズは引き出せません。
このゲームでは営業のポイントとして、何がほしいのかではなく、なぜほしいのかを知ることで最適な提案ができる、ということを伝えることができます。セオドア・レビットの「ドリルを売るな、穴を売れ」という名言をゲームから体験することができます。
こちらのゲームもオフライン(リアル)でも対応可能で、カード版もございます。
・提案型営業の基礎を学ぶ
2024年2月現在、ヒアリングチャレンジオンラインの導入社数は約40社、受講者満足度は導入社数が少ない影響もあり、5.0(5点満点)となっております。
ヒアリングチャレンジオンラインについての詳細はこちらを御覧ください。
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5.ビジネスマナー体験ゲーム「マナーストーリー」
5つ目はマナーストーリーというビジネスマナー体験ゲームです。まさに自分が新入社員という設定で、先輩社員とともにお客様に訪問する、また、お客様が来訪される際のビジネスマナーをクイズ形式で回答していくゲームです。
ただし、マナークイズに間違えると、信頼チップが減っていきます。信頼チップが0になることなく、お客様と無事に名刺交換を終えることができればゲームクリアです。
このゲームのポイントは実際に、マナーを知らないからといってその場で指摘する人はそこまで多くないと思いますが、実際には<目に見えない信頼というものを失って/span>いるんだよ、だからマナーを学ぶことは重要だよ、ということになります。
こちらのゲームもオフライン(リアル)でも対応可能で、カード版もございます。
・ビジネスマナーを学ぶことの意味を学ぶ
・講義で学んだ知識の確認テストとしての実施
マナーストーリーオンラインについてはアンケート回答社数が30社に満たないため、受講者満足度は表示しておりません。
マナーストーリーオンラインについての詳細はこちらを御覧ください。
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6.レクリエーションゲーム「謎解き会社経営」
最後は謎解き会社経営というレクリエーションゲームです。厳密に言えば、ビジネスゲームではないのですが、オンライン下での新入社員研修中盤のちょっとした息抜きや、研修序盤のアイスブレイク、チームビルディングとして利用いただけると思います。
ゲームとしてはいわゆる謎解きゲームで、難易度は謎解き専門会社さんが作るものよりは簡単になっています。
※問題はデモ用で、本番の問題とは違います。
問題の種類もいわゆるなぞなぞだけではなく、4つのカテゴリーで作られていますのでなぞなぞが苦手な方でも自分の強みを生かしてチームに貢献することが可能です。。
ひらめき力が問われる問題です。
2.「検索力」
文章や、画像検索を使って問題を解きます。
3.「論理力」
論理クイズです。論理的思考力が問われます。
4.「学問」
国語・算数・理科・社会・英語といった、学校で習った知識を使って解きます。
これまで紹介した4つのゲームと比べるとどうしても学びの要素は少なめですが、それでも自分の強みを生かしてチームに貢献することや、わからない問題について素直にわからないと声に出して助けを求めることなどは社会人として必要なスキルだと思います。
謎の種類は異なりますが、オフライン(リアル)でも対応可能で、紙版もございます。
・自分/メンバーの強みの理解
・長丁場の研修の息抜き&チームビルディングとしての実施
2024年2月時点で謎解き会社経営オンラインの導入社数は約120社、受講者満足度は4.92(5点満点)となっています。
謎解き会社経営オンラインについての詳細はこちらを御覧ください。
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7.財務会計ゲーム「財務の虎」
新入社員に会社のお金の流れや会計の基礎を教えたいと考えているご担当者様も多いと思います。これまで弊社では対面形式での財務会計ゲーム「財務の虎」を提供してきました。
財務の虎では、1人1人がインテリアショップの経営者という設定で、どの商品を仕入れるのか?、そして、在庫を過剰に抱えずに販売することができるのか?さらに、新入社員を採用するか、借り入れを行うのか?などの意思決定を行います。
下記よりイメージ動画をご覧いただけます。字幕付きで御覧ください。(音量に注意してください)
1つ1つの意思決定が会社の成績表と呼ばれる貸借対照表(BS)や損益計算書(PL)にどのような影響を及ぼすのか?を理解することができるゲーム型研修です。
・会社のお金の流れを体験から学ぶ
・BSとPLの繋がりの理解
財務の虎オンラインについてはアンケート回答社数が30社に満たないため、受講者満足度は表示しておりません。
財務の虎オンラインについての詳細はこちらを御覧ください。
(オンライン)ビジネスゲームで学ぶ会計研修
概要はこちらをご覧ください。
8.IT業界向け 「THEクリティカルパス」
THEクリティカルパスは主にIT業界向けのグループワークとなります。プロジェクトマネジメントの手法の1つとして知られるクリティカルパスをテーマとしたグループワークです。
ゲームとしては先程ご紹介した野球のポジション当てゲーム同様、ジグソーメソッドと呼ばれる手法を用いて、各人が分断された情報を持ち寄って1つの答えを導く協力型のゲームです。
上画像のようなプロジェクトのアローダイアグラムがあるとします。
情報カードの1例として下画像のようなカードが存在します。
上の情報カードによって、タスクAの場所が特定できます。
他にも下画像のような情報カードが存在します。
上の情報カードだけでは何も特定できませんが、タスクCに掛かる日数がわかれば、DはC+1の日数が掛かることがわかります。
このような情報カードをグループメンバーにバラバラに配布し、お互いにそれを見せることはできず、口頭だけで情報を伝え合い、制限時間内にプロジェクトの完了日数を特定してもらいます。
また、本番用(上のアローダイアグラムは例題で本番用はもう少し複雑です)のアローダイアグラムではプロジェクトの完了日数だけではなく、そのタスクの完了が1日遅れるとプロジェクト全体の完了が遅延するタスクを3択の中から選んでいただきます。
※クリティカルパスについての事前知識が無くても論理的思考によって解くことが可能です。
・プロジェクトマネジメントの基礎を学ぶ
・QCD,クリティカルパスの理解
THEクリティカルパスオンラインについてはアンケート回答社数が30社に満たないため、受講者満足度は表示しておりません。
THEクリティカルパスオンラインについての詳細はこちらを御覧ください。
「THEクリティカルパス」の詳細を見る
概要はこちらをご覧ください。
オンラインビジネスゲームの実施を検討したい方へ
(デモ版の体験可能)
なお、実施については弊社講師が実施する「講師あり型」はもちろん、社内講師で実施頂けるようにゲームシステムや運営スライド、講師向け動画マニュアルの提供を行う社内講師型も可能となっています。
新入社員研修での利用を検討で、詳細な資料や、デモ(体験版)の体験をご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。