コンセンサスゲーム 雪山での遭難

今回はコンセンサスゲームと呼ばれるコミュニケーション研修向けゲームの「雪山での遭難」(別名:ウィンターサバイバル)について書いていきたいと思います。

【New!】オンラインでの雪山での遭難

なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響によってzoomなどのウェブ会議システムを利用したオンラインでの実施をご検討中の方は、「雪山での遭難オンライン」の記事を御覧ください。

オンラインでできるコンセンサスゲーム「雪山での遭難」

雪山での遭難の設定

雪山での遭難の設定は以下の通りです。

みなさんは雪山に不時着したスキー客。

あなたの乗っている飛行機が、アメリカとカナダの国境付近の雪山に墜落しました。
残念ながら操縦士たちは死亡。機体は湖の底に沈没したようです。

しかし、幸いなことにあなた達10名は、無傷で飛行機からの脱出に成功しています。

墜落地点から一番近い街は、ここから32キロ離れたところにあります。

このあたりの夜の気温は最大でマイナス40度まで下がります。
周りを見渡すと、枯れ木が沢山落ちていることがわかります。

あなた達10名が生き残るため、以下のうちから重要な順に順位をつけてください。
(いちばん重要なものを「1」とします)

10個のアイテム

・ライフル銃1丁
・大箱のマッチ1箱
・5日分の朝刊
・方向のわかる磁石1個
・スキーセット1組
・20㎝のナイフ1個
・板チョコレート10個
・大型の懐中電灯1個
・ウィスキーの入ったびん1つ
・固形の油の入った金属缶1個

「雪山での遭難」のやり方

1.ルールの説明
2.まずは個人で考えます(10分間)
3.グループ(4〜6名)で考えます(20分) ※上画像のカード、ボードを使用
4.グループごとの発表(優先順位とその理由)
5.専門家による模範解答を配布 ※模範解答は提供キットに含まれます
6.模範解答の順位との差を求め、差の合計を算出する
7.模範解答との差が最も小さいグループと個人の優勝
8.振り返り ※振り返り用資料は提供キットに含まれます


※画像は類似のNASAゲームを実施している様子

このゲームの面白い部分としては専門家による模範解答があるということです。
複数チームでの実施の場合は、専門家による正解に最も近いチームの勝利となります。

全体を通して1時間〜1時間半程度となります。
専門家の答えに最も近いチームの勝利です。

コンセンサスゲームのポイント

コンセンサスゲームのポイントは以下の3点です。

グループで考えることのメリットの理解
⇒1人で考えた時よりも、チームで考えたときの方が点数が良くなります。
合意形成の難しさの体感
・合意形成を行うためのコミュニケーションスキルの把握

振り返りを通して、合意形成を行う際のポイントを学んでいきます。
弊社では合意形成のポイントとして、そもそも人と人の意見が異なるのはなぜか?を4つの要素に分けて解説しています。(下画像)

例えば、価値観の部分では10人のメンバー全員で生き残ろうと考えているのか、そうでないのかによってアイテムの優先順位が変わってくると思います。

対クライアントや社内MTGなどで意見が対立したときに4つの要素のどこがずれているのかを認知できれば合意形成に繋がりやすいと考えています。

コンセンサスゲームでの振り返りの詳細についてはこちらをご覧ください。

コンセンサスゲームで伝えている合意形成のポイント

他のコンセンサスゲームとの比較

なお、弊社では雪山での遭難以外のコンセンサスゲームも提供しております。
詳しくは下画像及び、該当記事をご覧ください。

4つのコンセンサスゲーム(NASA、砂漠、雪山等)の違いとは?

雪山での遭難 実施要項まとめ

【対象人数】4〜100名以上(1チーム 4〜6名推奨)
【実施時間】1〜1時間半
【予算】
・レンタル:5万円〜
カード、ボード、運営スライド、講師向け動画マニュアルの提供) 
・講師派遣:15万円〜

弊社では講師派遣はもちろん、ゲームキットのレンタルによる社内講師での実施も可能です。

実施をご検討中の方へ
(無料サンプル貸出あり)

提供方法等の概要はこちらを御覧ください。

詳細な資料や、無料のサンプル貸し出しをご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。

なお、解答のみ知りたいというご要望はお断りしております。
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