チームビルディング研修の手法4選|目的別の選び方と具体例

目的が「全員が共有できる目標づくり」ならダイアローグ、「関係性づくり」ならアクティビティ、「実務のチームワーク改善」ならビジネスゲーム、「大人数での一体感づくり」ならスポーツが適しています。
まずは自社の課題がどれに当たるかを決めてから手法を選ぶと、研修の効果が出やすくなります。
目次
1. 目的別|4つの手法の選び方(比較表)
2. その1. ダイアローグ(対話)
3. その2. アクティビティ
4. その3.ビジネスゲーム
5. その4. スポーツ
6. まとめ
7. よくある質問
8. 研修導入をご検討の方へ
チームビルディング研修をご検討中の担当者の方にとって悩ましいのはどんな研修を実施したら良いのか?ということだと思います。
チームビルディングは「ビジネスマナー研修」のように何をやれば良いのかが明確でないのがその原因です。
ここでは大きく分けて4つのチームビルディング手法を、それぞれどんな目的のときに選ぶべきかとあわせてご紹介させていただきます。
なお、弊社ではチームビルディング研修を中心に、年間400社以上の研修を実施しております。導入実績の一例(敬称略)
日本マイクロソフト株式会社株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行、
アサヒビール株式会社、パナソニック株式会社、三菱商事株式会社、
三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社デンソー、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)、全国労働者共済生活協同組合連合会(COOP)
詳しくはこちら
また、弊社ではチームビルディングを以下のように定義しています。
この定義を前提とさせて頂き、各手法を解説していきたいと思います。
目的別|4つの手法の選び方(比較表)
先に4つの手法を一覧で比較します。手法から選ぶのではなく、自社の課題から逆算して選ぶのが失敗しないコツです。
| 手法 | 向いている課題・目的 | 実施場所 | 弊社の提供例 |
|---|---|---|---|
| ダイアローグ (対話) |
トップダウンで決まった目標が現場の実感とかけ離れている/目標を自分事にしたい | 屋内 | ワールドカフェ/OST/AI/フューチャーサーチ |
| アクティビティ | チーム内の関係性が薄い/まずは打ち解けてコミュニケーション量を増やしたい | 屋内・屋外 | マシュマロチャレンジ/ロゲイニング |
| ビジネスゲーム | 実際の仕事に近い場面でのチームワーク・交渉・役割分担を改善したい | 屋内 | ベストチーム/プロジェクトテーマパーク |
| スポーツ | 部署をまたいだ交流/社内イベントとして大人数で一体感をつくりたい | 屋内・屋外 | ボッチャ/モルック |
選び方をひと言でまとめると、以下のようになります。
・関係性・コミュニケーションが不足している → アクティビティ
・実務でのチームワークを鍛えたい → ビジネスゲーム
・大人数で一体感をつくりたい → スポーツ
なお、研修として学びを持ち帰ってもらうことが目的であれば、仕事の状況に最も近いビジネスゲームが適しています。一方、社内イベントとして盛り上がりを重視するのであればアクティビティやスポーツが向いています。それぞれの詳細を以下で解説します。
その1. ダイアローグ(対話)
【要点】チームビルディング研修の手法の一つであるダイアローグ(対話)は、トップダウンで決まった目的・目標が現状と乖離している場合や、自分事に感じられない場合に有効です。社員一人ひとりのボトムアップでの話し合いから目的・目標を作成し、意識の統一を実現します。対話は「そもそも論」の話し合いでお互いの価値観を共有するもので、会話や議論とは異なります。ワールドカフェやOST、AI、フューチャーサーチといった具体的な手法があります。

「チームメンバーが共通の目的に向かって」
というからには共通の目的がなければなりません。
一般に、企業での共通の目的・目標というのはトップダウンによって決まっているものです。
しかし、中にはトップダウンで決まった目的・目標が部門やチームの現状とかけ離れている、それを自分事に感じられないという状況が発生します。
社員1人1人のボトムアップでの話し合いから目的・目標を作成することが意識の統一が実現できれば、それはチームビルディングとなります。
それを実現できる手法がダイアローグ(対話)です。
対話とは会話、議論とは異なり、以下のように定義されています。
対話:「そもそも論」の話し合い。お互いの価値観を話し合う。
議論:目標、行動、方針、役割分担など、具体的に何をするのかを話し合う。
参照元:会社の「会議」や「議論」がうまくいかないのはなぜ?
おざなりな会話と対話にこそ、その原因が潜む
http://diamond.jp/articles/-/14797
詳細は別の機会に記載できればと思いますが、ダイアローグには以下の様なさらに細分化された手法が存在しています。
・OST (オープンスペーステクノロジー)
・AI (アプリシエイティブ インクワイアリー)
・フューチャーサーチ
その2. アクティビティ

