最近、ツイッターで面白いつぶきやきを見つけたので、それについて書いてみます。
それは、現代ではホウレンソウよりも、ザッソウが求められているのではないか?という話です。

え?ホウレンソウは食べられるけど、ザッソウは食べられないじゃん、それなのになんでザッソウが大事なの?と思った方もいるかと思いますが、当然ながらそういう話ではありません。

ここでいうホウレンソウとは、報告・連絡・相談のホウレンソウのことです。新入社員研修やコミュニケーション研修で聞いたことありますよね?
ホウレンソウ ザッソウ

ちなみに、報告・連絡・相談のホウレンソウの反対はチンゲンサイというらしいです。うまいこと考える人がいるもんですよね。

ホウレンソウ チンゲンサイ

チンゲンサイについては過去記事をご覧ください。

報連相の反意語はチンゲンサイ!?

ザッソウは雑談と相談

それではお待ちかね、ザッソウとは、なにか?結論は、雑談と相談です。

ザッソウ 雑談 相談

ホウレンソウから生き残ったのは相談だけで、新たに追加されたのが雑談です。

株式会社ソニックガーデン社長の倉貫氏は以下のように仰っています。

報告と連絡は過去にあった出来事の共有だ。
・・・省略・・・
そろそろ報告と連絡のためだけの会議は見直すべきではないだろうか。

職場の「ホウレンソウ」は時代遅れ、会社は「ザッソウ」で強くなる
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59797

報告と連絡は一方通行のコミュニケーションであり、わざわざ会議という形態で行わなくても良いのではないか?と提言されています。

一方、相談は双方向型のコミュニケーションであり、未来に向けての話し合いなので重要だということです。

また、雑談において先程の記事では以下のようにまとめられています。

雑談がつくる「心理的安全性」の高い職場

・・・省略・・・

ホウレンソウで話すのは業務に関することだけだ。むしろ、職場での
重要なコミュニケーションとは、あえて言葉にするならば「雑談」だ。

職場の「ホウレンソウ」は時代遅れ、会社は「ザッソウ」で強くなる
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59797?page=2

ここでいう雑談は業務以外の話しという印象が強いことから、職場における3つの支援で言うところの精神支援の文脈に近いのかもしれません。

なお、職場における3つの支援とは、中原淳先生の職場学習論で紹介されているものです。(下図)

ザッソウ 雑談 精神支援

確かに、研修などで3つの支援のうち、職場で足りていないのはなにか?と聞くと、圧倒的に精神支援と回答される方が多い印象です。

そういう意味でも確かに、現代では雑談が求められているのかもしれません

まとめ

いかがでしたでしょうか。現代に求められているのはホウレンソウではなくザッソウであるという話しをご紹介しました。

ザッソウ 雑談 相談


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