女性活躍推進研修の回答をその場で可視化|フラグカード集計レポートを開発しました

職場で起こりうる50の場面に対する3択の回答をスマホ撮影で自動集計し、組織の「認識のズレ」や「強み」をグラフで可視化します。
個人を特定しない分析設計により、大人数研修でも参加者全体の傾向をその場で把握でき、研修後半の深い振り返りや対話を促します。
目次
1. 女性活躍推進研修の「気づき」をその場で可視化
2. 開発した集計レポートで分かること
3. 「認識のズレ」「強み」「伸びしろ」をどう判定するのか
4. 写真からレポートができるまで
5. 個人を特定しない分析設計
6. 集計結果を研修でどう活用するか
7. 女性活躍推進フラグカードの実施概要
8. 今後は匿名データを研修改善にも活用
9. よくある質問
10. 女性活躍推進フラグカード|研修導入をご検討の方へ
「女性活躍推進研修を実施しても、最後は参加者の感想を聞くだけで終わってしまう」
「グループごとに盛り上がった論点は分かるものの、参加者全体の傾向までは把握できない」
「大人数の研修で回答を集計したいけれど、入力作業に時間をかけられない」
こうしたお悩みをお持ちの人事・研修ご担当者の方も多いのではないでしょうか。
弊社では、対話型研修ツール「女性活躍推進フラグカード」の回答を、研修当日に集計・可視化するレポートシステムを開発しました。カードを使った対話の良さはそのままに、各グループの回答を研修後半の振り返りへつなげる仕組みです。

女性活躍推進研修の「気づき」をその場で可視化
【要点】従来のカード研修では、各テーブルで有意義な対話が生まれても、会場全体で意見の合致や相違を短時間で共有することが難しいという課題がありました。そこで、手書きワークシートの回答を読み取ることで、研修中に集計レポートを生成し、参加者の回答をその場で可視化する仕組みを開発しました。これにより、女性活躍推進研修における全体の傾向や認識のズレを迅速に把握できます。
女性活躍推進フラグカードは、職場で起こりうる50の場面について、「あるある」「微妙」「ないない」の3択で回答する研修用カードゲームです。参加者は回答カードを一斉に提示し、なぜその判断をしたのかをグループで話し合います。
このワークで大切なのは、正解を決めることではありません。同じ職場で働いていても、役職、経験、ライフステージなどによって見えている景色が異なることに気づくことです。
一方で、従来のカード研修には課題もありました。各テーブルでは有意義な対話が生まれても、研修会場全体で「どの設問の認識がそろい、どの設問で意見が割れたのか」を短時間で共有することが難しかったのです。
そこで、手書きワークシートの回答を読み取り、研修中に集計レポートを生成する仕組みを開発しました。
開発した集計レポートで分かること
【要点】フラグカード集計レポートは、ワークシートを撮影するだけで回答の傾向をその場で可視化し、研修後半で議論すべき具体的なテーマを浮き彫りにします。回答のばらつきから立場や経験による認識の違いを捉えることで、職場の強みや今後の伸びしろを把握できます。グループ単位と参加者全体の傾向が画面に表示され、研修の深い学びに直結する気づきを得られます。
各グループが記入したワークシートを撮影すると、設問ごとの回答数を集計し、投影用のレポートを生成します。個人名や個人ごとの回答は扱わず、グループ単位と参加者全体の傾向だけを表示します。

画面では、主に次の情報を確認できます。
・全員の判断がそろった設問
・「あるある」と「ないない」に分かれた設問
・職場の強みとして見えた設問
・今後の伸びしろとして見えた設問
・カテゴリ別、グループ別の傾向
回答のばらつきは、悪い結果とは限りません。意見が割れた設問には、立場や経験による認識の違いが隠れています。その違いこそが、研修後半で話すべき具体的なテーマになります。
集計結果の画面サンプルは、女性活躍推進フラグカード 集計レポート見本からご覧いただけます。見本内の企業名と数値はすべて架空のものです。
「認識のズレ」「強み」「伸びしろ」をどう判定するのか
レポートでは、回答の分布だけでなく、設問の性質に応じて結果を整理します。
認識のズレが大きい設問
「あるある」と「ないない」の両方に回答が集まった設問です。同じ職場について答えているのに判断が分かれているため、部署や役職によって経験が異なる可能性があります。

たとえば、管理職は「制度を利用しやすい」と考えていても、利用する側は「周囲へ言い出しにくい」と感じているかもしれません。数字を見ながら話すことで、抽象的な議論を具体的な職場の体験へ戻せます。
強みとして見えた設問
ポジティブな場面に「あるある」が集まった場合や、気になる場面に「ないない」が集まった場合は、現在の職場でできていることとして整理します。