アクティビティは、チームワークを高める≒コミュニケーションが取れる関係性を高めるためのチームビルディング手法です。
チームで1つの活動をするなかで、チームで達成することの楽しさ、難しさを改めて感じる、ことが目的です。
また、アクティビティ=活動、行動 の名の通り、体を動かしながら実施するワークが数多く存在しています。
仕事とは直接関係の無いワークを実施することでメンバーの普段とは違う一面が垣間見れるというのもポイントです。
ワークの一例をあげておきますとヘリウムリングがとても有名です。(上の写真)
ヘリウムリング〜フラフープを使ったチームビルディングゲーム〜
途中で指が離れた場合は、最初からやり直しとなります。
とされており、フラフープを下げなければならないが、指が離れてはいけないため、指をフラフープにつけようとするあまり
フラフープが上がってしまうジレンマがある、というのがポイントです。
なお、弊社ではアクティビティとして「マシュマロチャレンジ」や「ロゲイニング」などをご提供しております。

マシュマロチャレンジは、乾麺のパスタ・テープ・ひも・マシュマロを使い、制限時間内にできるだけ高い自立式の塔をつくるアクティビティです。短時間で計画・試行錯誤・役割分担を体験でき、チームの協働の質を可視化できます。
2026年8月現在、マシュマロチャレンジの導入社数は約200社、受講者満足度は4.9(5点満点)となっております。

| 項目 | マシュマロチャレンジ |
|---|---|
| 対象人数 | 4名〜100名超 |
| 所要時間 | 1〜2時間 |
| 提供形式 | 講師派遣/キットレンタル/キット購入 |
詳しくはこちらを御覧ください。
マシュマロチャレンジ実施の流れ|チームビルディング研修

ロゲイニングは、地図を手にチームでチェックポイントを巡り、制限時間内の獲得点数を競うアウトドア型のアクティビティです。戦略の立案と役割分担、屋外ならではの一体感づくりに効果的です。
詳しくはこちらを御覧ください。
アウトドアでチームビルディング研修「ロゲイニングカード」
その3.ビジネスゲーム

ビジネスゲームとは現実のビジネスの仕組みを取り入れたゲームで、ゲーム中に役割分担をしたり、時には他人と交渉をしたりと戦略性が求められます。
これまでのチームビルディング手法のなかで最も現実の仕事に近い状況となりますので、より仕事でのチームワークを意識した研修をお考えであればビジネスゲームが最適です。
なお、弊社では複数のビジネスゲームを取り扱っていますが、その1つが上画像にもあるベストチームというビジネスゲームです。
ベストチームは心理的安全性をテーマにしたビジネスゲームで、上画像、青色の行動カードを複数枚集めるために他のチームと交渉する必要があります。

行動カードが一定枚数集まると、業績または関係性のポイントを獲得できます。チームとして業績の達成はもちろん、関係性の構築も重要だということが学べるゲームとなっています。
2026年7月現在、ベストチームの導入社数は約190社、受講者満足度は4.92(5点満点)となっております。

※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。
実際にベストチームを導入いただいた企業様からは、以下のようなお声をいただいています。
| 項目 | ベストチーム(カード版) |
|---|---|
| 対象人数 | 15名〜100名超 |
| 所要時間 | 2〜4時間 |
| 提供形式 | 講師派遣/キットレンタル |
詳しくはこちらを御覧ください。
心理的安全性を知り、高めるゲーム型研修「ベストチーム」
また、プロジェクトテーマパークも弊社で好評をいただいているビジネスゲームの1つです。

プロジェクトテーマパークは、チームでテーマパークの建設プロジェクトを進める中で、計画立案・タスクの優先順位づけ・メンバー間の連携を疑似体験できるビジネスゲームです。プロジェクトマネジメントの勘所をゲームを通じて実践的に学べます。
2026年6月現在、プロジェクトテーマパークの導入社数は約120社、受講者満足度は4.89(5点満点)となっております。

| 項目 | プロジェクトテーマパーク |
|---|---|
| 対象人数 | 3名〜100名超 |
| 所要時間 | 2〜3時間 |
| 提供形式 | 講師派遣/キットレンタル |
詳しくはこちらを御覧ください。
プロジェクトテーマパーク実施の流れ|チームビルディング研修
チームビルディングのためのビジネスゲームについては詳しくはこちらを御覧ください。
【年間約400社で実施!】研修用チームビルディングゲーム15選
その4. スポーツ

