今回はここ数年注目されているダイバーシティ&インクルージョンインクルージョンについて書いていきたいと思います。

これまでもダイバーシティ(多様性)の方は注目されていましたが、ここ数年、ダイバーシティ&インクルージョンという形で再注目されています。
今回はインクルージョンのフレームワークを紹介しながらインクルージョンって何?という疑問を解決できればと思います。

ちなみに、インクルージョン(Inclusion)という単語の意味自体は「含めること、包含、含有、包括」ということですが、以下のようにも訳されます。

〔社会的な〕一体性、〔人種・文化などの〕多様性の受け入れ

引用:https://eow.alc.co.jp/search?q=inclusion

つまり、これまでは多様性って大事だよねということが言われていましたが、それが実現されつつある中で、今度は多様性を受け入れて、とはいえ、一体感を持つことが大事だよね、というフェーズに進みつつあるということだと思います。

そもそも多様性のほうが実現できてない場合はまずはそちらからどうぞ、という形でしょうか。

では、インクルージョンが実現できているかどうかをどう判断していくのか?ということですが、ここで知っておきたいインクルージョンのフレームワークを紹介したいと思います。

インクルージョン フレームワーク

引用:”Inclusion and Diversity in Work Groups”, Lynn M. Shore, Amy E. Randel, Beth G. Chung, Michelle A. Dean, Karen Holcombe Ehrhart, Gangaram Singh, San Diego State University, Journal of Management Vol. 37 No. 4, July 2011

おい、英語出すなよ、という方も多いと思いますので(私がその1人です)、日本語版を御覧ください。

引用:経済産業省 改訂版ダイバーシティ経営診断シートの手引き P6
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/turutebiki.pdf

英語版の方の横軸の「Belongingness」というのは「帰属意識」という意味ですので、日本語訳とは少しニュアンスが異なるのかもしれません。英語版では所属している意識という意味合いで、日本語訳では受け入れてもらえている度合いということで、日本語訳のほうがやや受動的な印象ですね。

一般的な日本企業はどうしても右上の同化に行ってしまいがちと言われています。帰属意識は高いが、独自の価値を重視すると言うよりも同質化を求めるということです。学校教育とかまさにそうですよね。

職場でも出る杭は打たれるということがあるかもしれませんが、出る杭が打たれないことがインクルージョンが実現できているかどうかの一つの目安なのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしょうか。今回は最近話題の?ダイバーシティ&インクルージョンのインクルージョンの方に注目してインクルージョンのフレームワークをご紹介しました。


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