チームビルディング研修をご検討中の担当者の方にとって悩ましいのはどんな研修を実施したら良いのか?ということだと思います。

チームビルディングは「ビジネスマナー研修」のように何をやれば良いのかが明確でないのがその原因です。

ここでは大きく分けて4つのチームビルディング手法をご紹介させていただきます。

なお、弊社ではチームビルディング研修を中心に、年間400社以上の研修を実施しております。導入実績の一例(敬称略)

グーグル合同会社、Apple Japan 合同会社、アマゾンジャパン合同会社、
日本マイクロソフト株式会社株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行、
アサヒビール株式会社、パナソニック株式会社、三菱商事株式会社、
三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社デンソー、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)、全国労働者共済生活協同組合連合会(COOP)

詳しくはこちら

また、弊社ではチームビルディングを以下のように定義しています。

チームメンバーが共通の目的に向かって、1+1が2より大きくなるようなチームワークを発揮している状態にすること

この定義を前提とさせて頂き、各手法を解説していきたいと思います。

その1. ダイアローグ(対話)

ダイアローグでチームビルディング
参照元:http://blog.livedoor.jp/yasuyasu1976/archives/3927298.html

「チームメンバーが共通の目的に向かって」
というからには共通の目的がなければなりません。

一般に、企業での共通の目的・目標というのはトップダウンによって決まっているものです。

しかし、中にはトップダウンで決まった目的・目標が部門やチームの現状とかけ離れている、それを自分事に感じられないという状況が発生します。

社員1人1人のボトムアップでの話し合いから目的・目標を作成することが意識の統一が実現できれば、それはチームビルディングとなります。

それを実現できる手法がダイアローグ(対話)です。
対話とは会話、議論とは異なり、以下のように定義されています。

会話:お互いの思いや気持ちを通わせ、一緒に活動できる関係性を築く。

対話:「そもそも論」の話し合い。お互いの価値観を話し合う。

議論:目標、行動、方針、役割分担など、具体的に何をするのかを話し合う。

参照元:会社の「会議」や「議論」がうまくいかないのはなぜ?
おざなりな会話と対話にこそ、その原因が潜む
http://diamond.jp/articles/-/14797

詳細は別の機会に記載できればと思いますが、ダイアローグには以下の様なさらに細分化された手法が存在しています。

・ワールドカフェ

社内でのワールドカフェのやり方(準備編)

・OST (オープンスペーステクノロジー)

はじめてのオープンスペーステクノロジー(OST)

・AI (アプリシエイティブ インクワイアリー)

はじめてのアプリシエイティブ・インクワイアリー

・フューチャーサーチ

その2. アクティビティ

ヘリウムリング
参照元:http://icebreak-iroha.jp/icebreak/helium-ring(現在は停止中)

アクティビティは、チームワークを高める≒コミュニケーションが取れる関係性を高めるためのチームビルディング手法です。

チームで1つの活動をするなかで、チームで達成することの楽しさ、難しさを改めて感じる、ことが目的です。

また、アクティビティ=活動、行動 の名の通り、体を動かしながら実施するワークが数多く存在しています。

仕事とは直接関係の無いワークを実施することでメンバーの普段とは違う一面が垣間見れるというのもポイントです。

ワークの一例をあげておきますとヘリウムリングがとても有名です。(上の写真)

ヘリウムリング〜フラフープを使ったチームビルディングゲーム〜

人差し指のみを使い、全員が同時に触れている状態で地面にフラフープを下ろします。
途中で指が離れた場合は、最初からやり直しとなります。

とされており、フラフープを下げなければならないが、指が離れてはいけないため、指をフラフープにつけようとするあまり
フラフープが上がってしまうジレンマがある、というのがポイントです。

具体的なワークの詳細は日本チームビルディング協会さんのチームビルディング・アクティビティの種類 http://jtba.jp/teambuilding/activityがとてもわかりやすいので、そちらを御覧ください。

なお、弊社ではアクティビティの1つとして脱出ゲームをご提供しております。

脱出ゲーム

一般的な脱出ゲームとは異なり、会議室で実施可能、準備が最小限、なぞなぞではなく、チームワークを必要とする脱出ゲームとなっております。

2024年2月現在、導入社数は約90社、受講者満足度は4.58(5点満点)となっております。

詳しくはこちらを御覧ください。

脱出ゲーム「緊急出動」について

その3.ビジネスゲーム

ビジネスゲームとは現実のビジネスの仕組みを取り入れたゲームで、ゲーム中に役割分担をしたり、時には他人と交渉をしたりと戦略性が求められます。

これまでのチームビルディング手法のなかで最も現実の仕事に近い状況となりますので、より仕事でのチームワークを意識した研修をお考えであればビジネスゲームが最適です。

なお、弊社では複数のビジネスゲームを取り扱っていますが、その1つが上画像にもあるベストチームというビジネスゲームです。

ベストチームは心理的安全性をテーマにしたビジネスゲームで、上画像、青色の行動カードを複数枚集めるために他のチームと交渉する必要があります。

行動カードが一定枚数集まると、業績または関係性のポイントを獲得できます。チームとして業績の達成はもちろん、関係性の構築も重要だということが学べるゲームとなっています。

2024年2月現在、ベストチームの導入社数は約90社となっており、アンケートの受講者満足度は5段階評価で4.94となっております。

チームビルディングのためのビジネスゲームについては詳しくはこちらを御覧ください。

【年間約400社で実施!】チームビルディング研修向けゲーム12選

その4. スポーツ

バブルサッカー

チームビルディング研修というよりも社内イベントなどで利用されるチームビルディングの手法にスポーツがあります。

チーム対抗戦にすることでチーム内の結束を高める効果があります。
また、スポーツは一人でできるものではなく、必然的に「協力」が求められるのもチームビルディングの手法として優れています。

ひと昔前は企業内の運動会が行われていたとのことですが、最近再び、社内運動会を実施する企業が増えているとのことです。

スポーツは比較的大人数でも実施できること、アクティビティ同様、仕事とは直接関係の無いワークを実施することでメンバーの普段とは違う一面を垣間見れるというのもポイントです。

一方、天候に左右される、運動が苦手な人もいる、などのデメリットもあります。

運動会以外にはブラインドサッカーと呼ばれる目隠しをした状態で実施するミニサッカーがあります。

ブラインドサッカーでチームビルディング
参照元:https://www.decn.co.jp/?p=95076

元々は視覚障がい者のためのサッカーですが、ボールの場所を鈴を使って教えるなど、協力が必要な仕組みがあることからチームビルディングの手法としても有効です。

まとめ

代表的なチームビルディング手法として以下の4つを挙げさせていただきました。

  • ダイアローグ
  • アクティビティ
  • ビジネスゲーム
  • スポーツ
  • 全員が共有できる目標を作ることが目的なのであればダイアローグが、チームワークを高めることが目的なのであればアクティビティ、ビジネスゲーム、スポーツが適切だといえるでしょう。


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