チームビルディング研修というよりも社内イベントなどで利用されるチームビルディングの手法にスポーツがあります。
チーム対抗戦にすることでチーム内の結束を高める効果があります。
また、スポーツは一人でできるものではなく、必然的に「協力」が求められるのもチームビルディングの手法として優れています。
ひと昔前は企業内の運動会が行われていたとのことですが、最近再び、社内運動会を実施する企業が増えているとのことです。
スポーツは比較的大人数でも実施できること、アクティビティ同様、仕事とは直接関係の無いワークを実施することでメンバーの普段とは違う一面を垣間見れるというのもポイントです。
一方、天候に左右される、運動が苦手な人もいる、などのデメリットもあります。
運動会以外にはブラインドサッカーと呼ばれる目隠しをした状態で実施するミニサッカーがあります。元々は視覚障がい者のためのサッカーですが、ボールの場所を鈴を使って教えるなど、協力が必要な仕組みがあることからチームビルディングの手法としても有効です。
また、天候に左右されず屋内で手軽に実施できるスポーツとして、フィンランド発祥の「モルック」や、年齢や運動能力を問わず誰もが公平に楽しめる「ボッチャ」も人気です。詳しくは屋内でできる「ボッチャ」&「モルック」というアクティビティをご覧ください。
まとめ
【要点】チームビルディング研修には、ダイアローグ、アクティビティ、ビジネスゲーム、スポーツの4つの代表的な手法があります。全員が共有できる目標設定が目的ならダイアローグが適しており、チームワークの向上を目指す場合はアクティビティ、ビジネスゲーム、スポーツが効果的です。
代表的なチームビルディング手法として以下の4つを挙げさせていただきました。
・アクティビティ
・ビジネスゲーム
・スポーツ
全員が共有できる目標を作ることが目的なのであればダイアローグが、チームワークを高めることが目的なのであればアクティビティ、ビジネスゲーム、スポーツが適切だといえるでしょう。
どの手法を選ぶ場合でも、研修後に職場でどう活かすかまで設計しておくことで、単発のイベントで終わらないチームビルディングになります。
よくある質問
Q. チームビルディング研修の手法はどう選べばよいですか?
自社の課題や目的に合わせて選ぶのがコツです。例えば、チーム内の関係性を深めたい場合はマシュマロチャレンジなどのアクティビティが適しており、実務に近いチームワークを学びたい場合はビジネスゲームが最適です。
Q. 実務に直結するチームワークを学ぶのにおすすめの研修はありますか?
実際の仕事に近い状況を体験できるビジネスゲームがおすすめです。特に、役割分担や交渉の重要性を学べるベストチーム(カード版)や、プロジェクト管理を擬似体験できるプロジェクトテーマパークは、多くの企業で導入され高い満足度を得ています。
Q. 短時間で実施できて、コミュニケーションが活性化するゲームはありますか?
特別な道具を使わず短時間で実施できるヘリウムリングがおすすめです。フラフープを全員の指から離さずに下ろすというシンプルなルールながら、チームの協力や意思疎通の難しさと楽しさを短時間で体感できます。
Q. 屋外で実施できるアクティビティ型のチームビルディング研修はありますか?
地図を片手にチェックポイントを巡るロゲイニングカードが適しています。また、防災意識を高めながらチームワークを醸成できる姉妹商品の防災ロゲイニングカードも対面での研修として人気があります。
Q. 研修の実施にかかる費用や料金はどのくらいですか?
研修の実施費用は、講師派遣やキットレンタル、購入などの提供形式や参加人数によって異なります。具体的な金額やプランについては、ご要望に合わせてお見積もりいたしますので、お問い合わせ時にご案内します。
研修導入をご検討の方へ
弊社では研修をご担当されている方に向けて、体験型のビジネスゲーム研修を提供しています。
ビジネスゲームは社内講師で実施いただけるようにゲームキットのレンタル、及び、運営用スライドの提供を行っております。レンタルキットにはゲームキット(情報カード等)・運営用のパワーポイント・動画マニュアル・ワークシートが含まれているため、研修の運営がはじめてのご担当者様でも進行いただけます。

運営用スライドには進行のポイントがメモとして記載されているため、社内のご担当者が講師役を務める場合でも進行しやすくなっています。

詳細な資料、お見積りをご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。


受講者同士がゲームを通じて、話し合いを活発に実施していました。
そのため、今年度も受講者同士がコミュニケーションをとって、
課題解決できるようなコンテンツが良いと思いました。
ベストチームは、チームで仕事をするにあたって、共通の目標に向かって
各々が力を発揮することを疑似体験することで、コミュニケーションが活発
になり、受講者達の日頃の業務に結びつけられるように感じました。
また、チーム内での心理的安全性という内容は、メンバー個々人のやりがい
や仕事のしやすさに直結する内容であると感じて選択しました。