改善点を探すだけでなく、続けるべき行動や制度運用を言葉にすることも大切です。できている理由をグループで共有すれば、他部署へ広げるヒントにもなります。
伸びしろとして見えた設問
ポジティブな場面に「ないない」が集まった場合や、気になる場面に「あるある」が集まった場合は、よりよい職場へ向けた検討テーマとして整理します。
ここでは、誰かを責めるのではなく、「明日から変えられる小さな行動は何か」「制度ではなく運用に課題がないか」という問いへつなげます。
写真からレポートができるまで
研修当日の流れはシンプルです。
1. 各グループが50設問の回答数をワークシートへ記入します。
2. 記入済みワークシートをスマートフォンで撮影します。
3. 画像を読み取り、「あるある」「微妙」「ないない」の人数を設問ごとに集計します。
4. 合計人数の不一致や未記入箇所をチェックします。
5. 投影用HTMLレポートを生成し、研修後半の振り返りで共有します。
実際の手書きワークシート1卓分を使ったテストでは、写真の準備からレポート生成までを1分13秒で完了しました。これは開発時の実測値であり、撮影枚数や記入状態によって所要時間は変わりますが、休憩時間中に集計して後半へつなげる運用を想定しています。
読み取り時には、設問ごとの回答合計がグループ人数と一致しているかも確認します。薄い文字や行のずれなどを人が最終確認する半自動方式にすることで、速さだけでなく研修で使える精度との両立を図っています。
個人を特定しない分析設計
女性活躍推進や働き方に関する回答は、扱い方によっては参加者の発言しにくさにつながります。そのため、この集計レポートでは個人名と個人ごとの回答を表示しません。
記録するのは、各グループの設問別人数です。たとえば「あるある3人、微妙1人、ないない2人」という集計値を使い、個人がどれを選んだかは追跡しません。
また、結果は人事評価や個人の選別に使うものではなく、職場の風土について対話するための材料です。研修冒頭で目的と取り扱いを説明し、安心して回答できる場をつくることが欠かせません。
集計結果を研修でどう活用するか
レポートを表示するだけでは、研修の成果にはなりません。結果を見た後の問いかけが重要です。
・意見が分かれた設問では、立場や経験によって何が違いそうですか?
・強みとして残したい行動や仕組みは何ですか?
・伸びしろの中から、明日から変えられることは何ですか?
たとえば複数部署が参加する研修では、グループごとの傾向を比較することで、全社共通の課題と部署固有の課題を分けて考えられます。同じ設問でも、ある部署では判断がそろい、別の部署では大きく割れることがあります。
研修の最後には、分析結果から気になった設問を1つ選び、具体的な行動へ落とし込む方法がおすすめです。「認識が違うことが分かった」で終わらず、対話から職場の変化へつなげます。
女性活躍推進フラグカードの実施概要
【要点】「女性活躍推進フラグカード」は、50個の設問に対して3択で回答しながら、女性活躍推進に関する現状を可視化する研修用カードゲームです。講師派遣・カード購入・キットレンタルの3つの方法で提供しており、講師派遣時には参加者が記入したワークシートをその場で集計・投影する集計レポート機能を利用できます。少人数から100名超の大規模な研修まで幅広く対応可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象人数 | 4名〜100名超(1グループ4〜6名推奨) |
| 実施時間 | 1〜2時間程度 |
| 回答方法 | 50設問に「あるある」「微妙」「ないない」の3択で回答 |
| 提供方法 | 講師派遣、カード購入、またはキットレンタル |
| 集計レポート | 講師派遣時に、記入済みワークシートをその場で集計・投影 |
カードゲーム自体の詳しいルールや設問例は、女性活躍推進研修で使えるカードゲーム「女性活躍推進フラグカード」をご覧ください。
今後は匿名データを研修改善にも活用
【要点】今後は蓄積されたデータを活用し、自社の結果を振り返るための参考情報として全体傾向を整理することを検討しています。これは他社との優劣を決めるためではなく、自社の特徴的な回答について議論を深めるきっかけとするためのものです。十分なデータ量が集まった段階で、分析方法や公開範囲について改めて検証を進めてまいります。
今後、実施データが蓄積した段階では、個人や企業を特定しない形で全体傾向を整理し、自社結果を振り返るための参考情報として活用することも検討しています。
ただし、他社平均と比べて優劣を決めることが目的ではありません。比較はあくまで「自社ではなぜこの設問の回答が特徴的なのか」を話す入口です。実施社数やデータ量が十分になった段階で、分析方法と公開範囲を改めて検証します。
よくある質問
Q. 集計レポートの作成にはどのくらいの時間がかかりますか?
ワークシートの撮影からレポート生成までは、テスト環境において約1分強で完了します。研修の休憩時間などを利用してスムーズに集計できるため、女性活躍推進フラグカードを用いた研修の後半パートへスムーズに移行可能です。
Q. 参加者の個人名や個人の回答内容が特定される心配はありませんか?
本システムは個人を特定しない分析設計となっています。グループごとの回答数のみを集計するため、誰がどの選択肢を選んだかは記録されません。女性活躍推進フラグカードのワークにおいて、参加者が安心して本音で対話できる環境を維持できます。
Q. 女性活躍推進フラグカードはオンラインでの実施に対応していますか?
本ツールは対面研修専用となっており、オンライン版の提供はございません。対面ならではのリアルな対話と、その場で可視化される集計レポートを組み合わせることで、女性活躍推進フラグカードの研修効果を最大限に高めることができます。
Q. 研修の実施にあたって、カードの購入やレンタルは可能ですか?
はい、講師派遣プランのほか、カードの購入やレンタルでのご提供も承っております。社内講師による内製化をご検討の場合など、組織の状況に合わせた最適な導入方法をご提案いたしますので、女性活躍推進フラグカードの導入についてお気軽にお問い合わせください。
Q. 集計レポートはどのような形式で投影や共有を行いますか?
スマートフォンで撮影したデータから自動生成されたHTMLレポートを、会場のプロジェクターやスクリーンに投影して共有します。女性活躍推進フラグカードの実施によって可視化された「認識のズレ」や「強み」を全員で同時に見ながら、具体的なアクションプランの策定に活用できます。
Q. どのような規模の研修で集計レポートを活用できますか?
数グループの小規模な研修から、大人数の研修まで幅広く対応しています。手書きのワークシートを撮影するだけで全体の傾向を瞬時に把握できるため、大人数でも集計作業に手間をかけることなく、女性活躍推進フラグカードの効果的な振り返りが可能です。
女性活躍推進フラグカード|研修導入をご検討の方へ
「大人数の女性活躍推進研修で、参加者全体の傾向を可視化したい」「カードゲームと集計レポートを組み合わせた研修について相談したい」という方は、お気軽にお問い合わせください。
詳細な資料、お見積りをご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

